監督 原田 眞人
キャスト 堤 真一
堺 雅人
尾野 真千子
山崎 努
2時間25分という長編ですが、長いと思わせない映画です。
23年前、御巣鷹山に墜落した日航ジャンボ機の事故を報道しようとする北関東新聞の記者達を描いた作品だということもありますが、やはりこの映画が観る人を惹きつけるのは、堤真一を始めとして堺雅人、尾野真千子、遠藤憲一、蛍雪次朗、でんでんらの迫真の演技だと思います。
登山時に起きる極限の精神状態“クライマーズ・ハイ”。かってない大事故に遭遇した新聞社の全ての人達がそれと同じ様な状態に陥ったとき、自分の極限までを出しきって疲れるもの、激しくぶつかり合うもの、あくまでも 自分の信条に徹するもの、様々な悲哀を感じながらも誇りを持ち続けるもの、そういう人間模様を圧倒的な臨場感で描いています。
山登りのシーンとリンクさせた物語の進行は、題名のクライマーズ・ハイと重なってとても印象的です。
最後のシーンは原作には無いそうですが、堤真一親子の関係をもっと心情細かく描き、丁寧に最後のシーンを見せてくれればもっと感動的だったかと思います。
ファミリー度 65点 カップル度 75点 映画好き度 75点
キャスト 堤 真一
堺 雅人
尾野 真千子
山崎 努
2時間25分という長編ですが、長いと思わせない映画です。
23年前、御巣鷹山に墜落した日航ジャンボ機の事故を報道しようとする北関東新聞の記者達を描いた作品だということもありますが、やはりこの映画が観る人を惹きつけるのは、堤真一を始めとして堺雅人、尾野真千子、遠藤憲一、蛍雪次朗、でんでんらの迫真の演技だと思います。
登山時に起きる極限の精神状態“クライマーズ・ハイ”。かってない大事故に遭遇した新聞社の全ての人達がそれと同じ様な状態に陥ったとき、自分の極限までを出しきって疲れるもの、激しくぶつかり合うもの、あくまでも 自分の信条に徹するもの、様々な悲哀を感じながらも誇りを持ち続けるもの、そういう人間模様を圧倒的な臨場感で描いています。
山登りのシーンとリンクさせた物語の進行は、題名のクライマーズ・ハイと重なってとても印象的です。
最後のシーンは原作には無いそうですが、堤真一親子の関係をもっと心情細かく描き、丁寧に最後のシーンを見せてくれればもっと感動的だったかと思います。
ファミリー度 65点 カップル度 75点 映画好き度 75点
私は堤真一が演じたデスクの役が原作者だと思っていました。意外です。
ですが 俳優人たちの演技がすばらしくて あの新聞局の編集室にいるような緊迫感、緊張感がすごく伝わりました。
クライマーズ・ハイの意味も初めて知りましたが あの事故があってからの1週間の記者たちの状況、まさにそうでした。
あの堺雅人を演じた記者が 原作を書いた横山秀夫さんだそうです。地方新聞社の記者だったからこそ このような本が書けたのだと思います。先陣として御巣鷹山に登ったリポートを聞くとその惨劇に胸が痛いです。
今のように携帯電話のない時代。記者たちの苦労もまた知ったのでした。
TRありがとうございました。