『マトリックス』の第一作目が公開されたのが1996年。アカデミー賞4部門に輝いたほか「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」として米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録された歴史的名作を2作目『マトリックス リローデッド』3作目『マトリックス レボリューションズ』から18年を経て今回の『マトリックス レザレクションズ』として再生された。まさしく復活(レザレクション)。
主演と監督はシリーズ過去作と同様にキアヌ・リーヴスとラナ・ウォシャウスキーが担当。キャリー=アン・モスやジェイダ・ピンケット=スミスなど再登場のキャストの他、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世やクリスティナ・リッチらが共演。
この映画は「マトリックス」という映画を現代の人々に広く知らしめるという主旨が込められているように思う。第一作の公開当時、「驚異の映像革命」などと評されると同時に「仮想現実」というテーマを全世界に一般化したのもこの映画とも言える。今はバーチャルリアリティーなどの言葉がさかんに使われるが私が一番最初にこのテーマになじんだのは映画「マトリックス」だろう。
ネオとトリニティーが歴史的偉人のように描かれているのは私は大いに賛成。懐かしくふたたびこの世界にひたれて満足だった。
映画『マトリックス レザレクションズ』本予告 2021年12月17日(金)公開
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