原作はトニー賞でミュージカル作品賞を含む6冠に輝いた同名のブロードウェイミュージカル。優しさが故についてしまった嘘が周りの多くの人達に希望を与えるセンセーションを巻き起こす。彼も暖かく見守る母親の愛情に救われて自分をも取り戻してゆく。
『ワンダー 君は太陽』などのスティーヴン・チョボスキーが監督、ラ・ラ・ランドの製作チームによる。主人公を舞台版に続きベン・プラットが演じ、ケイトリン・デヴァー、オスカー女優ジュリアン・ムーアに「魔法にかけれれて」のエイミー・アダムスらが共演する。
自分に自信が持てないエヴァン・ハンセンが自分に充てて書いた手紙が巻き起こす事態に悩む姿とアマンドラ・ステンバーグが演じた同級生のように自信満々のように見えても深い悩みを抱える人達が周りにあふれているという事実が胸にささる。それを解決できるのもやはり人の心や言葉(歌)。観て暖かい気持ちを長く味わえた。映画版でも元のミュージカルの良さをふんだんに盛り込んであったと思う。温かさを感じたい時に見直したい映画。
映画【Dear Evan Hansen】本国公式予告 (日本語字幕)
有り難う御座います(^_^)