You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

『ATOM アトム』

2009-10-12 11:08:05 | 映画[ア行]
監督・脚本 デビット・パワーズ
脚本    ティモシー・ハイド・ハリス
製作    マリアン・ガーガー
製作総指揮 ケン・ツムラほか

 小さな頃に見たアトム。この映画を見ながら、まだ始まって間がないのに何故か目が潤んでいました。
何故・・。アトムは新しく立体的な顔立ちになっているのですが、でも原作にとても近く、そしてその表情がいい。
空を飛び喜んでいる顔、辛い言葉を聞いて悲しんでいる顔、どれも素晴らしい表情。この映画でその豊かな表情を得たことがファンはとても嬉しい。そして人一倍人間的なアトムの心に触れ、すぐに感情移入してしまう。オリジナルの精神を守り、最高のスタッフを結集して作られた「アトム」。とても良かった。



 アトムの最初のテレビ放映はもう46年も前のこと。そして80年代にカラーのTVシリーズ化、2003年にはASTORO BOY 鉄腕アトムとして手塚プロとソニーピクチャーズが手を組み作ったシリーズは世界40カ国で放映されており、もはやあらゆる年代そしてあらゆる人々が親しんだ相手。
 本作を製作したイマジ・スタジオは香港とロサンゼルスを本拠地とする新進気鋭のアニメーション製作会社でこれまで「ミュータント・タートルズ」などを手がける。
 製作のマリアン・ガーガーは「21世紀の観客の感性に合わせつつも、製作の誰もがオリジナルの鉄腕アトムに忠実であろうと一番にこだわった。」とのこと。アメリカのミッキーマウスと同じように、アトムは日本の宝だからと。
このスタッフだからこそ、この素晴らしい映画が出来たのだと思う。



ファミリー度 95点  カップル度 90点  映画好き度 90点




『ATOM アトム』予告




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