花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

並揚羽蝶 13

2010年09月13日 21時36分31秒 | 蝶・蛾
ナミアゲハのダブル。

α55ではとにかく連写で数を撮ってしまうためRAWを残すのは、面倒そうなのと連続撮影枚数が減りそうなのと電池をより多く使いそうなので避けたが、
このように撮ったあとでもう一段階暗くしたいという調整がきかないのはやはり困りものだ。
あと、調子にのって撮りまくっていたら熱ストップがかかったことも一度あった。
そういうこともあるが、やはり写真の完成度を考えるとRAW付きで撮るべきではあるんだろう。




アゲハに関しては、黒部分が大きくて大柄な、きれいな夏型のアゲハだ。



蝶が複数いると風景が華やかで良い。

黒せせり蝶と吊舟草

2010年09月12日 20時44分08秒 | 蝶・蛾
ツリフネソウの壺状の花に顔を突っ込んで蜜を吸うクロセセリ。
この花が食虫植物であったりしたら完全にアウトだが、別にそんなことはない。

蝶は地味ながら、花の造形、蕾の並びは美しく、渋ユーモラスな絵である。

powershotでも出来たが、可動液晶のライブビューで低い位置の被写体を下から撮れるのは、実に具合が良い。


スイングパノラマ

2010年09月11日 22時32分18秒 | Weblog
パノラマ写真モードは10年前のデジカメにも付いていた機能だが、カメラを一振りすることでパノラマ写真を自動生成する
「スイングパノラマ」は、大きい系のカメラではようやくα55/33で使えるようになった。
とても面白そうだとは思っていたのだ。



で、このさして広くもない写真が何かというと、望遠レンズで大きく背景をぼかしながら広角的に程々の範囲を写したものだ。
gooブログは先日からアップロード画像を横1920pixより大きくできなくなったのでインパクトが薄まった絵になっているのだが、
望遠レンズの背景圧縮効果とボケ具合と、程々に広い範囲が写っているのは、実は普通には撮れない写真なのだ。
これくらいでも広角で撮ると、もっと遠近感が出てしまう。



ただ、1枚の写真の中でも左右でカメラを振る時間差があるので、例えば流れる水、揺れる草などはかなり残念なことになる。





草むらの成功例と壮絶な失敗例。
失敗の方も、これはこれで前衛的で面白い。

α55

2010年09月10日 21時33分50秒 | Weblog
噂のα55さんである。
微妙なところも多々あるのではあるが、α900は手放せないので、今後α77とか99とかが高性能好感触で出ても大きく重くなってしまえばいろいろ無理だという判断のもと、こいつを入手することにした。

α700も900も大変に素晴らしいが、存在のコンセプト自体がレトロなカメラでもある。
いろんな先進の技に指をくわえていた身としては、そろそろ食指を伸ばしてみる時期だ。
発売日購入に関しては、初回ロットで不具合の出るリスクを避けて2,3ヶ月待つという手はあったが、SONYのαはキヤノンやニコンに比べても派手な不具合を出していない実績で信頼できる。
(地味な不具合なら、700でも900でも電子ダイヤルがへたれるのがある。コニカミノルタ時代には派手なCCD不良リコールがあった)
最近いろいろ惰性であるし生きていて良いこともないし、一発なにかで景気を付ける必要もあった。

夕刻に早速試運転。

ウツギにホウジャクが出てきてくれた。
下は6/10秒の6枚連写。
最初の一枚はまだピントが不十分だが、後からちゃんとピントが合ってきている。
すごい。面白い。
発売前に梅田で触ったときにも、これは写真を撮るということとはちょっと違うことをしている気分があったが、外で、より激しく動くものを追っていると、より強くそういう感じがした。
かといって動画では、(やってみたが)この蛾を見えるサイズで2秒以上画面に収めることは難しい(もし出来たら生きもの地球紀行とかに売れるレベルだ)。


カメラの評価は、後日全部試してから行ないたい。
とりあえず触ったぶんの好感触は、この写真で見てやっていただけると思う。

参道脇の猫

2010年09月09日 21時24分41秒 | ねこの風景
神社の参道の脇の茂みからもの欲しげな視線を送っている猫。
一見身奇麗だが、鼻の頭の汚れ具合から見て、半野良くらいの猫であろう。
絵的には、居たから撮ってみただけの一葉。

もの欲しげということで、明日がα55の発売日だ。
700と900は難波さんでフライングゲットできたが、北村さんでの55はオフィシャルどおりに明日だ。
前のは縦グリップにポイントを使うからポイント高めの難波さんでよかったが、今度のはポイント消費の当てがないから現金安めの北村さんで、と思ったがこういうこともあるのか。
まあ、どうにもこうにも明日だ。

2010年09月08日 21時50分13秒 | 秋冬の風景
梅雨明け一発目だったかもしれないくらい久しぶりののひと雨があって、急にちょっと9月っぽい気温になった本日。
写真はそれと関係なしに、去年の天智天皇陵の杜。
こういうゴーストやらフレアーやらが出るのは客観的に褒められたことではないが、私は大好きだ。
α55では透過ミラーの具合で、また変わったゴーストが見られるという。期待大だ。



そういえば、天智天皇は、てんちてんのうだと思っていたがオフィシャルにはてんぢてんのうなのである。
google漢字変換ではどちらでも、てんじてんのうでも変換できるが、ものによってはてんぢてんのうでしか変換できなかったりする。
豆知識。

黒揚羽蝶 11

2010年09月07日 21時06分58秒 | 蝶・蛾
オレンジ色のキバナコスモスの中を飛ぶクロアゲハ。

正確には、クロアゲハかカラスアゲハかモンキアゲハかオナガアゲハか判断できないが、まぁ、クロアゲハだろう。

動きものといえば、α55は予約してあるが、はて発売日ゲット出来るだろうか。
予約のタイミングがちょっと遅かったので、当日になってまだまだですとか言われたら悲しすぎる。

金蛇 4

2010年09月06日 22時44分00秒 | 
草木も空気もじっとりと熱をもった底でひいやりとしている石に貼りついたカナヘビ。



カナヘビは基本、表皮の質感が乾いているので、乾いたところに出てきているとイグアナ的で良い絵になるが、こうして湿っていてもトカゲ的で、また良い。

飛蝗 4

2010年09月05日 22時01分42秒 | 
続く暑さに根負けして、今年分の在庫も切らしたので去年からの在庫写真。

例年ならそろそろ秋の蝶のシーズンに入るが、今年は来週末までも晴天続きの予報で、まだ夏が続く感じだ。
写真は、どこから草でどこまでがバッタかわからないような、バッタ。
マクロで近眼的な一葉。

褄黒豹紋蝶 13

2010年09月03日 21時46分12秒 | 蝶・蛾
花壇の上を飛ぶツマグロヒョウモン。
下のメスの位置と羽の角度が気に入らないが、数枚撮れたなかではこれだけがまだマシなものだった。

以前に撮ったツマグロはどうだっただろうかとブログの検索窓から検索してみたら、結果画面がさっぱりわけわからない形に謎の仕様変更されていて、gooは何かそういうことが最近えらく多い。はてさて。