ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

紫苑さんのお葬式(+介護日記) の巻

2015年11月21日 05時05分00秒 | 日記




この数日、朝今日は大丈夫かなと言う日が続いていました。


昨日はずいぶん衰えたようで食べ物も水も口にせず、最後を予感させられました。


今朝、もう駄目だろうなと降りると下のテーブルのそばで亡くなっていました。


平成12年9月生まれ、平成27年11月没。

15歳3か月程度の

幸せだったかな?


自宅での静かな最後でした。


新しい水をあげて、布にくるんで白檀のお香を炊きました。







猫の育て方に年齢を控えていたのに、どういう訳か平成27年が飛んでいました。

何で平成27年だけが抜けていた?






個別火葬してもらいお骨は手元に置くつもり、位牌も作って毎日供養しようと思っています。

追記で紫苑さんとの思いでを入れます。

今日は紫苑さんの亡くなった日です。


重いですね、長年一緒に暮らした家族が亡くなるのは。





( これは昼寝をしているところです )




( 追記 ) 


紫苑の一生


平成12年9月

調布に仕事で行った雨の日、そばのごみ集積場の林の中に何か動くものを発見しました。

小さな掌に乗るほど、大きくなった紫苑さんのしっぽの先ほどの物です。

まだ生まれてすぐのようでお腹にへその緒のような血がついて目も開いていません。


その2週間くらい前、息子も大きくなったし、トラネコの赤ちゃんでもいたら育てようかなと思ったところでした。

トラネコかどうかわかりませんけど、迷って 一緒に行っていた友人に 保護する と伝え、近くの店で段ボール箱をもらって牛乳を買いました。


帰ってすぐ近くのペット用品も売っている店に行って猫の飼い方の本と猫ミルク、哺乳瓶を買って数時間おきにミルクを与えました。


紫苑さんの名前は秋の生まれなので息子に歳時記を与えて名前になりそうな言葉があったらこれから名づけてと言ったところ、選んだのが 紫苑 だったのです。

薄紫のキク科の花で私も好きな花です。


15年で何回その名を呼んだことでしょう。


息子がまだ大学に入る前からですから、彼にとっては長い付き合いでしたが、その間家を離れている事もありました。

でも、帰ってくるとすぐなついていました。


出かけるときに玄関で見送り、帰ってくると玄関で迎えてくれました。


色んな遊びで一緒に遊びました。


15歳の誕生日あたりから急激に衰え次第に食べなくなってこれはダメか名と思いはじめました。

15歳なので病院に連れて行って注射、点滴などの処置をしていくらか寿命が延ばせても苦しむだけでこのまま静かに最後を迎えさせてあげようと思いました。



個別で来てくれる火葬車があります。

それを申し込んで遺骨は手元に置き、位牌も作って供養しようと思います。


今、固くなった彼を布にくるんで新しい水を備え、白檀のお香を炊いています。


ありがとう、紫苑、楽しかったよ。

すぐ会えるからね。


( 追記 ) 明日10時訪問火葬となりました。

位牌も手配したのでずっと供養したいと思います。
コメント (12)
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