キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

今もサックスが続いている3つの理由

2016年06月16日 12時37分08秒 | アルトサックス
今日もアルトでロングトーン。

それからメジャースケールを12キーで吹いて、、、好きな曲のテーマを少し吹いて終わり。

あまり練習になっていない。



、、、けど、有難いと思うことが、。



それは、、、こうやって日々好きな時間に練習できること。
そして吹くことができること。



自分がサックスを始めた10年以上前、映画とかドラマの影響で空前のサックスブームだった。高嶺の花と思われていたサックスという管楽器を一気に大人の趣味として認知されはじめ、たくさんのフツーの大人がおこずかいでは買えないような高価なサックスの気合と根性で手に入れた。

そんな折、自分はというと、当時、ドラムでジャズのセッションに参加していた。
そしてドラムという楽器でのジャズのセッションの立場について、素朴な疑問を抱くようになり、、。
そしてそして、、、遂にドラムでの気持ちのギャップと技術の未熟さに見切りをつけ、サックスという楽器に手を出した。

当時、サックスとか管楽器ってテーマとアドリブだけで、吹く所が少なく簡単だと思っていた。(でも、それは間違っていた。笑)


って、この話は長くなるので、割愛。(おぃ!)


それから10年以上が過ぎ、当時、一緒にサックスを語り合った友達は減っていった。
いろんな理由があるので、一概にはいえない。
けど、こうやって10年以上趣味で続けている人は少なったような気がしていた。

で、自分も以前に比べ、情熱もさることながら、練習時間も減り、レッスンも休止したまま。サックスへの思いを馳せる時間も減り、、、。

それでも今もサックスは続いけている。


その理由は3つあった。

1.高価な楽器を手にしたこと。

一生ものとして手にした憧れの楽器は、やはり一生吹かなければならない。
そのモチベーションは失われたりはしないみたい。
それに「サックスが趣味。」と人に言うと「100バーセントかっこいい。」と言われる。これは事実。

2.防音室を購入して練習場所を確保できたこと。

楽器への情熱が覚めてくると、わざわざお金を掛けてスタジオ借りて練習するのが苦痛になってくる。
ただ音を出すだけでお金が消えていくのに耐えられなくなる。これはどんな趣味でも同じ。
でもたとえ先行投資でもあっても、まとまったお金で防音室を買ってしまえばこっちのもの。たとえ楽器の練習をしなくなっても他の用途でも使えるし、防音に気を使う趣味であれば絶対にあって得とをする。
それに自宅なら忙しくても、ほんの少し時間があれば楽器の練習ができるし、それがやる気につながることもある。

3.ビッグバンドに加入して演奏できること。

サックスを始めて2年目くらいに運よく結成したてのビッグバンドに加入した。
当時は、自分の他に楽器の初心者の方もいたので気持ちが楽だった。
そしてバンドは、毎年、定期的にライブもやったりして、やる気が保たれた。
で、現在、未だに活動中。それほど積極的ではないけど、地道に堅実に活動している感じで、それが自分には合っているような気がしている。
おかげで自分は、「まだサックスを吹く場所がある。」と思い、それがちょっとしたモチベーションになっているのも事実。

そしておまけとして、

4.ジャズのセッションで吹くことができる。

ジャズをやるならやっぱりセッションで吹くのは楽しい。
もちろん上手く吹ければ問題ないのだけど、、。(汗)
でも、たとえ上手く吹けなくても楽しく吹ければセッションに参加できるし、それが練習への原動力になるはず、、。(←ホントかー。笑)

ともかく、今も自分は趣味として諦めることなくサックスを吹いている。

もし楽器が安物で、練習場所も自宅に無く、バンドにも入っていなかったら、確実に趣味としてのサックスはやめていると思う。代わりに次々と趣味で始めた事柄もあり、それが自然なのかもしれない。

やっぱり楽器はできると本当に楽しい。

そして音楽も聴くのも演奏するのも楽しい。

それだけは伝えたいと。




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