人気テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版シリーズの2作目。一作目で香港でのだまし合いを繰り広げた詐欺師たちが、今度はシンガポールを舞台に大富豪一族の莫大な遺産を狙う。監督はこのシリーズの演出・監督を務めてきた田中亮。ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)らおなじみのメンバーにドラマや劇場版第一作目の出演者や新たなメンバーが加わる。今作のヒロイン的な役を広瀬すずによく似ていると評判の若手女優 関水 渚が演じる。
コンフィデンスマンJP特有の終始笑いにあふれた場面、場面とだまし合いの展開の痛快さはもちろんこの作品でもぎっしり詰まっていた。それと本作ではこのシリーズで初めて泣けた。コメディーで涙が流せるとは思ってみなかったし、シンガポールなどの風光明媚な景色や個性派ぞろいの俳優陣が織り成す物語が素晴らしく、とても贅沢に思える一作だった。そして関水 渚が演じるにせものの令嬢がどんどん綺麗になってゆき令嬢らしくなってゆくのでとても惹かれ私はファンになってしまった。最後に劇場内がどっと沸き、誰もが笑いに包まれるシーンもあるのでこれは見るひとはお楽しみに。
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』予告【7月23日(木・祝)公開】
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