目から鱗 日本人の給料が安すぎる本当の理由 雇用ジャーナリスト海老原嗣生 No.185
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ビジネスシーンでは一般的に自責思考(自分に責任を見出し、改善に繋げる考え方)が良いとされています。
『ビジネスが上手く行かなかった時、仕事でミスが出た時、すべてを自分事で受け止めろ、
雨が降っても、コロナ禍でも、地震災害がおこっても、全ては自分の責任、他責にするんじゃない!』
僕も、自分の先を走っている、成功者と言われる人の言葉、書籍、セミナー、動画、音声などから学んできました。
実践し続けていると、特に問題解決能力は飛躍的に向上して来たと思いますし、周りの評価も随分変わっていきました。
少し前までは、原理原則や、永年残ってきた考え方には一定の価値がある本気で思い込んでいました。
しかし、学びが人類の変遷や、生物の誕生に至った時、自分が持っていた大きなバイアス(偏った思い込み)に気づきました。
それが『原理・原則って本当なの?』ということ。
名経営者や、偉人、天才研究者の発している言葉はすべて本当なの?という疑問です。
そして、すべての事に対してフィルターを掛けずにそれって本当を繰り返していると、
一旦はそれって本当と掘り下げることを自然にできるような習慣を手に入れました。
その中の一つとして、『すべてを自分ごととして受け止める、全ては自責でないとならない、他責はだめな考え』を掘り下げてみました。
「自分事で受け止める」とは、物事を他人事ではなく、自分自身に関係のあることとして捉え、主体的に考える姿勢を指します。
この考え方では、責任を負うというよりも、自分が関与している状況を理解し、行動や考えを改善する余地があると認識することが重要です。
責任追及よりも、改善や行動の変化を目的とする前向きなアプローチです。
「自責」は、自分の過失や責任に対して責めたり反省することを指します。
自分の行動や判断が原因となって問題が発生した場合、それを認め、自らを責めることがあります。
自責は内省や改善の動機になることもありますが、度を超すと自己否定や過度なストレスにつながる可能性があります。
そして自責は失敗やうまくことが運ばなかったときに使う言葉で、よく『反省』とセットで使われることが多いです、背景にはゼロイチ思考があります。
それに対して、自分事で受け止めるは、成功、失敗などに特定されることなく、日常の体験、経験が全て対象になります。
まわりで起こっている事象のすべてを自分事として受け止めることは可能で、内省や検証がセットで使われます。
そこから様々な学びを多く得ることができます。
更に、自責が行き過ぎると「自分だけで解決しなければならない」と感じることが多くなり、
結果として過剰な仕事の抱え込みや自己肯定感の低下に繋がるリスクがあります。
一方で、他責思考(責任を外部要因や他人に求める)
は、トラブルや失敗を、客観的に捉え課題を共有しやすくする利点があります、
問題を自分という人とは切り離して考える思考でもあるので、
問題を抱え込むことはなく周りにも問題提起をして情報をオープンにします、。
周りのツールや、仕組みの問題として捉え、機器の変更や、仕組みの変更や改善にも活かせる可能性はあります。
しかし一般的には他責思考の人は、周りの人のせいにしてしまい、問題解決から逃げる傾向があります。
他責が行き過ぎると、責任転嫁や他者への不信を招く可能性があります。
以下に、5つの要素で両者を比較し、バランスの取り方について考察します。
考察と具体的な対策
例えば、「失敗した原因を共有する場を設ける」ことで、他責思考と自責思考のどちらも柔軟に活用できる文化を育てることが有効です。
ここまで様々書いてきましたが、ビジネスシーンで成長を考えているのであれば、『自責思考』よりも『自責思考』を選択することをお勧めします。
ただ僕はどちらの考え方にも違和感を感じていて、それは何故かというと
『うまくいかなかった原因はどこにあるかにフォーカスする』原因論という考えに事を発しているからです。
ぼくは、やっぱり、最初からどうすれば問題が解決するのか?うまくいくのか?
を考える『目的思考』で考えることが一番しっくりきます。
途中で説明した、『自分事としてうけとめる!』も目的思考のうちの一つだと考えています。
この目的で考えるを、習慣にしていけば、犯人探しをすることもなくなるので、他者からの不信感も生まれにくくなると考えます。
僕個人的にはこっちかなと考えています。
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【チョー楽しいメンタルフローな組織創り】
元気とハイパフォーマンスの両立した組織創りのお手伝い
カルチャーチェンジ、環境変化を利用した自然な人づくり
『オープンコミュニケーション心理的安全性構築コーチ』
コンサルティンググループ 大分メンタルフロー研究所 匠
代表 石川 保幸
連絡先 : 携帯電話 090-1366-4882
Email : mflowrabo@gmail.com
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ブログ 【チョー楽しいメンタルフローな組織創り】
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【怒られたくない】指示待ち人間からの脱却方法とは? 〜指示がないと動けないあなたへ〜#89
『指示がないと動かない人、簡単なことでも初めての事は必ず手取り足取り教えないとやらない人、マニュアルが無いと出来ませんと言う人、過去何度も説明しているのに・・◯◯でいいですよね?と聞いて来る人、
これらの人に共通する動けなくなる原因は「失敗する恐怖」「叱責される恐怖」「出来ないことが知られて恥ずかしいという恐怖」「なにをやったらいいか解らなくなる恐怖」これらの恐怖という感情が
「生存のための逃走本能」に働きかけ一歩前に進むことを拒むという行動を作り出します。』
こんな動けなくなる人たちの身に起こっている恐怖はどうやって生み出されるのか?その対処法をご紹介したいと思います。
あなたがマネージャーで、指示を出したときに、
災害時や緊急時において「指示がないと動けない」「確認しないと安心できない」
人々の心理状態や行動パターンには、以下のようなエビデンスに基づいた要因が挙げられます。
これらを理解することで、普段の業務から自己判断力を育てる習慣形成の基盤を作ることができます。
責任回避傾向
過度のルール依存
不安の麻痺効果
学習性無力感
過去の叱責経験
承認欲求
リスク回避思考
集団依存傾向
過去の成功体験に基づく依存
これらの要因に対応する施策を考え、普段の業務から少しずつ「自分ごと化」する意識を育むトレーニングを導入することが重要です。
特に「役割明確化」と「小さな成功体験の積み重ね」が効果的な第一歩となります。
これを理解することで、普段からのトレーニングや対応方法を改善し、こうした事態を防ぐことが可能になります。
フリーズ反応(凍りつき反応)
過剰な恐怖感
学習性無力感
不安の高まりによる身体制御の喪失
状況把握の失敗(認知的過負荷)
1、心理的安全性の確保
※適切な失敗が許容される環境を作ることで、恐怖による固まりを防ぐ。
Edmondson (1999) による心理的安全性の研究。
2、行動の優先順位付けの訓練
※緊急時に取るべき「最初の1歩」をマニュアル化し、
反射的に動けるよう繰り返し練習する。
役割明確化と分担訓練
自分の責任が明確であると、緊急時の迷いを減らし、行動しやすくなる。
1、現場の緊張感を適度に再現する訓練
※実際に緊張感のある環境で訓練を行い、
「体験的学習」によって身体反応を鈍らせる。
2、メンタルトレーニングの導入
※呼吸法、マインドフルネス、イメージトレーニングなどを普段から実施し、
自己制御能力を高める。
「固まる」という行動は、進化の過程で太古の時代捕食者から身を守る
「危険回避」の一環として機能してきたものですが、
戦場以外の安全性が一定以上確保された現代の、緊急対応では適切ではありません。
普段からの訓練で、こうした自然反応を抑え、適切に行動できる「条件反射」を身につけることが重要です。
また、現場では「助け合い」や「声掛け」が、固まる人を行動に引き戻す効果的な手段となります。
『ビジネスステージでも自己受容できるようになるためのポイント』
1、完全に自己受容できている人はいない事を理解する
2、自分のネガティブな感情にただ向き合い、ただ観察し続ける!
3、ネガティブな感情を紙に書き出す!
4、あ、またネガティブな感情沸いてるなーと気づくだけでいい
5、目標をすて、今の積み上げで結果が生まれていることに気づく
6、呼吸音に気づき、集中する瞑想を実践する
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