板東しょうごの「ふるさと三木に帰れる町に!」

一度三木から離れた若者が、ふるさとに帰ろうとしても、仕事がないから帰れない。若者がふるさと三木に帰ってこれる町にしたい!

住宅リフォーム助成制度について

2011-02-12 20:57:36 | 国政・市政
 今日は板東しょうごが三木市で是非実現させたい住宅リフォーム助成制度について紹介します。
 いま、日本共産党は住宅リフォーム助成制度の活用を全国の自治体に提案しています。現在全国で175の自治体で実施されています。

住宅リフォーム助成制度とは?
 住宅をリフォームしたい住民に自治体が一定額の補助をするものです。岩手県の宮古市では希望者全員に20万円以上の住宅改修に対して一律10万円を補助しています。お隣の明石市では抽選100名に対して20万円以上の住宅改修に対して10%で最高10万円を助成しています。

 この制度は、「『助成金が出るので、住宅リフォームを行うことにした』という市民の需要を喚起し、建設業をはじめ市内企業の受注増加を図ることが第一の目的」(※明石市のHP内から)です。

地域経済を循環させる政策です!
 例えば宮古市の場合で、20万円の工事をするのに10万円の予算しか捻出できない家庭でも助成があれば20万円の工事が出来ます。20万円の予算がある家庭であれば台所の改修を考えていたけど助成があるならトイレの改修もしようかと考えます。改修をすればそこに付随する照明器具など後々買いそろえるでしょう。

 市内の施工業者さんが工事を担えば仕事が増えます。仕事疲れに仕事仲間と一杯飲めば町の飲食業者さんにもお金が回ります。
仕事が増えれば、求人も増えます。

経済波及効果が11倍?!
 明石市が住宅リフォーム助成制度の経済波及効果を算出したところ事業費が6,500万円に対して1億7,500万円、なんと11倍にもなったそうです。

 三木は大工金物の町です。プロの職人さんが仕事をすればのこぎりやカンナ等の道具も必要になってきます。道具は100円ショップで買うのでなくやはり金物屋さんで買うでしょう。明石市で11倍なら三木市ではそれ以上の波及効果が見込めるのではないでしょうか。

今あるリフォーム助成制度は分かりにくいし使いにくい
 介護保険制度で介護予防住宅改修という制度や国の制度でエコリフォームなどの制度が今でもあります。しかし、色々な制約があって制度の対象者であるかどうかが分かりにくいです。また、手続きが煩雑でその事務作業をするならその分値引いた方がよいという業者もいるそうです。

この制度の成功のポイントは
 宮古市では、市民のニーズに合うように、以下のことを留意したそうです。
・幅広い工事を対象にする。
・負担能力が低い方でも使えるようにする。
・手続きを簡素化し、補助金額を10万円の定額にする。
・制度の説明を住民と業者に徹底する。

 ぜひ三木市でも実現したい制度です。皆さんいかがでしょうか?
コメント
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