監督 ニール・ブロムカンプ
製作 ピーター・ジャクソン
キャスト シャルト・コプリー
デヴィッド・ジェームズ
南アフリカ、ヨハネスブルグ上空に舞い降りた巨大な宇宙船、その中には痩せ細った宇宙人が大勢生き残っていて、人々は彼らを「第九地区」に隔離する。MNUという組織の一員である主人公ヴィカスがこの第九地区に派遣されたことからこの事件は始まる。
いやはや、最初から呆気にとられた。
全編が主人公ヴィカスのニュース映像だったり、関係者へのインタビュー映像だったりとドキュメンタリー風に語られる。
第九地区がアパルトヘイト時代にヨハネスブルグに有った黒人の居住区そのもので、かなり風刺色の強い映画だと感じたが、観終わってもSFであってSFでないような印象。強烈な社会批判をしているのだが、ストーリー展開も速く、爽快なアクションシーンも盛り込んで、主人公ヴィカスの持つ弱さや心情、そして宇宙人の人間性(表現がおかしいけれど・・好ましい人間像だった)までも描ききっている。
本年度アカデミー賞 作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞にノミネートされているが、この映画の持つ独創性、社会性、宇宙人の造形、かって無いストリーテリングなどからのものと伺える。
しかし、PG-12でどぎつい描写も多く、好き嫌いが大きく分かれる作品と思う。なお,現地アフリカにはエビのような外観を持つ昆虫がいるそうで、この昆虫がグロテスクなのだが、宇宙人の造形やエビと言う呼び方はこの昆虫から来ているようだ。
ファミリー度 70点 カップル度 70点 映画好き度 75点
『第9地区』最新予告編
製作 ピーター・ジャクソン
キャスト シャルト・コプリー
デヴィッド・ジェームズ
南アフリカ、ヨハネスブルグ上空に舞い降りた巨大な宇宙船、その中には痩せ細った宇宙人が大勢生き残っていて、人々は彼らを「第九地区」に隔離する。MNUという組織の一員である主人公ヴィカスがこの第九地区に派遣されたことからこの事件は始まる。
いやはや、最初から呆気にとられた。
全編が主人公ヴィカスのニュース映像だったり、関係者へのインタビュー映像だったりとドキュメンタリー風に語られる。
第九地区がアパルトヘイト時代にヨハネスブルグに有った黒人の居住区そのもので、かなり風刺色の強い映画だと感じたが、観終わってもSFであってSFでないような印象。強烈な社会批判をしているのだが、ストーリー展開も速く、爽快なアクションシーンも盛り込んで、主人公ヴィカスの持つ弱さや心情、そして宇宙人の人間性(表現がおかしいけれど・・好ましい人間像だった)までも描ききっている。
本年度アカデミー賞 作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞にノミネートされているが、この映画の持つ独創性、社会性、宇宙人の造形、かって無いストリーテリングなどからのものと伺える。
しかし、PG-12でどぎつい描写も多く、好き嫌いが大きく分かれる作品と思う。なお,現地アフリカにはエビのような外観を持つ昆虫がいるそうで、この昆虫がグロテスクなのだが、宇宙人の造形やエビと言う呼び方はこの昆虫から来ているようだ。
ファミリー度 70点 カップル度 70点 映画好き度 75点
『第9地区』最新予告編
エイリアンのキャラが可笑しかった。エビのような昆虫がいるんですかー。
えぐいので人を選ぶ映画でもあるね。
でもこういう新感覚な映画がつくられたことは嬉しいことです。
宇宙人の人間よりも人間らしい?心を感じましたよね。これ説明が難しいですよね?(笑)
3年後 きっとヴィカスのもとに戻ってきてくれる気がします。
どぎつい、グロテスクな場面が多くてわたしは ちょっと苦手な映画でした。
アカデミー賞は社会派の映画に甘いよね。
お礼遅くなりました。