カープ君の部屋

カープファンですが、カープの記事はありません。目指せ!現代版「算額」

【n+AがBの倍数で、n+BがAの倍数となる自然数n】

2024-02-02 13:07:18 | 日記
n+5が7の倍数で、n+7が5となる最小の自然数nを求めよ。


A>B>1で、AはBの倍数でないとする。
A,Bの最大公約数をgとし、A=ga, B=gbとする。
n+AがBの倍数で、n+BがAの倍数となる最小の自然数nを求めよ。

【解】
AはBの倍数でないから、b>1
n+A=Bs→n+(A+B)=B(s+1)
n+B=At→n+(A+B)=A(t+1)
n+(A+B)は、A,Bの公倍数
よって、最小公倍数gabの倍数
n+(A+B)=gabk
n=gabk-(A+B)

k=1のとき、
P=gab-(A+B)
A>Bとする。
P>gab-2A=(b-2)A≧0
よって、最小の自然数は、n=gab-(A+B)

A,Bが互いに素のとき、
最小のnは、n=AB-(A+B)

(2024/1/24)
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