花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

花桃 3

2007年03月19日 21時33分07秒 | 春夏の花
青空に映える白い桃の花。
明らかに露出オーバーだがisoをHI200にしているので結構白の諧調が粘ってくれた。

このカメラは抜けるような青空を映しても微妙に濁ったような色を出すが、
淡淡(アワアワ)とした色とか中間色を味わい深く出してくれる。
影部分の花びらの薄い質感が綺麗。

2007年03月18日 21時14分43秒 | 
初・トンビ以外の猛禽。魚とり専門の鷹・ミサゴ。
やはり猛禽は素晴らしい。が、いかにも遠いので等倍までトリミングしての一葉。

等倍表示だと、悪いというほどではないが本体シャープネス処理での荒れが目立つのが良くない。良いレンズを使って本体シャープネス処理を切れればそういうことはないが、なかなかそう上手くは行かない。


上空でホバリングして魚を狙う。こちらもめったに上手くは行かないが、抜群のシャッターチャンスをくれる。
これをケータイ用壁紙にするとすこぶる具合が良いので、トリミングして使ってくれても良い。

尉鶲 7

2007年03月18日 01時51分35秒 | 
風に吹かれてポワっとしているジョウビタキ。
埃っぽいような色合いを光る背中が裏切るわけだが、その事はおくびにも出さない正面姿。

種族的には、先のヌエと同じツグミの仲間なのであるが、サイズも、ほか全ても雰囲気が違う。

2007年03月16日 00時26分37秒 | 
陽の届かない(御所の)林の中のトラツグミ。
この独特なうろこ状の縞模様が虎的かというと首をひねらざるを得ず、
ヌエという古名の方が詩的でもあり、むしろこちらで呼びたい。

名も無い謎の怪物が、啼く声がヌエに似ているというので怪物の方をヌエと呼ぶ事にしたという例の声が聞けなかったのは残念。


少し陽のさしたところで。
やはり、暗いところの方が雰囲気が出る鳥だ。

柄長 8

2007年03月15日 00時46分31秒 | 
相当、見慣れてしまったエナガで、どこかで声がしても狙いに行くことも少なくなったが、条件が良いと動きのある絵に挑戦してみたくなったりもする。


エナガというものは、こういう絵で充分であって結局こういうのの方が良いものであることはわかっているのだが。

2007年03月14日 00時22分10秒 | 春夏の花
ただのぺんぺん草も、見ようによってはなかなか可憐な花である。
正式名称はナズナといい、若い芽は食用にもなり春の七草でもある。

ぺんぺん草が生える、―も生えない、等の慣用句から、実際の語義には
無くても草自体に貧乏臭いイメージが付いてしまっているが、
現物の見た目も、最初の物言いに矛盾するようだが、非常に貧乏臭い。
葉が繁ったり花びらがヒラヒラしたりしないせいであろう。

小さいながらきちんとした花の形を作っているのは良い。
そのあたりが救いになっている。

白木蓮 3

2007年03月13日 01時12分24秒 | 春夏の花
この大木になっているのが非常に好きで、毎年楽しみにしているが当たり年とハズレ年がある、このハクモクレン。
満開まであと少し時がある。
今年は、1の写真の年ほどではなさそうだが、去年はほとんど花が付かなかったので、それよりはずいぶんマシ。
昨日のヤマガラ写真と同じ木。


超広角で異様なパースをつけても一枚。
微妙。

山雀 8

2007年03月11日 21時27分58秒 | 
白木蓮の花にかぶりつくヤマガラ。
(*゜∀゜*)ウマーの顔文字そのままの顔になっているのは、蕾の花びらを食い破って捨てているところなので、笑っているというわけではないが動きのテンションがいつになく高かったのは事実。
「とりぱん」で、旨いものを食べた鳥が感動する描写は、擬人化が入ってはいるが無いことではない。

STFでも一枚。
モクレンの花くらいだと、花自体に停まれる。花はボロボロになる。
痛むのが早い花だと思っていたが、こういうことがあるのでは致し方ない。
許すも許さぬも無いが、旨そうに食っているので、まぁ許せる。

2007年03月10日 23時29分40秒 | 秋冬の花
フキの花の蕾。つまりフキノトウ。
地下茎が排水溝のコンクリートに阻まれて地上に出てきて、白々しくフキノトウをつけているが、たぶん未来は無い。


綺麗に出ていると、こんな感じ。
小さい比較対象があると、こんなでもずいぶん大きそうに見える。

食べ物としてのフキノトウは、まだあまり旨いとは思えない。

頬白 3

2007年03月09日 23時58分05秒 | 
枝から枝へ飛び移ろうとするホオジロ。
顔の模様が怪異な割に体のボリュームが不足しているのが残念。

さて、今日はアメリカでやっているカメラショーのNEWαネタで一日ソワソワしていたが、朝一の情報以上の事は遂に出なかった。
個人的には「プロ用」の三角帽子がいたくお気に召したのではあるが、常識的に考えると2007年中に出る一つとはハイアマ向けのAPSCボディであろうと思われるので、しかしそれでもいいから、ASAPで新しいボディが欲しく思っている半可通カメラマンにNEWαを供給して欲しいものだ。

そういう願いを込めた飛びもの写真。

椿 2

2007年03月08日 22時30分38秒 | 春夏の花
12月から5月くらいまで品種・個体ごとに延々と咲いているツバキを、冬の花に入れるか春の花に入れるか少し考えたが、椿なら春のものだろうということは自明なのであった。
で、この写真は、ツバキといえば絶対ヤブツバキ派である私としては単純な花マクロでもなくベタ過ぎもせず綺麗に撮れた気がして気に入っているもの。
特に、葉のビニール質的な光沢が綺麗。
ビニールというのも植物の化石である石油製のものであるので、まるきり縁の無いものではない。木から花から全体に作り物めいているツバキには良い例えだ。

黄立羽蝶 4

2007年03月07日 21時56分56秒 | 蝶・蛾
異様に暖かだった日曜には元気だったキタテハ蝶、早春にしてボロな羽は冬眠して越冬してきた事をうかがわせる。
あいにく月曜以降またずいぶん寒くなってしまったが、どんなものだろうか。

枯れ草も暖かそうに見えるが、その枯れ草の茂みの中ではホオジロやウグイスや雀がチョロチョロと顔を覗かせており、非常にリスキーな環境で生き抜いてきていることを考えると、ただのキタテハも少し輝いて見える。

鶯 2

2007年03月06日 21時50分26秒 | 
まだ枯れ野原で、例の鳴き声を練習中のウグイス。
今回は目の前でホーホケキョ、もとい、ホ、ホ、ッケッキュと鳴いてくれたので間違えようも無くウグイスであったが、多少ばつの悪さが残った。

背のウグイス色は羽ばたく時、光沢の反射具合が美しいが写真に出来る物ではなさそうだ。

瑠璃唐草

2007年03月05日 22時07分57秒 | 春夏の花
閉じたオオイヌノフグリの花マクロ写真である。
このブログでは、自分がなんとなくそうしているだけだが、タイトルを漢字名にしているので、別名の方をタイトルにした。
そういうデリカシーのようなものは大事であろうと思う。


ところで、噂の段階で非常に興味をそそられていたオリンパのE410が正式に発表された。

そもそもは標準域ズームレンズの良いのが欲しい気がしたのが始めで、ツァイスのバリオゾナーを考えていたところ、E400のカタチを見てコレはカッコいいと思ったのと、コレなら標準レンズセットでバリオゾナーと同じ位の値段で、しかもライブビュー一眼が買えるかもと思ったのであった。
そうするにつれ、あれこれ夢が広がっていたものの、その広がった夢の内容はpro1で普通に叶えられることに気付き、しかし物欲とはそれで済むものではないので困っていたところであった。
pro1の画質に不満が無く、物欲の正当性を自分に主張できずにいることが困りものなのである。

で、今回の発表を見て、ソレ良いんじゃないのと思った瑞光デジタル12-60(24mm~120mm)レンズがE410同時発売ではないようなので、少し落ち着いた。
あとはSONYの次αが良さげであれば、私的Eの出番は無い。
良くなさげであれば、結局E410を買ってしまうんではないだろうかという気は今もしている。

姫踊子草と七星瓢虫

2007年03月04日 21時27分36秒 | 
冗談かと思うほど晴れて暖かくなった今日。気温20℃オーバー。
草むらのいたるところで紋白・黄・黄立羽蝶がヒラヒラしていたが、それよりはるかに小さいながら目を引いたテントウムシ。
硬質のボディに写りこんだ太陽と青空も眩しい。
フサフサのヒメオドリコソウも暖かげで、冬の匂いがどこにもない一葉。

久々の虫写真に合わせて、使用カメラも久々のPro1。
その辺の心境は、明日結論が出るかもしれないネタ。
オリンパのE410(噂)に興味が湧いてきた昨今。