カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

ジャマイカ「ゴートカレー」

2006-08-06 | 海外
今日はジャマイカの「ゴート(ヤギ)カレー」を紹介します。
場所はアップタウンの国道沿いの地下のお店にあります。
(ジャマイカでは店名を出しているお店が少ないんです。)
ちなみに場所はこんなところです。
今日はお昼ご飯を食べにやってきました。




店内は厨房と客席に分かれていて、
客席はプラスチックのテーブルが4席。
まあ、本当に場末の食堂って感じです。

ちなみにメニューはこちら。
これを撮るのはかなりの勇気がいりましたが、
頑張ってみました。



メニューは上から順に
・フライドチキン(小&大)
・魚の炒めもの
・牛の尻尾の煮物
・ビーフシチュー(日本の物とは全く別です)
・ヤギカレー
・ステーキ(当然、日本の物と別物)
・豆のシチュー
・本日のスープ
・アキー(塩ダラと木の実の炒め物)
・CHOP SUEY(これだけなんだか分かりませんでした)
・ローストビーフ(単なる肉の切り身)
・カレー(チキンカレー)
右側はドリンクです。

上記から毎日日替わりで3点が出されます。
今日はフライドチキンに牛の尻尾の煮物、ヤギカレーです。

まあ当然のようにヤギカレー(450円)を注文。
待つこと10分。カレーがやってきました。
これが本邦初公開!ヤギのカレーです。



さて、いただいてみますか。
右上に鎮座するのはヤギの肉がゴロゴロと入ったカレー。
まずは一口。

おぉ、ヤギ肉とトマトと玉ねぎと青唐辛子の
渾然一体となった甘辛感!
ジンギスカンが全く食べれない僕でもおいしくいただけます!!
が、しかし。
これも、どこの部分が入ってるか分かんないんです。
正直、骨が多すぎ!!

が、それを除けば食べやすいです、これ。
辛さはホールのブラックペッパーが入っていて
時々舌にくる辛みがありますが、
全体的にはかなりマイルド。

カレーの横にはポテトサラダ。
さらにピクルスのようなキャベツ。
こちらは日本のものと味がよく似ていて、
大変食べやすいです。

まあ、上に載っているキューカンバとトマトは彩りなんでしょうね。

そして、肝心のライス。
これは、塩味のついたレッドビーンズ(小豆のおっきいやつ)と共に炊いたものなんですが
これが、カレーとまた合わないんですよ。

ダールカレーとはまた違った「もそもそ」感とでもいうんでしょうか。

すごく大まかに分かりやすくいうと、
お赤飯と一緒にカレーを食べている感じなんですよ。
そりゃ、合うわけないすわ・・・。

まあ、カレー自体はまあまあだったので、
次はチキンカレーも試してみたいと思います。



ジャマイカ「チキンカレー」

2006-08-06 | 海外
今日はジャマイカのチキンカレーを紹介します。
場所はジャマイカのダウンタウンのハーフウェイツリーという
繁華街の中にあるショッピングモールの中です。

まあ繁華街とはいえ、決して治安がいいわけではありません。



まあ、こんなところにあります。

で、こちらに2軒並んでジャマイカンローカルフードのお店がありました。
メニューは大体同じです。
カレー(鳥・ヤギ)、牛のテールの煮込み、アキ(木の実と塩漬けのタラの炒め物)などなど。

ということで、チキンカレー(240J$[ジャマイカンダラー]:約500円)
を注文。

待つこと2、3分。カレーがやってきました。
それがこちらです。



具はジャガイモとにんじんが少々。
それに、鳥の得体の知れない部分がゴロゴロと。
何か、鳥が丸ごと1羽入っているって感じです。
横にはキューカンバとキャベツの炒め物がついてます。

さて、いただいてみますか。

まずはライス。
典型的なインディカ米です。
若干くせのあるにおいがしますが、
まあ、カレーの匂いであまり気になりません。

野菜の炒め物は中華料理のような味で、
結構おいしいですね。

肝心のカレーは、ソースが少なく
カレーを食べているというよりは
カレー味の鶏肉を食べているというような感じですね。

カレー自体は辛さがほとんどなく、
鶏肉の出汁がしっかり利いていて
見た目からは全く想像できませんが
日本のカレーに近いような味でした。

正直驚きでした。

ということで、明日からはしばらくジャマイカンカレーでお楽しみ下さい。



帰ってきました!

2006-08-04 | 海外
侍です。
ということで、無事に帰ってまいりました。
いやー、ジャマイカは暑かったです。

今回はジャマイカからコロンビア、メキシコ、アメリカと
回ってきました。

ジャマイカにはカレーがありましたが、
南米の方はカレーがありませんでした。
(豆のチリ煮込みみたいなのが唯一該当するかも)

ということで、ここ数日間に分けて
旅カレー特集をお送りします。

ジャマイカに行かれる方(そんな酔狂な人間がいるとは思えませんが)は
参考にしてみて下さい。

と、その前に。
まず恒例のように成田で腹ごしらえを。
今回は第一ターミナルのその名も「グルメ」というお店に行きました。



店内は30人ほど入るでしょうか。
ファミレスのような感じです。



店員さんにオススメを聞くと、オムレツカレーコロッケ付きのCセット(997円)が
オススメとのことで、注文してみました。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



オムレツにはビーフカレーがかかっており、
サラダとコロッケが2つ載っています。
さて、さっそくいただいてみますか。



まずルーを一口。
うーん、辛さをほとんど感じないマイルドなルーですね。
万人受けするというか、子供にも食べやすい感じです。

オムライスは固めの卵にご飯がしっかり詰まっていて、
カレーとの相性もまあまあだと思います。

まあ、コロッケが冷凍というのはご愛嬌ですか。

で、ここでふと気付いたことが。
周りのテーブルで食べられているオムライスを見ていると、
形が全く一緒なんですよね。

あのー・・・。
もしかして、オムライスそのものが冷凍ってことっすか??
そりゃ形が一緒ですわな。

まあ、味そのものは別に悪くないというか、
万人受けするファミレス的なお味なんですけどね。

日本の冷凍食品の技術に素直に脱帽した今日この頃です(笑)
明日からはジャマイカのカレーを紹介したいと思います。

【お店情報】
「グルメ」

住所:成田空港第一ターミナル内

TEL、定休日:?

ジャマイカ

2006-07-07 | 海外
今日から約1ヶ月ほどジャマイカに行ってまいります。
向こうにはチキンカレーがあるらしいので、
結構楽しみです。

まあ、治安は鬼のように悪いらしいのですが・・・。

ついでに南米やアメリカにも立ち寄る予定なので、
色々各地のカレー(南米にカレーがあるかどうか分かりませんが)
を食べ歩いてきたいと思います。

なので、しばらく更新出来ません。
帰ったら、またサクサクとやりたいと思います。

では、いってきます。

グアム「Curry Kebab Indian Restaurant」

2006-07-03 | 海外
グアムカレー紀行もいよいよラストです。
今日はグアムの「Curry Kebab Indian Restaurant(カリー・ケバブ・インディアンレストラン)」
を紹介します。
場所は、初日に行った「MARIANAS TRENCH」 と同じ敷地内にあります。



ちなみにここはグアムで唯一のインド料理レストランです。
絶対最終日はここに来ようと思っていたので、
否が応にも期待は高まります。

店内は照明が抑え目で、カジュアルなインド料理店というよりは
ぐっとアダルトな大人のインドレストランという感じです。
店内は結構広く、70席ぐらいはあるでしょうか。
当然のように、店員さんはオールインド人です。



まずは、暑いのでビールを。
ここは当然、インドビールのキングフィッシャーを。



グラスがキンキンに冷えていて、大変いいですね。

メニューもかなり豊富で、カレーだけでも30種類以上はあります。
あれこれ決めかねていると、店員さんから優しい助け舟が。



ディナースペシャルプレート!?
タンドリーに、チキンまたはビーフのカレー、ナンまたはロティ、更に
サフランライス、サラダ、チャツネ、パパド、フルーツ付きですか!!
素晴らしい!
ということで、「ディナースペシャルプレート($16.99)」を注文。
カレーはチキン、パンはロティで注文。

さて、待つこと15分。まずパパドとロティがやってきました。



パパドはブラックペッパーがかなりスパイシーで、
ぐいぐいとビールが進みます。
ロティはフワっとしているというより、ずっしりとした重量感。
食べ応えがありそうですね。
ご飯はサフランライスがなかったそうなので、
普通のご飯なのが残念ですが。

そして、ついにカレーがやってきました。
大ぶりの鶏肉にパプリカ、カリフラワーとジャガイモが入ってます。
さて、一口。



おぉ~、マイルド!
口当たりは優しく、鶏肉は柔らかく、
油っぽい感じがしますが、全然そんなことを感じさせず、
するすると入っていきます。
こりゃおいしいですね!!
しかし、食べ進むうちにじんわりと汗が。
いいスパイスのバランスだと思います。

さて、いよいよメインのプレートが。

ロメインレタスときゅうりのサラダに、ジャガイモとにんじんとグリンピースの
スパイス炒め、タンドールにチャツネ、オレンジにアボガドのディップのようなものが載ってます。



おぉ~、おいしそうですね。
ではいただきます。

スパイス炒めは、見た目ほど辛くはないのですが、
かなりスパイスの香りが強くて、おいしいです。
サラダもシャキシャキしてますし。
そして、圧巻はこのチャツネ。
口当たりはものすごく甘く、ジャムのようなのですが、
3秒後ぐらいに、猛烈な辛さが襲ってきます。
何ですかこれ!?
これは今まで食べたことない味ですね。
店員さんに聞くと、スパイシーチャツネというらしく
カレーに入れてもおいしいらしいです。
ということで、カレーに投入。
ほどよい甘さと辛さにコクが加わり、
これは確かに劇的に味が変化しますね。
あー、買って帰りたい。

さらに一番の驚きは、このタンドール。
分かりますかね?



そう、エビなんですこれ。
タンドールといえば、チキンという固定概念を
根底から引っぺがすような、そんな出会い。
で、またこれが
ものすごくうまいんですよ!!
いやー、たまりません。
もう後は無言で飲んで食べてを繰り返し、
あっという間に完食でした。

ということで、グアムカレー紀行はいかがだったでしょうか。
また明日から通常営業に戻りますが(笑)。

とりあえず、このお店はグアムに行ったら必食だといえるでしょう。
押さえていて損はないですよ。
あと、カレー屋さんは結構あったので、(インド系はここだけですけど)
次回行かれる方は、色々チャレンジしてみて下さい。

【お店情報】

「Curry Kebab Indian Restaurant」

住所:ハファダイ・エクスチェンジ内

電話:649-4151

営業時間:11:00 ~ 14:30
       17:00 ~ 21:30

定休日:年中無休

グアム「ホテルオークラ」

2006-07-02 | 海外
今日はグアムの「ホテルオークラ」を紹介します。
場所はホテルロードの北側、ウェスティンホテルの先です。

まあ正直日本でもホテルオークラでカレーを食べたことはないので
どのぐらい違いがあるのか分かりませんが、
こんな機会もめったにないので、
とりあえず行ってみました。

レストランはホテルの1階にあり、
目の前はすぐ海という絶景の眺め。
お昼時を少しはずして行ったためか
店内にお客さんは4組。
なので、一番海側の席に。

さて、メニューにはクラブハウスサンドやハヤシライスなど
ホテルの喫茶店的な料理が並びますが、
ここはやはりカレーをチョイス。
ということで「ビーフカレー($9.95)」を注文。

待つこと20分(かかりすぎ)。カレーがやってきました。



カレーはポットで入ってきます。
別皿に福神漬けとラッキョウ。
うーん、日本的ですね。
さて、いただいてみますか。



ルーは、若干とろみのあるタイプで、
辛さはほとんどありませんが、
濃厚なビーフの旨みが口の中に広がります。
おいしいですね!
そして、ビーフ。
これでもかというデカさの牛肉がゴロゴロと。

まあ、一般的な日本のカレーの場合
牛肉は角切りのまま入ってるか、
煮込まれて原型をなくしているようなのが多いですが、
さすが、グアムは違います。
もう、まさに肉。
It's a beef。
カレーを食べているというより、牛肉を食べているって感じです。

あとは、ライスが2合はあるので、
どんなにお腹が減っていても確実に満腹にはなります。

まあ、肉の大きさは日本とは違うと思いますが、
上品なホテルのカレーという感じで
おいしかったです。

日本でも機会があったら食べてみたいです。

【お店情報】

「ホテルオークラ」

住所:ホテルロード北側ガンビーチ沿い

電話:646-6811

定休日:無休(だと思います)





グアム「バンタイ」

2006-07-01 | 海外
今日はグアムにある「バンタイ」というタイ料理屋を紹介します。
場所はアカンタモールの向かい、先日の「ホアマイII」の2軒横にあります。
こちらなタイ北部の家庭料理を中心としたお店で、
現地のロコに大変人気があるそうです。
特に、お昼は$7.95で本格的なタイ料理のランチビュッフェをやっているらしく
行列が出来るぐらいの人気店らしいですね。

さて、こちらは結婚式を終えた友人たちと合流し、
さんざん飲んだ後やってきました。
外観はかなり怪しい紫の光に包まれたログハウスって感じです。
一瞬「マジックエンパイア」が脳裏を横切りました。



ちなみに中は結構広く、50人以上は入ると思います。
店員さんもフレンドリーですし、
内装もきれいですし、居心地はいいですね。



正直お腹はいっぱいだったのですが、
メニューには心惹かれるカレーの文字が連々と。
うーん、迷います。
が、前回のタイ料理屋でグリーンカレーをいただいたので、
今回はレッドカレー($8.50)をチョイス。
あとはタイ風挽肉入り卵焼き($7,00)も。

待つこと15分。(グアムは結構待たされます)
カレーがやってきました。



ゴロゴロとした大ぶりの鶏肉にパプリカ、
上にはサワークリームのようなものがかかってます。
さて、いただいてみますか。

ほ~、マイルド!
辛さはかなり控え目で、ココナッツの甘さが引き立ちます。
見た目は油分は多そうに見えるのですが、
このパサパサとしたタイ米と合わせると、
実になめらかでクリーミー。
おいしいですね!!

玉子焼きもスパイシーながら、甘みを感じられる
大変バランスのいいお味でした。

確かに人気店だというのも、よく分かりますね。
こちらはとてもオススメですよ!

【お店情報】

「バンタイ」


住所:アカンタモール向かい

電話番号:649-2437

営業時間:11:00~14:00(ランチビュッフェは平日のみらしいです) 
     17:00~22:00

定休日:日曜・感謝祭

グアム「フェイスタ・コート」

2006-06-30 | 海外
今日はグアムのマイクロネシア・モール内にある「フェイスタ・コート」を紹介します。
マイクロネシア・モールとは、グアム最大級のショッピングモールで
館内は24時間スーパー、100を超える専門店、遊園地、フードコート、映画館と
一日中いても全く飽きることはない作りになっています。

フェイスタ・コートとは、こちらの2階にある
20店以上の飲食店の集合体です。

今日は友人の家族と合流したので、
何店かピックアップして持ち帰って食べてみようということになりました。
もちろん、店内で食べることも出来ます。
お店の種類はハワイアン、ラーメン、中華、韓国、フィリピン、当然ハンバーガーやピザもあり、
バラエティに富んでいます。

が、せっかくグアムに来たことだし、
グアムのローカルフードである”チャモロ料理”のフードコーナーへ突撃。
ご飯+おかず3品で$6.99。
まあリーズナブルですね。

さて、ホテルに戻り各自買ってきたものを持ち寄り
早速試食開始。
傍らには当然ビールを。



発泡スチロールのトレイは、結構な大きさで、
1つ1つの量はかなり多いです。

まずはこちら。



パンシットという醤油味の焼きそばに、エビチリ(のようなもの)とチンジャオロース(のようなもの)。

焼きそばは、結構和風な感じ。
ですが、麺がボソボソしてる感は否めませんね。
エビチリとチンジャオロースは中華っぽいですけど、
うーん。
日本の中華料理屋さんの方が断然おいしいです。
まあ、ショッピングモールのフードコートだし、
そこまでおいしさを追求するのも野暮な話ですけどね。

そしてこちら。



グアム名物のレッドライスに八宝菜(のようなもの)と骨付きチキンのロースト。
レッドライスはその色に反して、大変あっさりしたお味。
かすかな塩気と油分を感じるぐらいで、おにぎりのような味です。
どうやらレッドライスの色はアチョーテという木の実から付けられるらしく、
味はほとんどしないそうです。
八宝菜と骨付きチキンはまあまあのお味でした。

そして、メインがこちら。



レッドライスにエビの炒め物、もやしのサラダになすとトマトのシチュー、
そして右端に控えしは鶏肉のココナッツ煮カレー風味。

エビは、結構辛めの味付けでビールにあいますね。
なすとトマトのシチュー(というより炒め物っぽい)も
見た目より油っぽくなくおいしいです。

さて、カレーを。
具は大ぶりのジャガイモと玉ねぎ、骨付きの鶏肉。

口当たりはかなりマイルドで、ココナッツの甘みが広がります。
タイフェスでいただいた「ジャイタイパレス」のイエローカレーに
かなり近い感じですね。
辛さが苦手な方でも、全然おいしくいただけます。

また、レッドライスが自己主張しない味のためか、
カレーと相性が良くて、パクパクいただけます。
いやー、おいしかった。

こちらのフードコートはお店の数も多く、
値段も手頃なので、現地の方にも人気があるようです。
手軽に何か食べたいという時には、かなりオススメですね!

【お店情報】

「マイクロネシア・モール内フェイスタ・コート」

住所:マリンドライブと16号線の角

電話:632-8881

営業時間:10:00 ~ 21:00(mon~sat)
       10:00 ~ 18:00(sun)
(ペイレススーパーは24時間営業)

定休日:感謝祭・クリスマス

グアム「ホアマイII」

2006-06-29 | 海外
今日はグアムにある「ホアマイII」というお店を紹介します。
場所はホテルロードの南側、アカンタ・モールの向かい側です。

ちなみに僕が行ったところは2号店らしいですが、
4号店まであるらしいです。
結構地元の方々に人気らしいです。

僕は夜12時前後に行ったのですが、
現地の方しかいませんでした。
どうやらグアムではお酒は2時までと決まっているらしく、
飲み屋さんも少ないため、必然的にこういうお店に集まってくるらしいです。

まあ、正直見た目はベトナム料理屋さんというよりは
歌舞伎町とかによくある、怪しい居酒屋って感じですけど(笑)



中に入ると、日本人は僕のみでした。
あとは現地のロコの方々。
が、日本語のメニューもあるので、
英語が苦手な方でも全然大丈夫です。

とりあえず、メニューを眺めながらカレーを探すと、
ありました!ベトナム風カレーが!
なので、迷わず「ベトナム風カレー($10.0)」と
「ルンピア($6.5)」を注文。
ルンピアとは、まあ春巻きの一種です。
生タイプと揚げタイプがあるのですが、
揚げタイプの方がおいしそうだったので、そちらを。

待つこと15分。まずルンピアがやってきました。



食べ方が少し変わってます。
まず、揚げ春巻きを左にあるサンチュのような葉っぱに載せ、
もやしを加えたら、左下の春雨を入れ、
葉っぱで全体的に包んだ後にいただくそうです。
では、一口。

おぉ~、もやしと春雨が油っこさをきれいに洗い流すような感じで
見た目よりもさっぱりとおいしくいただけます。
この食べ方いいですね。
グアムの文化とベトナムの文化が、ここでもきっちりと融合。
おいしいですね!

さて、ここでカレーが到着。
ものるごくデカめのお皿にカレーと生野菜がこれでもかと盛られてきます。
ご飯は別添え。
こちらもジャスミンライスですね。
具は、鶏肉と玉ねぎとにんじんのみのシンプルな構成。
さて、いただきます。



おぉっ?
ルーは粘度が高く、辛さもほとんど感じません。
スパイス香も強くなく、食べやすい味ですね。
鶏肉の出汁と、それに絡まる玉ねぎの甘み。
色もまるで日本のカレーのようです。

というか、これって
お蕎麦屋さんのカレーじゃないですか!!
出汁の味と、ほのかな甘み。
そして、このもったりとしたルー。

驚きました。
いや、マジで本当にそんな感じなんですよ。
まさか異国の地で、日本の蕎麦屋の味に出会えるとは。

聞くところによると、こちらはフォーがとてもおいしいらしいです。
まあ、その出汁を使って作れば、こういう感じになるんでしょうね。
面白いです。
いやー、おいしかったですこれ。
グアムは日本料理屋さんも多いですが、
日本食が恋しくなったら、迷わずここのカレーをオススメしますね。

ただ、残念なのはルーと同じ皿に生野菜が載っていること。
途中からどんどん水が出てきて、
カレー自体が水っぽくなってしまいました。
野菜は別皿で出してくれる方がいいですね。
次からはそれで頼もうと思います。

【お店情報】

「ホアマイII」

住所:ホテルロード沿いアカンタモール向かい

電話:649-0342

営業時間:11:00 ~ 3:00

定休日:年中無休

グアム「MARIANAS TRENCH」

2006-06-28 | 海外
ということでグアム1発目は「MARIANAS TRENCH」という
タイ料理屋を紹介したいと思います。

場所はマリンドライブとホスピタルロードの交差点の手前、
ハファダイ・エクスチェンジの並びにあります。
ここは繁華街からも遠く、ガイドブックにも載っていませんが
地元のロコに大変人気があるらしいです。



お店はタイ料理屋さんとタイのバーが併設されていて、
結構賑わっています。
店内はお昼でも照明が落とされていて
落ち着いた感じです。
(暗くて分かりづらいですが・・・)



何故ここを1番目に選んだかというと、
空港であまりにひどいタイカレーを食べたために、
このままではタイカレーが嫌いになってしまうのではないかという
恐れすらあったため。(←大げさ)
なので、おいしいタイカレーで口の中をリセットしたかったんですよ。

メニューはカレーの種類も豊富で、
どれにするか目移りしてしまいますが、
リベンジという意味を込めて
グリーンカレー(パナンカレーというらしいもの)と($9.0)と
ヤムウンセン($8.0)、あとTom Tao Hooという豆腐のスープ ($8.0)を注文。

と、ここで店のママさんが
「カレー辛く出来ますけど、どうします?」(←当然英語)と聞いてきました。
で、どのぐらいまで辛く出来るのかとたずねると、
「んー、1倍から10倍まで」とのお答えが。
が、初見のお店で冒険は禁物。
なので、素直に1倍で注文。
ちなみにスープも辛く出来るらしいですが、スープも1倍で。

さて、待つこと15分。
まず、カレーがやってきました。
ご飯はジャスミンライスですね。



具はかなり大きめの骨なしの鶏肉、ナス、竹の子、
こぶみかんの葉、フクロダケ、スナップエンドウ。



さて、ルーを一口。

かっ、辛い!!
が、その辛さはすぐにココナッツミルクの甘さと調和して、
絶妙なおいしさとなって口に広がります。
具はどれも大ぶりで、大変食べ応えがありますね。
味は若干塩気が強いかなと思うんですけど、
グアムの気候を考えると、ちょうどいいぐらいなんじゃないかと。
いやー、おいしい!!
聞くところによると、グアムはフィリピン系の移民の方が多いらしく、
スナップエンドウを入れるのは、移民の方のアイディアらしいです。
なるほど、フィリピンとタイがグアムで見事に融合されているわけですね。

っていうか、ママさん。
これ辛さ1倍なんですよね?
普通のタイ料理屋さんのカレーより辛いっすよ。

で、豆腐スープを。
具はキャベツ、ブロッコリー、にんじん、豆腐。



辛い!!
が、それは決していやな辛さではなく、
例えて言うなら豚汁に七味を入れるかの如き辛さと言えばいいんでしょうか。
鶏肉の出汁と、野菜の甘みが調和しあって
和風チックな味で結構おいしいんですよ。
でも・・・、ママさん。コレも1倍なんですよね?
この国の辛さ基準は一体・・・。
うっかり10倍と言ったらどうなっていた事やら・・・。

さて、ヤムウンセンを。



具は大ぶりのエビ、春雨、レモングラス、コリアンダー、玉ねぎ。
酸味と辛みが結構強烈ですが、ナンプラーがそれを上手にまとめてますね。
ただ、ここのヤムウンセンは温かいタイプだったので、
早めに食べないと、春雨が固まってしまうのが残念かと。

全体的に見て、日本で食べるタイ料理屋のものとは
いい意味で異質な感じですね。
客の舌に媚びず、なおかつ独自のオリジナリティを編み出すという
硬派な感じを受けました。
総評は、辛いけどおいしい!!って感じです。

こちらはガイドブックなどに載ってないのですが、
わざわざ行く価値はあると思います。

【お店情報】

「MARIANAS TRENCH」

※住所、電話番号、定休日などは
 お店のHPで確認してください。

営業時間:11:30 ~ 14:30
       17:00 ~ 22:00