キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

アルトでジャズセッション

2016年09月19日 12時35分52秒 | アルトサックス
昨日は久しぶりに北本のダンモの昼セッションに行ってきましたー。

で、楽器はアルトサックス。

一応、メイン楽器なんだけど、、、うーん。

とはいってもセッション用の曲をあまり練習していないんで、前日と当日、家で選曲して仕込み、、、というか泥縄的に練習練習ー。(おぃ!)
とりあえず10曲くらいレパートリーをとり揃えて、いざ出発!

外はあいにくの雨だったけど、、。

そしてセッションはホストのピアノ、ベースの方に温かく迎えられて、、。

はい。楽しく演奏しました。

演奏した曲は、

「アナザーユー」
「ミスティ」「
「ソフトリー」
「マイフーリッシュハート」
「フットプリンツ」
「ナウズザタイム」

お客さんはVo×2、ギター、ドラム×2と自分~。
少なめだったので、たくさん演奏できたかも?!

とはいっても、そういう問題じゃなくって、、。

アルトのセッティングは、マウスピースがレイキー5*3、リードがフォレストーンブラックバンブーSにしてみた。
出音がはっきりしていて吹きやすかったけど、後で録音した音を聴くと、息が途切れ途切れでロングトーン不足が音にも表れていた感じ。ちょっと反省。
さらにアドリブが、、、。(滝汗)

とはいってもセッション自体はみんなでわいわい~!と楽しかったっ!!

やっぱりジャズのセッションは楽しい。

観るのも演るのも。



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アルトのセッティング・その後

2016年09月08日 11時16分56秒 | アルトサックス


昨日はビッグバンドのリハでした。

アルトのセッティングを変えてから早一ヶ月。
家でずっとメイヤー5MMで練習していて、それなりに良い感じー。
と、思いつつ、、、バンドのリハに臨んだ。

と、ところが、、、。

なんてこったい!

前日、バンドの曲とかおさらいした時は、吹いていて調子も良かった。
リハで吹き始めた時もそれなりに、、、と、感じていたのに、、、。

うーん。なぜか一時間くらい経過した頃、すっごく吹きずらくなり、、。
さらに手や腕に意味なく力が入ってしまい、、、結果、手が動きずらくなってしまった。
理由は分からないけど、どんどん力んで、最後の方はもう「ドレミ」すら手が動かなくて、、。
まいったー。

前回のリハの時も、たぶん、メイヤーのセッティングで吹いたはず。
でも問題は無かった。
ところが、今回、やたらと手が力んでしまい、とにかく吹けないー。
数週間前から吹き方を微妙に変えたのがいけなかったのか?
というか、その吹き方がちょっと間違っていたのか??
よくわからいけど、、。

ともかく今まで楽勝で吹けてたフレーズまで吹けなくなって、リハの後半はぷちパニック状態ー。
奈落の底に落ちた心境のまま、、、リハ終了~。(汗)




そして、一晩、考えた。


マウスピース変えようか。(おぃー。)




で、今朝は、また、、、レイキー5*3のセッティングで練習ー。吹いてみた。

そ、そしたら、、、嘘のようにビッグバンドの曲が吹けた。(←また、その話?笑)
それもストレスなく、手も力まず、、。

なぜだかわからないけど、どうやらまたメイヤー5MMのトラップに嵌ったのかもしれない?(謎)

音色うんぬんよりも、まず音が的確に出せないと演奏にならない。
それを身をもって感じた昨日ー。

そして、また、レイキー5*3との旅が始まるー。


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アルトとドラム

2016年08月24日 14時00分50秒 | アルトサックス
未だに夏休みボケで一向に楽器の練習に気持ちが傾かないー。

がしかし、「練習しなきゃ!」という気持ちもあるので、、。

で、とりあえずボイスレコーダーに録音したアルトの練習音源を聴いてみた。

録音は毎回録音しているけど、レコーダーに残っていたのは、5月の分と8月の分。
5月の分はマウスピースはバードモデルで、8月の分はメイヤーだった。
早速、聴いてみたけど、、、うーん。多少の音色の違いはあるけど、大差無い!(音に関しては。)がしかーし、リードの違いのせいか、もしくは吹いている時の抵抗感の違いか、吹き方にばらつきが、、。
なんだろう。きっとセッティングの違いが吹き方の違いに?、、、もしくは吹き心地の違いが出音の違いに??
よくわからないけど、違いはあるけど、出来はいまいち。(おいおぃー。)

と、いいつつ、結局、現在のセッティングでいいのでは?(笑)

それで次に思い立ったのは、ドラムへの回避?!
というより、再びドラムをやろうかと。

ついでなので、エレドラにスネアとハイハットをプラスしたセッティングにして、ブラシとかで叩いてみた。
もうドラムを正式に止めてから10年くらい経つので、体が重い。それでも今までは少しづつたまに練習もしていたので、一応、体は覚えているみたいだった。
そこで考えたのは、、、自分のアルトの音源に合わせて叩いてみよう!(おぃ!)

そこで録音してあったアルトの音源をバックにドラムを叩くと、、。

「えっ!?ほんとー。」

と、思い、アルトの音色うんぬんじゃなくて、、、「リズム悪っ!?」とひとこと。

特にアルトのメロディに合わせて叩くと、いつの間にかリズムが狂うー。(汗)
おまけにリズムが甘すぎて、さらに音が寸足らず??
って、良くわからないけど、音が出きっていないのに次の音に進んでいる感じで、、。
吹いていて分からなかった欠点が凄く感じられ、、。

気が付けば、、、「アルト練習し直さないと!」と反省しきり。

ドラムを叩いたおかげで自分のアルトを吹いている時の欠点が凄く分かった結果に。

なぜ発音が未熟なのか?

たぶん、それが全体的に音色が揃っていない、音色が良くない理由かもー。と。

自分のドラムもそんなにリズムが良いわけじゃないけど、アルトはもっとひどい!

と、思わず「目からうろこ」状態というか、思わず夏休みボケも吹っ飛ぶ!事件になったような~。

ということで、これからはもっと練習の録音をもっとシビアに検証しつつ、「基礎練習をもっとやらないいけない!」というオチで。

道のりは長い。


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アルトのセッティング

2016年08月02日 13時46分35秒 | アルトサックス
先週、アルトを練習してて、途中、アンブシュアが気になり、いろいろと咥え方をもう一度見直ししてみた。

で、その結果、どうやらアンブシュアに関しては、下唇をあまり巻いていないため息を入れるのに苦労していたのと、ついでにタンギングがやりずらいと思ったのも、、、そのせいかと。
それなので、もう一度アンブシュアを見直し、もう一度、下唇を巻気味にして吹いたところ、意外と問題は解決、、、したかにみえた。

と、ところが、、、それで吹きやすくなったもの、、、さらなる問題が、、?!

そ、それが音、、、つうか、音でかい。というか、うるさい?

マウスピースがレイキーなので仕方ないのだけど、要はコントロールしきれてない?!という当たり前の事が判明して、、。

しばし、、、休息。

そして今週。またしても「やっぱメイヤー?」という誘惑が起こり、もう一度、手持ちのメイヤーを引っ張りだしてきて試奏ー。

ただ今回は前回とは違い、リードをずっと前に使っていたモノにした。
それはフォレストーンのF31/2の固さで、すでに発売は終了しているリード。
たしかメイヤー5MMを頻繁に使っていた頃は、このリードを使ったセッティングメインで、同じリードがあと3枚も残っていた。
固さはたぶんJAVA2半くらいではないかと思うけど、柔らかめだけど意外と音に芯が残る感じなのでお気に入りだった。
でも、その後、憧れの白いマウスピースを買ったりして、そしてレイキーを買ったりして、、、さらに新しいリードを買ったりして、、。
新し物好きな自分はすっかりその昔のセッティングも過去のモノに。

で、久しぶりにこのメイヤー5MMとフォレストーンF31/2というセッティングで吹いたら意外にも凄く吹きやすかった。もしかしたらアンブシュアを少し直した成果かもしれないけど、とにかく前に吹いた感じよりもよかった。
それなので、またメイヤーのマウスピースを吹いてみたいと感じたり~。

アルトに関しては、「よくセッティングを変えるねー。」って、人に言われるけど、本人にとってはその時その時がベストでありたいと必死になっていることが多い。結果的に変えることになっても、その時はそれが「一番」と思っているのはたしか。
楽器は練習しているうちに日々いろんなものが変化すると思っているので、だからこそ常に軌道修正できたらいいなと思っているのもたしか。

とりあえず、「メイヤーに戻る。」

ちなみにアルトの練習ではロングトーンの次にオーバートーンとフラジオをやったけど、メイヤーって喉のコントロールがとても重要だと感じた。レイキーだと口先でも音は出るけど、メイヤーだともっと喉の奥でも形を作って息を出していかないといけないので、さらにもう一度音を出すポイントを掴むまで練習が必要と感じた。でも出ないってことはないのでちょっと安心。
特にフラジオの「G」は当たるポイントがレイキーと違うので、、。

ということで、もう一度、アルト練習を見直し。
今度はどれくらい続くかわらないけど頑張るつもり。



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音色

2016年07月21日 18時42分06秒 | アルトサックス
アルトを始めて以来、ずっと悩んできたこと。

それは音色。

最初は、「初心者だから良い音がしない。」
そして一年経った頃から、「きっとロングトーンしていれば良い音になるはず。」
5年が経過した頃は、「いやセッティングを変えればもっと良くなるのでは?」
10年が経過した頃から、「もう音色は変わらないのかなー。」

と、最近は半ば諦め気味だった。

それでも日々ロングトーンして、そして好きな曲吹いて、、、「きっと良い音になる日が来る!」と、信じたり。

そして今日も少しアルトを練習した。

マウスピースは、超久しぶりに別のメイヤー5MMを2本。そのうちの一本は最初の師匠の選定品なんだけど、未だに吹きこなせないと思うことしきり。
そしてもう一本はリッチーコールモデル。
一応、自分で楽器屋さんで選定した。
このマウスピースは、ちょっと明るめのメイヤーでフツーに吹きやすいという感想~。リードは特に選ばない感じだけど、とりあえずリードはいつものフォレストーンで。

そしてロングトーンしてメジャースケール吹いて、最後に曲として「スターダスト」と「枯葉」吹いたけど、問題は30分後。なぜか急に吹きずらくなったー。(汗)
特に3オクターブ目を吹き始めたら急にリードミスが連発で、、、なぜかわからずじまい。(もしかして口が疲れた?さらに汗。)

なので、仕方なくまたマウスピースはレイキー5*3に戻す。リードもフォレストーンのブラックバンブーSで。
とりあえず吹き易かったけど、音色的にはやっぱりメイヤーよりも明るめ。でも心配していた3オクターブ目はフラジオも含めてちゃんと音は出た。

その後、両方のマウスピースで吹いた曲の練習録音を聴き直し。

で、気付いたこと。

「もしかして少し音色良くなった?!」

少なくともあの「か細い、不安定な音色。」とはちょっと違う音色に聴こえた。

なんとなくちょっと嬉しい。

まだ諦きらめるのは早い。

そう感じた今日の練習。

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30分ロングトーン

2016年07月14日 20時20分08秒 | アルトサックス


今朝は、あまり時間なかったけど、なんとかアルトで30くらい練習した。

それで、やっぱり吹く楽器は美容と健康に良いらしい。
この前、テレビで実年齢よりもすごく若い女性の健康法として、ペットボトルを吸ったり吐いたりしていたけど、これって単に管楽器の基礎練習に近いと思ったり。
、、、というか、腹式呼吸とあとは口の周りに筋肉を鍛えるのが目的らしくて。

どんな楽器でも美容と健康に良いとは思うけど、特に管楽器は腹式呼吸と口の周りの筋肉を鍛えられるなら、、、うーん、一石二鳥?!

そんなイメージがあって、とりあえずこれからは時間を作ってアルトで30分くらいはロングトーンするといいかなー。と、思い、、。

で、ロングトーンとしては、

1.とりあえず息を入れる。
2.小さな音が出るように吹く。
3.最初は、解放の「ド#」とか、あと「シ」とか「ド」とかの音から始める。とか。
4.オクターブで吹く。
5.最低音でオーバートーンを吹く。
6.Cメジャーの3オクターブ目のフラジオ音域で吹く。
7.最後は、メジャースケールを12キーで一巡した後、分散和音を吹いておしまい。

それを30分くらい続けて吹くと、ちょっと疲れるかなー。

というか、久しぶりに吹くからかな?

毎日吹けば、、、疲れないかな??

と、自問自答~。

ただ、ひとついえることは、確実に顔のというか、口の周りに筋肉は使っているし、もちろん腹式呼吸の練習にもなるような気が、、。

ほんとはそれはウォームアップみたいなものなので、続けてエチュード吹いたり、曲の練習もしないといけない気になるけど、、、時間が無いのでそれでおしまい。
ちょっと物足りないけど、「また明日やれたらいいな。」と、思うのも楽しみなのかなー。
よくわからないけど、こういう練習も楽しい。

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ビッグバンドでレイキー

2016年07月06日 18時50分06秒 | アルトサックス
今日は、久しぶりのビッグバンドのリハの日。

先月から家で使ってきたアルトのマウスピース「レイキー5*3」で吹いてみたー。

つうか、レイキーマウスピースをビッグバンドで使うということ、それが賛否両論だと今頃になって知ったわけんだけど、、。まぁ、細かいことは気にしないー。(笑)

実際、過去にビッグバンドでレイキーを使っているアルトの人とか観たこともあるし、問題はそのことよりも使い方の問題では?と思ったりして。

で、それよかもっと問題なのは、果たしてマウスピースに消費期限があるかどうか?
クラシックのあるサイトによると新品のマウスピースの使用消費期限は半年から一年らしい。そんな話、ずっと前にも聞いたことがあるある~。

で、でも待てよ!

そんなこといったら毎年新品買わないといけないじゃん?!

一本1万円以上もするのにー。(汗)

たしかに自分自身もサックスを始めた頃は、興味本位で数年に掛けてマウスピースを買ったりしていたけど、それは単に違うモノが欲しいだけで、使っているものの消費期限を気にした話ではなかった。
現に、今、使っているマウスピースでも一番古いモノは10年以上が経過している。
そして、最近、再び使っているレイキーのマウスピースも買ったのは、今から約8年前、、、。(おぃ!)
真剣に使っていた期間は、、、たぶん2、3年かもしれないけど。

やっぱジャズとクラシックは、マウスピースの価値観が違うのかなー。
たしかサックス本体の消費期限があると某クラシック奏者は仰っていたような気がする。でもジャズは、どんなに古い楽器もずっと使い続けているし。
だからマウスピースも古くなっても使い続けていいのかなー。

そんなことより、久しぶりにレイキーでビッグバンドの曲を吹いてみて、「うん、意外と大丈夫かもー。」と、思った。
レイキーは派手で大きな音量も出せるけど、コントロール次第でサブトーンも出るし、フラジオも軽く出るし、小さな音もちゃんと出るし。
でもそれ以上に息が楽に入るので、とにかく吹きやすい!
他のマウスピースだと疲れてくると唇を噛んでしまうけど、そういう問題も無く、常にリラックスした状態のアンブシュアを保てるので、意外と自分の吹き方とこのマウスピースは相性が良いのかもしれない。

それに、、、実はこのマウスピース。
最初に自分で選定したものだった。
楽器に付いていたもの、
先生に選定してもらったも、
友達に譲ってもらった選定品でもなく、
自分で「楽器屋さんで選んだもの。」←これが重要っ!!

つまりあくまで自分の吹き方で一番良いと思ったものだから。

ただ、その後。
このマウスピースに関してはいろいろと問題もあったし、、。

それでも諦めはできなかった。

ということで、アルトサックスを始めて今年で12年目。

もう一度、初心に帰ってやる気を出して頑張ろう!

きっとチャンスはまだあるはず。(って、何の?笑)



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とあるマウスピース吹き比べ

2016年06月28日 17時05分56秒 | アルトサックス

今日のアルトの練習では、とりあえずレイキー5*3のマウスピースにリードはフォレストーンのブラックバンブーSというセッティングで吹いたのけど。

うーん。なぜか途中で酸欠ー。つうか、、、息が足りなくなって苦しくなるぅ~。(汗)

原因は分からず、つうか、単に練習不足かも。

で、魔がさして、、。

また封印したはずのメイヤー5MMをそそくさと出し、リードはフォレストーン檜Mで吹いてみたり~。

うーん。音が出し易い。というか、落ち着いた音色で、一瞬、「これでいいのでは?」と、思わせたり~。

そして、いつものように吹き比べ!

好きな「枯葉」とか「ブルーボッサ」とか、「ミスティ」をマイナスワンで吹いて、ついでにアドリブも吹いて、、、録音したり~。

そして、最後に聴き比べてしてみたー。

、、、というか、久しぶりにメイヤー吹いて思い出したことがあった。

それは、なぜかメイヤー吹くと下唇を噛んでいるみたいで歯形がついて痛い。高音やフラジオが出ずらいのに関係しているかは分からないけど、どうやら噛み気味になるのかな?

あとメイヤーって良く言うと「落ち着いた渋い音色」なんだけど、意外と吹くのに息が必要みたいで、もちろん少ない息でも音は出るけど小さい。
それに比べてレイキーは最初から息は必要だけど、一旦、音が出始めると、その後、意外と無理に息を入れなくても音が出る。さらにメイヤーに比べて高音域が少ない息でもはっきりと出るので吹くのが楽。つうか、メイヤーは高音を安定させて出すのが難しいので噛んでしまうのかなー。
ともあれ、たまに吹き比べしてみるけど、時期ごとに微妙に吹いた時の感想が違うときもあるし、逆にまったくかわらない時もある。

メイヤー5MMという音色に「ちょっと渋くて落ち着いたジャズっぽい音色」って印象もあるけど、それを使いこなせているかどうか疑問。どうも、いつも思うのはパワー不足で、単に「か細い音色」になってしまっているような気持ちが拭いきれない。

その点、レイキー5*3の音色は、最初から「軽く乾いた音色で、ジャズっぽいアタック音も出し易いし、音量も楽に稼げる。」と、ちょっと「まゆつば」っぽいキャラだけど、実際に吹いていると音がデカく感じられるので、とても安心する。
結局、どっちがいいかは好み、、、かな??

結果、やっぱりレイキー5*3にっ!!
この音色、やっぱり好きかも。

大きな音が出し易く、逆に、音が楽に大きく出せる分、間違えて吹くと凄く目立つ!(おぃ!汗)その点、メイヤーは、少しくらい、音、間違えても目立たないから。(笑)

ともかくマウスピースの探求の日々はまだ続きそう~。


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A-50

2016年06月24日 09時11分55秒 | アルトサックス

昨日は超久しぶりにアルト「A-50」を吹いてみたー。



というか、セルマーのアルトを吹き始めてからヤナギサワのアルトはあまり吹かなかったけど、やっぱりこの楽器はとっても愛着があるし思い出もたくさん。

以前、ブログに書いた記事はこちら

で、「A-50」なんだけど、「うーん。やっぱり吹きやすい!」というのが素直な感想~。なにしろサックスを始めてから約5年間ずっとメインで使っていたし、レッスンもすべてこの楽器。
生まれて初めて手にした管楽器だし、、。

たしかに当時、レッスンで先生が仰っていた「軽く鳴りやすい。キー配列もコンパクト。」というは、今も感じたけど、久しぶりに吹いて、(セルマーのキー配列に慣れたせいか、)構えて吹いた場合、ちょっとヤバい箇所があった。
それは、、、指板というか指を置く貝の厚さが薄くて、指先で押さえると非常に滑りやすい。キー全体の位置もちょっと斜め気味なせいか、手を添えると安定感が微妙~。手の極小の自分でそうなのだから、手が標準の人だとちょっと手があまるかもしれない。
それでなんとか手で押さえ込んで構えて、手と口でバランスを取るのだけど、これが意外とピンポイント的にポジションが決まっている感じで、、。アルトを構えるフォームが固まっている人だと楽なんだけど、これが楽器初心者の人だと非常に構えが安定しないのでは?という疑問が湧きあがった。
現に自分はこの楽器を構えるのに非常に苦労した思い出がある。



実はアルトを安定して構えるフォームを覚えられたのは、セルマーを買ってからだった。
セルマーの楽器はキー配列がとても万人向けみたいで、手の小さな自分でもなんとか構えられたし、ちょうどいいキーの大きさで指も配置できたので、毎日吹く内に次第に最良のフォームに誘われた感じがした。
だからといってこの「A-50」が悪いということではない。むしろ全体的にコンパクトな作りなので、人によっては構えやすいかもしれないから。

アルトを始めた頃のフォームの不安定さの疑問が解消されたところで、本題は音。
自分の持っている楽器はシリアルが11万台なので、製造は1982年製。かなり古い。
もともと「A-50」という楽器は、メーカー「ヤナギサワ」で10年以上も製造していた楽器なので、今も、結構、中古市場に出回っているけど、意外と80年代の楽器は少ないかもしれない。
ベルの彫刻のところのメーカーのマークのところに「A-50」という彫刻が彫ってあるのが、プリマ製で、何も書いてないのがヤナギサワ本社の楽器になるらしい。



で、この楽器。長い眠りから覚めたように自分のところに来た当初、まだ楽器の状態は抜けていなくて、鳴りもいまいち。買ってすぐにオーバーホールして、毎日6時間以上もロングトーンして2、3年後くらいに楽器も抜けた状態に。
そのせいか今も鳴りは良い。特にサブトーンがやり易くて、ほんと息の反応も良く素直に鳴る。
問題といえば(傍鳴りがしないせいか?)吹いていると音が意外と小さく感じられてパワーが足りない気がしてしまう。現に録音すると明らかにセルマーよりも音が小さい。(って、もしかして自分の吹き方の問題??汗)
というか、比べるのには無理があるかもー。



「A-50」は、はっきりいって古い管楽器の音がする。もう30年以上も製造されてから経っているのだから当たり前だけど。かといって巷に高額で取引されているビンテージ楽器とはちょっと違うかもしれない。あくまで中古なのか?それともオールドの部類??、、、って、それはよくわからないけど、とりあえず鳴りの良さは健在かもしれない。

今まで何度かセッションでセルマーの代わりとして持って吹いたことがあるけど、なぜか吹いた印象はあまり良くなかった。なぜか「鳴らない。」と感じてしまったのはなぜか。
たぶん楽器への期待度がその時は違っていたのかもしれない。

昨日は、「A-50」を吹いて楽しかった。
それが久しぶりだったのか、それとも新鮮だったのか。
それとも本当に良かったのか。



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夢のようなリード

2016年06月22日 09時17分56秒 | アルトサックス
アルトサックスを始めた頃、「リード」という存在が新鮮だった。

竹のような、いや葦なんだー。

マウスピースに装着してリガチャーで留めて、、。

吹くと息の振動で音が出るんだー。

とにかく新鮮だった。



そして、そのリードに随分と苦しめられたのを思い出した。

レッスンで先生推奨の「メイヤー5MMには、JAVA3番でしょ!」という当たり前ともいえるセッティング。
、、、と、言われるまま吹いていたけど、とにかく吹奏楽器初心者の自分は本当に息が苦しくて音が出ない。それでもなんとか毎日吹く練習してレッスンへ。
どんなに一生懸命吹いても、「まだ息が足りないなー。」とか。
それでも先生をひたすら信じて。


そんな健気を装っていた5年後に事件は起こった。
とある別のレッスンで先生が、「リードは自分が最も楽に吹けるものでいい。」当時の自分にとっては内心思っていたことをずばりいわれて気持ちが楽なったのを覚えている。

そしてリードをチェンジした。

JAVA3番からZZ2半へ。

もちろん最初、先生は良い顔しなかったけど、自分が「楽に吹けて楽しい。」というコメントに、一応、許可をもらった。

がしかし、ここからが悲劇の始まりで。(汗)

と、話がまた反れたので、、、テーマに戻ります。



で、タイトルにある「夢のようなリード」について。


葦のリードの当たりリードって、

・吹奏感が楽ちん。
・息に素直に反応して、素直に音が出る。
・音色に倍音を多く含んでいて、耳触りの良い音色に聴こえる音がする。

、、、とか。

あと、いつ吹いてもストレスが無い。

けど、問題はあったりする。

それは、、、当たりのリードは意外と寿命が短い。
毎日2時間吹くと一週間くらいで良い音がしなくなる。
それでも未練たらしく吹いていると薄っぺらい音色になり、それでも吹いていると紙みたいに哀しい音になってしまうことがある。

もし箱を開けて、パッケージから新しく出して、最初に吹いて、煌めく限りの輝かしい音色と吹奏感が得られるような新品のリードの状態が、毎日毎晩続いたらどんなにいいか。そんな夢をサックス吹きは一度は見たことがあるかもしれない。
そんな自分も楽器を始めた頃は毎日みていた。

今から5年くらい前頃から、「ファイブラセル」や「レジェール」の人工リードの存在を知った時、あまり信用していなかった。数枚買って試したりしたけど、当時、どれも吹奏感が軽いのは、音も超軽くてダメだと思ったし、吹奏感が重いものは反応が悪くて音もくすんだ感じになってダメだと思った。
だから練習で少し使う程度だった。

ところがその後、珍しく国産で、竹を織り込んだらしい「フォレストーン」というリードに衝撃を受けた。
最初は、行き付けの楽器屋さんで試奏品を貸してもらい、家でじっくりと吹いてみて、それまでの人工リードとはまったく違う吹奏感に感動した。
なにしろ見た目プラスチックのようなものなのでメンテは水で洗うだけ。いつ吹いても楽に音が出る上に、それがいつ吹いても変わらない。

うーん。これって「自分が今まで夢に見ていた夢のリードなのか?!」

と、ここまで書くと本当に良いみたいけど、、、本当にそうなのか?

以降、フォレストーンに興味を持った自分は、モデルチェンジする度に新しく購入したり、固さを変えてみたり、、、いつの間にか10枚以上にリードが増え、、って。
よくよく考えたらこのリード。相当長持ち。もちろん使う人、頻度にもよると思うけど、毎日吹いても半年以上持つのでコスパは良いかも。
なので、たまにしか吹かないリードは数年間もリードケースの中に、、。

実は、今年の春(だった?)人工リードをやめ、葦のリードに戻そうとしたことがあった。
なぜかというと、人工リードにチェンジする前に買いだめした葦のリードが箱ごと残っていたから。
「せっかくあるのだから使ってしまおう!」という魔が差し、、。で、使ってみたけど、苦労して吹いた割には音がしょぼい。本人は良いと思っていた音色も他人からみるとそんなに変わらないという無残な結果に。さらに葦のリードの消費期限もきて吹きずらくなったところで、考えた。「次はどうしよう?」
葦のリードは一箱10枚まんべんなく使ったけど、毎日少しづつ吹いて一ヶ月の寿命だった。次も使うならまた毎月リードを数千円分買わなくてはならない。消耗品としては高いか安いか考えどころ。
ちなみにアルトを始めた頃、リード代は毎月5千円を超えていた。毎日6時間以上吹いていたし、リードにこだわればこだわるほど良い状態のリードが欲しくなるから。

そして10年が経過して、正直、リード代がもったいない気が。

現在、アルトにとどまらずカーブドソプラノもクラリネットも人工リード。
おかげで所有している管楽器すべてのリード代は年に数千円になった。
フルートや尺八、リコーダーはリードはいらないので、それを考えると、今、管楽器での消耗品の費用はほぼゼロに近いかもしれない。
どんな楽器でも消耗品はあるけど、ピアノは何もないし、ギターやベースも弦くらいで、ドラムもスネアのヘッドとスティック代くらい。
そういえばドラム時代は、ひたすらスティックにこだわり、お気に入りのスティックをセールで爆買いし、未だに未使用のスティック何十本も押し入れに残っている。

話を戻して。

「いつでも、どこでも、楽に吹けて、良い音色がする。」

そんな夢のようなリード。
きっとまだ誰もが求めている気がする。

そんな自分はというと、人工リードについていえば、、、「もう戻れない。」

これが素直な感想。

憧れのふうせんは、膨らみ過ぎと破裂する。

でも、リードに関して言えば、膨らみ過ぎない程度に付き合っているかも。

「もっと良いリードってないかなー。」と、思いつつ。


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