ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

国鉄・宮之城線の今  276  

2010年02月18日 21時18分26秒 | Weblog
 踏切に立ち止まってばかりもいられません。
 そろそろ前進します。

 273でも述べましたが、ここの直線は絵になります。

 273の写真よりこちらがいいですね。

 電柱が見事な遠近になっています。



 ただ、路盤の左側に白く傾いた何かが見えます・・・・・
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国鉄・宮之城線の今  275

2010年02月17日 22時50分45秒 | Weblog
 この踏切には、よく分からない物が残っています。

 宮之城線の跡地でも、こんな物は唯一なんですが、踏切跡から10mほど佐志駅よりの所に、籠のような施設が残っていました。

 273の写真は昨年10月末の姿で、その時にはつる草に覆われており、発見はしたものの、何がなんだか分からない感じでした。
 年末に訪れた際には、周囲の草はすっかり除草され、全体の姿がはきっりととらえられました。

 いったい何なんでしょうか。
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国鉄・宮之城線の今  274

2010年02月17日 22時46分26秒 | Weblog
 273で紹介した踏切です。

 現在、アスファルト舗装されている横切る道路の脇に、こんなコンクリートの塊がありました。
 遮断機か警報機の跡なんでしょう。

 ただし、反対側には見あたりませんでした。
 
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国鉄・宮之城線の今  273

2010年02月17日 22時38分31秒 | Weblog
 乙号距離標を過ぎ、左カーブはこの辺りから田んぼの中を直進します。

 その入り口には、踏切があったようです。

 ここは、いつ来てもいいですね。
 絵になるというか・・・・・
 電柱が遠くなるにしたがって、次第に短くなっていく姿、隣りの道路や車・・・
 本当に、絵になります。
 
 現存する宮之城線の跡地で私が好きな場所・景色の一つです。


 そして、この踏切を過ぎると、左斜め前方には、次の佐志駅の姿が見えてきました。
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国鉄・宮之城線の今  272

2010年02月17日 22時13分28秒 | Weblog
 271の写真にもちらりと写っていますが、乙号距離標らしき支柱が残っていました。
 乙号距離標というのは、500mおきに立っている距離標です。

 これまでにも触れたかもしれませんが、甲号が1㎞おきに立っているので、通称キロポストと呼ばれています。
 川内からここまででは薩摩山崎~船木間に25㎞のキロポストがよく紹介されています。
 私が見つけた範囲で言えば、宮之城線には後2箇所見つけました。

 丙号の距離標は100mおきです。
 これは、ここから佐志までの区間にもあり、明日か明後日あたり紹介することになります。

 乙号というのは、宮之城線跡で現地に残っているのはここだけではないでしょうか。


 さて、ただのコンクリートの塊です。
 これが乙号ではないかと考えるのは、ここから佐志駅までの間に43㎞のキロポストがあり、そこから宮之城側に500m離れているからです。

 さてさて、この乙号距離標の横には信号ケーブルの標識も寄り添うようにして残っていました。
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国鉄・宮之城線の今  271

2010年02月16日 23時00分13秒 | Weblog
 269、270の坂を登り切った所から正面の景色の中に、よくよく見ると、霧島の韓国岳が見えます。
 この写真の中央の奥にも写っています。

 ちょっと列車が走れば、すぐに見えなくなってしまいますが、ほんの一瞬、見えます。

 韓国岳は標高1700mで、霧島連山の最高峰です。
 鹿児島県の最高峰は、九州の最高峰でもある屋久島の宮之浦岳で1935m。鹿児島県本土では韓国岳が県内の最高峰になります。

 その韓国岳が宮之城線最初の急勾配を登り切った地点から、ちらりと見えるのは、ある意味、ごほうびかもしれませんね。

 真冬の天候のいい日には、積雪で真っ白くなった韓国岳が光って見えていたはずです。
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国鉄・宮之城線の今  270

2010年02月16日 22時43分44秒 | Weblog
 269の坂を上り詰めた場所から進行方向を見直すと、ゆったりと左側へとカーブをとっていく路盤跡が目に飛び込んできます。

 急勾配の坂を一気に上ってきた列車の運転手の目には、佐志駅まで続くこの大きな大きな左カーブが見え、坂を登り切った安心感が若干の下りによるエンジン出力の緩みと一体になって感じられたに違いありません。


 なお、写真左側には擁壁が残っていました。
 さらに、線路幅の左右には側溝も残っていました。
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国鉄・宮之城線の今  269

2010年02月16日 22時30分39秒 | Weblog
 橋の名前はなんというのか分かりませんが、今まで鉄橋と併行して走っていた道路の橋の名前が簗詰橋というようですから、単純に新簗詰橋でしょうか。

 この橋からは見た目にも急勾配ということが分かります。

 橋を渡り、上り詰めた場所にやって来ました。
 そこから宮之城駅側を振り返って1枚。

 今、気づいたのが、写真左側の民家の黒い壁と側溝のふたが描いている角度。いったいいくらぐらいあるんでしょうか。
 三角定規をあててみたくなってきます。

 これは30‰とは言わないほどあるのではないかと思います。
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金曜ロードショー「ルパン三世 the Last Job」を見ながら

2010年02月16日 00時13分41秒 | Weblog
 先週の話だけど、金曜ロードショーで「ルパン三世 the Last Job」をやってましたね。

 仕事から帰宅した時には、もう始まっていたわけだけど、夕食を口にしながら、楽しまさせていただきましたわ。

 いきなり銭形が死亡?!
 ありえん、どっかで絶対にどうにかして生き返ってくるわと思いつつ・・・

 どこかキャッツ・アイ的なヒロインにどきどきしながら・・・

 だんだんと見はまっていく私。 
 

 やれ風魔だ、やれブラックホールだと、どう見ても荒唐無稽な設定に・・・
 
 さすがに、ちょっとひいてしまいましたけど。


 あの秘宝の赤く光る石の秘密が気になる・・・

 カギをにぎっているのは風魔の子孫のキャッツ・アイ風の美女姉妹。何かの秘密の合い言葉に石は反応するはずだ、と私の勝手な思いこみ。

 思い詰めた美女の表情に、美女に同化してしまい、私がつぶやいた言葉。
「風魔には、昔から伝わる秘密の言葉があるの。それは滅びの言葉。」
 めいっぱい
「バルス!」

 ・・・って、ラピュタかい・・・・・

 敵のモルガン(だったかな)が、自分の家来の忍者たちを犠牲にして、「人がゴミのようだ」ってムスカみたいに高笑いする場面があってもよさそうなのにね。


 娘たちが思わず固まってしまった・・・


 ってことで、そんな場面が出てくる度に「バルス!」と叫ぶ私。







 結局、合い言葉も、呪文も、滅びの言葉も、バルス!もなく、終了。

 ただし、ラピュタの呪縛を乗り越えるのに、ブラックホールはあまりにもとっぴもなく、これでいいのか?って思ったわけさ。


 以上、ルパンの感想。

 ええい、読者のシラケ感に「バルス!」 

 
 



 
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国鉄・宮之城線の今  268

2010年02月15日 22時52分55秒 | Weblog
 それでは、ブルーシートのかかっていた橋を横から見ていただきましょう。

 川内川支流の穴川は、この後も次第に深い谷間を作りつつ、宮之城線で現在最も有名な鉄道遺構のある薩摩永野駅の近くまで、そして、永野金山まで続いています。

 266、267の写真で見ても分かると思うのですが、ここから約300mほどでしょうか、けっこうな上り坂になっていることがうかがえます。
 国土地理院の地図で見る限り最低でも10mは上っています。

 この勾配は水平300mに対して10m上昇したと仮定すると、勾配は30‰を越えます。
 
 川内から走ってきて、ここに来て初めて30‰を超す急な坂を迎えたことは、いよいよ宮之城線が平坦な区間から山岳の路線に入ろうとすることを表しているようです。

 
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