キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

バイオリン衝撃の初日!!!

2021年12月01日 11時13分47秒 | バイオリン日記
バイオリン日記その2

めでたくこの手にすることができたバイオリンっ!!

もちろん初日(1日目のお話。)なんだけど、。


ただ眺めていても仕方ないので、まずは取説を見ながらチューニング!

で、どうもこのバイオリンは、糸巻きの部分とブリッジの部分でチューニングができるみたいなんだけど、とりあえずギターやベースと同じように糸巻きの部分でチューニングしようと思った。
それで、ヘッドの部分にクリップチューナーを付けて、早速、チューニング開始ーーーー。

、、って、えっ??

まったく音が合わないーーー?!

まずは、4弦のG線。
上に回しても、下に回して、チューナーはまったくあさっての音を指すばかり~。

「どうして?どうして、、。」と、しばらく悩む。

そして思いっきり、ペグを上に回したら~~~。

「ぶちっ!!」と、嫌な音が、、。

「・・・。」(汗)


「あっ、やっちまったーーーーー。」

、、、という、心の声。(涙)


弦楽器初心者あるあるパターンその1

「チューニングで弦を切る。」

特にギターとかも、まったく楽器を触ったことがないと楽器の張り具合も分からないので、どのくらいの張りが丁度良いか分からず、特にギターの一弦のような細い弦は間違って弦を張りすぎて切ることがある。(って、これ大昔の自分の体験談だったり。笑)

で、ギターとベースしかチューニングしたことがない自分。
その勢いでバイオリンのペグを回したら、とにかく回しすぎるみたいでチューニングがまったく合わなかった。
それに気付いたのは、一本目のチューニングをした4弦を切った後。

弦を切ってみて、初めてバイオリンの弦の繊細さに気付く。
ギターやベースよりもショートスケールだし、弦も極細だし、、。
ある意味おもちゃのような小さな楽器は、おもちゃとは真逆の繊細さがあり、たとえおもちゃのような作りの楽器でさえも、おもちゃとは思えない扱いが必要だった。

うーん。弦が一本少ない。(涙)



と、嘆いていても始まらない。

まだ一度も弾いていない。

で、そのまま考えても仕方ないので、すぐに某ネット楽器サイトで同じ弦を注文した。って、同じ弦?って、まっ、いいか。またすぐ切れるかもしれないので、付属の弦と同じもので。(やっぱ、まずは初心者らしく付属のもので始めるのがベスト?おぃ!)

それから気を取り直して、、、残りの3本の弦もチューニング!
今度は慎重にペグを回しながら、少しづつチューニングしたら、なんとか音が合うようになった。

それから遂に試奏~。

、、、って、4弦が無いので、弾いていてちょっと不安定-。(汗)
弦が一本ないので、弦で支えている駒がずれないかちょっと心配-。

で、でも、よくよーーーーく考えたら、最初は、開放弦をただ弾くだけかなー。と思いつつ、一弦をボーイング!

もう「ノコギリみたいな音しかしないのでは?」、、と、思ったけど、意外にもすっごく良いバイオリンの音がした。もちろん全部、良い音ってわけにはいかないけど、数回に一回はちゃんと音が出て、あらためてバイオリンの生音って良い音色なんだと確認できた。がしかし、、、音、でかい!?というか、耳の傍で音が鳴っているので、意外とうるさいと感じた。

それからやっぱボーイングもコントラバスで慣れているとはいえ、構えの角度が違うので、本当に安定しない。気付くと揺れすぎて指板の上を弾いていたり、ブリッジ近くを弾いていたり、、。(汗)
あらためて左手よりも右手は難しいと感じたりしたけど、でもその左手の方だって簡単じゃない!手の角度はあまり見えないし、指の感覚も未知数なので、これはこれで練習しないといけない。という流れで、「弾けるかどうかは、神のみぞ知る。」という結果に。

ただ、ずっと憧れだったバイオリンだったので、手にできて本当に嬉しい。
たとえ弾けなくても、一音でも音が出せるだけで幸せを感じる楽器はそんなに多くはないかもしれない。

ということで、一日目は終了-。

明日、注文した4弦が到着するので、そうしたら弦を張り替えて、気持ち新たにバイオリンと向かい合いたいと思っています。

つづく。


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