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青葉賞の法則

2013-04-25 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2013
■血統傾向■

09年までは3着までにダービー優先出走権が与えられていたが、10年からはあ2着までと、狭き門になった青葉賞。
過去10年で、ここで権利を獲りダービーに出走したのは26頭いるが、その成績は【0-4-1-21】と、ダービー馬は出ていない。
昨年はフェノーメノがディープブリランテに肉薄し、このジンクスが破られたかと思ったが、ハナ差で涙を飲んだ。約1か月の間に2400mを連勝することは、この時期の若駒にとってはかなりハードだということ。2着になった4頭のその後の成績を見れば、それも納得がいく。

<青葉賞を勝ちダービー2着になった馬のその後>
03年ゼンノロブロイ…03年有馬3着/04年秋天、JC、有馬各1着/05年宝塚3着、秋天2着、JC3着
06年アドマイヤメイン…06年菊花賞3着
11年ウインバリアシオン…11年菊花賞2着、12年春天2着
12年フェノーメノ…12年秋天2着
いずれも後にG1で馬券になっているように、青葉賞時点でその能力の一端を垣間見せていた。

馬場改修となった03年以降の過去10年、【8-5-7】の父SS系の独壇場。また、非SS系で2勝をあげているロベルト系(タニノギムレットとシンボリクリスエス)は、遡ればSS系と同じヘイルトゥーリーズン大系だ。頭はSS系かロベルト系で決まり。
父SS系のなかで複数回馬券になっているのは、アグネスタキオン、ゼンノロブロイ、ディープインパクトの3頭。
<アグネスタキオン産駒>
08年1着アドマイヤコマンド(2番人気)
11年2着ショウナンパルフェ(4番人気)

<ゼンノロブロイ産駒>
10年1着ペルーサ(1番人気)
10年3着ハートビートソング(3番人気)
12年3着ステラウインド(13番人気)

<ディープインパクト産駒>
11年3着トーセンレーヴ(1番人気)
12年2着エタンダール(10番人気)

父SS系の配合相手では、2年連続で1~3着を独占している×ノーザンダンサー系。なかでも、×ヌレイエフ系【0-2-1】、×サドラーズウェルズ系【1-1-0】に注目。

■コース傾向■

先週は2鞍のみの開催なので、傾向は出ていないが、強いて言うなら【2-1-1】のミスプロ系を持っている馬。過去10年の青葉賞では【3-2-0】だ。

参考までに、昨年の同開催のコース傾向をみてみる。

昨年は合計10鞍が施行されたが、父SS系が【8-8-6】と大暴れ。なかでも【5-2-1】のディープインパクトの活躍には目を見張るものがある。府中のクラシックディスタンスは、ディープ産駒にとって約束された地なのである。

■人気■

過去10年で1番人気は【6-0-2】で、勝率60%、馬券率80%と抜群の安定感を誇る。1番人気で馬券圏外に消えたのは、07年オーシャンエイプス(7着)、08年マゼラン(12着)の2頭のみ。そして、この人気を裏切った2頭の単勝オッズは、前者が4.0倍、後者が3.1倍と、ともに3倍超という共通点がある。
一方、馬券になった8頭は、いずれも単勝オッズが2.8倍以下で、3着の2頭は04年シェルゲーム(2.8倍)、11年トーセンレーヴ(2.5倍)と、ともに2.5倍以上3.0倍未満の範囲で、微妙な支持率となっており、勝ち馬6頭のそれは、いずれも2.4倍以下である。
相手は、4番人気以下の薄目へ。過去10年で1番人気→2番人気で決まったのは2回しかなく(その時の3着はいずれも3番人気)、あとの8回はすべて4番人気以下が2着になっている。
今年は抜けて人気になりそうな馬が見当たらないが、もし1番人気が2.4倍以下なら、頭固定で4番人気以下へ流しておけばOK。あとは果報は寝て待つだけ。
もし、1番人気が2.5倍以上ならどうするのか?
そんな時には、サッサとあきらめて見するにこしたことはない。なんせ今週から怒涛の6週連続G1開催が始まり、お金をドブに捨てるチャンスはいくらでもあるのだから。

■データの囁き~過去12年■
1.1着馬12頭中9頭は、重賞3着以内かオープン連対の実績がある。
2.連対馬24頭中15頭は、芝2200m以上で勝利か芝2000m以上のオープンで連対実績がある。