〈月刊ガンダムエース2024年03月号〉
□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
Vol.6 幻の第2小隊機用ウェルテクス
MS-14J/BR ゲルググウェルテクス(ジーメンス・ウィルヘッド大尉機)
MS-14J/BR ゲルググウェルテクス(ガーニム・ムフタール機)
MS-14J/BR ゲルググウェルテクス(マイヤー・メイ機)
宇宙世紀0090年、環境破壊兵器「アスタロス」を積んだ、
MS製造プラント船「ミナレット」を巡り、
シャア・アズナブル大佐率いる新生ネオ・ジオン軍に対抗するため、
元キマイラ隊の面々が集結している。
結果的に、ジョニー・ライデンと目されるレッド・ウェイラインが
第1小隊、ジーメンス・ウィルヘッド大尉が第2小隊として編成され、
この編成は、当時の再現であると思われる。
□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
第27話
ホーリが着用している耐Gスーツなどは、大戦末期にザフトが建造した、
コーディネイター用の機体、フリーダムを参考にして造られたそうな。
このことは、特A級の国家機密で、フリーダムに乗っていたパイロットは、
S級機密になっていると、ミヤビは言っていました。
そのため、コクピットのレイアウトもオーブ製のものとは異なり、
スーツは、今後のオーブだけではなく、別組織でも使われる予定で、
共同開発の装備として用意されていたと、ウミトから聞かされたとのこと。
エクリプス同士の戦いでもなければ、使いたくなかった薬物併用の
耐Gシステムだけど、完全ではないため、その範疇で戦いなさいと。
それが無理ならば、生きることを最優先にと、ミヤビはホーリに言います。
ケンは、ホーリ機の挙動を見て、超音速戦闘を挑む気かと察します。
ケンは、非常にはなり切れず、ホーリに通信で、制止を呼び掛けます。
例え、耐G装備があろうとも限度があり、先にくたばるのはお前だと。
この世界に、ここまでする程の価値があるのかと問い掛けます。
ホーリは、ケンの呼び掛けに、サデヨリ島での海難事故を想起します。
□機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
スペシャルエディション
ロウは、リ・ホームで、レッドフレームの整備中に、これまでを追憶。
ヘリオポリスで、アストレイを発見し、赤を自分に、青を劾に譲渡。
その後、オーブのモルゲンレーテ社で、アストレイの量産を知り、
キラのストライクとアスランのイージスの真剣勝負を目の当たりに。
再び宇宙に上がると、サハク家のロンド姉弟のゴールドと対峙したり、
スーパーコーディネイターの試作品のカナードや、彼を想うプレア、
火星移住者のアグニスたちと出会い、サハク家の後継者騒動に巻き込まれ、
今まで出会ったヤツらは、自分で道を切り開き、突き進んでいるとし、
オレも負けちゃいらねぇと、ロウは、奮起します。
そこへ、ジェスの中継が入り、戦闘の様子を伝えていましたが、
「コンパス」の名称を出した瞬間、光芒に巻き込まれ、中継が途絶。
傍らの樹里は、身を案じますが、ロウは、悪運が強いから平気だろうと。
で、レッドフレームの整備が完了し、本業開始と相成ります。
□機動戦士MOONガンダム
episode 61
ユッタは、ムーンガンダムのパイロットとして、機体の演習に参加。
ギュネイ准尉は、新入りが気に入らず、ユッタを挑発します。
ユッタは、咄嗟のことに対応できず、搭乗していたド・ダイから落下。
サイコプレートを使えとの助言に、精神を集中しようと努めますが、
シャア大佐の強化人間との言葉が頭から離れず、機体は落下し続けます。
同時に、外の世界を学び、あの姫様と進むべき道を掴めるだろう、
お前は、ニュータイプなのだからと言うお爺の言葉に、涙を流します。
僚機たちが半ば諦める中、シャア大佐のサザビーがユッタ機を救助。
ユッタが帰還すると、ギュネイ准尉から何故何もしなかったと折檻が。
それを見ていたミネバは、見苦しいと一喝し、ユッタを離せと命じます。
隊長のヤーヒム大尉は、互いに命を預け会う仲として、時には──
という言葉を遮り、ミネバは、貴官らはニュータイプ部隊であろう?
誤解なく判り合える人類の魁、ジオンの理念を体現する者たちが、
粗雑な兵どもの掟に従っているとは情けないと、糾弾します。
ミネバは、ユッタに寄り添い、シャアの言葉は憶測だと説得します。
ユッタは、ミネバの手を握り、ムーンガンダムの傍にいるのに、
ミネバからクスリが抜け、何も起きないと伏し目がちに呟きます。
が、自分は、ギュネイやアゴスと同じ、強化人間を造るクスリが、
生まれながらに沁みついているから、管理して貰わなきゃと続けます。
でないと、アゴスのように何時か見境なく人を──と言い掛けると、
ミネバは、ムーン・ムーンに行く前、会ったこともないユッタを、
そして、ユッタも私を見付けてくれたと話し、クスリは関係なく、
ムーンが今応えてくれないのは、出来ないと思い込んでいるからだと。
ユッタは、お爺に期待されるような人間ではなかったと忸怩たる思い。
ナナイは、ユッタを放っていても良いのかと、シャア大佐に訊ねると、
本物のニュータイプかどうかは、彼が自分で証明するしかないと。
また、縦割りの軍組織から真のニュータイプは生まれないとし、
ユッタには、裸の王様を裸だと指摘できるセンサーになってもらとも。
シャア大佐は、極夜が明けて以来、プレッシャーを感じると呟きます。
そのプレッシャーの源であるアムロ大尉は、南極に向かっていました。
□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
第8話
画面に映るクレイグ・イーオンと名乗る男性は、ヴァナディース事変後、
整形を受け、現在は、地球議会を牽引する若手議長になっているそうな。
彼は、あの事変の際、ルブリスに搭乗し、パーメットスコアを上げたが、
ヴィルダによる人工心臓のお陰で、耐えることが出来たと話します。
クレイグは、子供への心臓移植を通し、データストームを研究してると。
で、カルド先生の正しさを証明することになると、協力を求めますが、
子供の命を使うことを先生が望む筈がないと、ヴィルダは、断ります。
クレイグは、残念だと言い、ヨシカにキユウを討つように命じます。
□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
第2話 ウッソ・エヴィン─前編─
オデロは、ウッソとのケンかで、心得があるヤツだと感じ取りますが、
Vガンダムで戦えた理由ではないとし、やっぱりスペシャルなんだと。
初めて会った時のウッソの印象は、ただの生意気なガキって感じで、
MSで大人とも互角に渡り合えるようには、とても見えなかったと。
ウッソは、戦争に巻き込まれ、周りの人を死なせたくない一心で戦った。
それ程戦えてしまったから、リガ・ミリティアは戦って来れたんだとも。
特に、宇宙に上がり、V2ガンダムに乗るようになってからは、
ウッソ無しではいられない軍隊になってしまったと。
ウッソは、人を惹き付け、そして、異常に戦えるからこそ危ないんだと。
女性に弱く、特にシャクティのことになると、周りが見えなくなり、
後先考えず、迂闊に突っ走ってしまい、兄貴分として危なっかしいと。
パイロットに志願したのも、ウッソ程じゃないがやれると思ったからだが、
やってみて、改めてウッソのすごさが判った。NTってヤツなのかもと。
□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
月都索動編(6)
機体の建造は、堅実に進んでいますが、グリモアの秘密を暴くため、
レイモンは、工期を意図的に引き延ばしていました。
開発から3ヶ月が経ち、レイモンは、マンハイムのパートナーとして、
AGX-11の建造を進め、87年時の設計であれば、日進月歩のMS開発で、
既に古びている可能性もあったが、白兵戦用機としての基本性能を
追求した、シンプルな設計思想故に、多機能志向で、恐竜的進化を極める
第三世代機体の先すらも予感させるもので、パプテマスに魅せられます。
ややあって。マンハイムの端末への侵入に成功し、階層の奥深くに、
エルドリッジ・システムなるモノの記述を発見するのですが、
シロッコの設計にはなく、機体のどこにも存在しないモノでした。
その頃、マンハイムは、コア・ポッドを仕上げるべく、オリンポスへ。
レイモンは、フランチェスカ部長に呼び出され、進捗を訊ねられます。
レイモンは、機体の進捗を説明しますが、サイコチップの方だと気付き、
予備素材と共に、別のハンガーに隠匿していると報告します。
フランチェスカ部長は、それらを使い、グリモアを造れと命じます。
数ヶ月後 宇宙世紀0089年2月──
AGX-11が完成を迎え、明日には、稼働試験が予定されています。
レイモンは、AGX-11を通し、ジ・Oを理解したつもりだと、
共に完成を喜ぶマンハイムに話し掛け、あの結末が納得できないと。
マンハイム曰く、「グリプスの昏い夜」のことかと聞き返します。
博士の個人的な言い回しなんでしょうか? それとも周知なのかな??
レイモンは、準サイコミュの効果により、ジ・Oの反応速度は、
脳波コントロールに匹敵する水準だったにも関わらず、直線機動の
ゼータに腹を貫かれるだなんてと、マンハイムに答えを求めます。
マンハイムも同じ疑問を、恐らくシロッコ自身も感じていただろうと。
過去に遡りまして。
マンハイムは、エルドリッジ効果に付いて、シロッコに説明します。
シロッコは、馴染みのない言葉だと怪訝な顔をします。
マンハイム曰く、ジ・Oの疑似神経がパイロットの意志を四肢に伝える際、
駆動部のセンサーが外部からの干渉を受けかねない脆弱性があると。
シロッコは、コマンドの暗号化で対応したつもりだがと答えると、
力学的な影響までは想定されていないと、マンハイムは、説明します。
サイコウェーブは、ミノフスキー粒子を媒質に伝播する波と言え、
ジ・Oと同等の思念波が場にあり、共振を起こせば、粒子が一斉に励起し、
「消磁」のような現象が機体を襲い、マグネット・コーティングや、
フィールドモータにどんな不具合が起こるかと、懸念を示します。
シロッコは、エゥーゴにジ・Oが造れるとは思えんが、意識しようと。
戻りまして。
マンハイムは、ジ・Oが傑出した機体だと思っているが、私たちは、
ゼータの力を見誤っていたと。気付いていれば、結果は変わったかもと。
話を聞き、レイモンは、エルドリッジとは、「グリプスの呪縛」を操る
「力」だと推測し、グリモアは、バイオセンサーをも凌駕するのではと。
□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
第20話 妖精の決闘(後編)
アルマ少尉のティターニアと、リリス少尉のピクシーが対峙します。
ヘレナ曹長たちは、牽制に回りますが、バリー大尉は、僚機を制止。
ヘレナ曹長たちは、敵機が1対1の戦いを邪魔しないのだと察します。
アルマ少尉は、長柄の武器には必ず隙が生まれると考えますが、
リリス少尉機は、ビーム・スピアを振り上げ、さらに石突で攻撃を。
アルマ少尉は、リリス少尉機に今までの狂気や憎悪を感じず、
これまでの戦いよりも、今の方が相手に恐怖を感じると吐露します。
イルメラ軍曹は、以前と異なり、圧されているアルマ少尉を案じます。
バルバラ中尉は、今は、アルマ少尉を信じるしかないと見守ります。
リリス少尉は、ジオンが負けたことを伝え、投降を勧告します。
アルマ少尉は、大切な人との約束を果たすため、やるべきことがあると。
リリス少尉は、キャリフォルニア基地が陥落し、還る場所はもう無い。
死んでしまえば、その約束も果たせなくなるのではないかと訴え掛けます。アルマ少尉は、還る場所は、仲間のいる場所だとし、戦い抜かなければ、
約束は果たせないと、徹底抗戦を宣言し、両機は、苛烈に斬り結びます。
両機は距離を取ります。アルマ少尉は、これまで嫌なものたくさん見た。
でも、あなたみたいに人は変われるんだって、正直、救われたと……。
リリス少尉は、軍人としての覚悟を決めただけ、肩の力を抜いてねと。
両機は再び斬り結び、アルマ少尉機がリリス少尉機の両腕を斬断します。
リリス少尉は、任務に失敗してしまいましたが、ホッとしていると、
これじゃ、軍人失格ですよねと、バリー大尉に通信します。
バリー大尉は、軍人だって人間だ、任務に失敗することだったあると。
ノイジー・フェアリー隊は、機体の修復を急ぎ、アパラチア山脈越えへ。
□機動戦士ガンダムNT
第55話『贖罪の行方』
ヨナ少尉は、ミシェルを喪い、絶望します……。
ユーゴ姉妹は、ビアギッテ機のサークルオブダンスに囚われ、窮地に。
姉妹は、ビアギッテとの過去を追憶します。
幼少期、姉妹に言われ、エリクが父親の車に飛び乗った時の話で談笑。
ビアギッテの両親の話になり、彼女曰く、どんな時も見守ってくれたと。
でも……と言い掛けますが、姉妹は、良いご両親だったんだなと言います。
戻りまして。
シークは、ビアギッテに取り憑いている母親のような存在に、
違和感を感じ始め、先ずは、ビアギッテ機の随伴機を墜として行きます。
巧みな連携で数機を撃墜すると、ビアギッテは、彼女たちの分断を狙い、
攻撃を仕掛けると、シークがそれを引き付け、マリクをビアギッテ機へ。
マリクは、詳細は判らないものの、シークの気勢に従います。
シークは、攻撃を躱しつつ、随伴機のギラ・ズールを墜として行きますが、
その内の1機が放った謎の気弾を受け、シーク機は、左腕が蒸発します。
シークは、ビアギッテとの対話を試み、憑依しているのは、母親ではなく、
ビアギッテの強過ぎる共感能力が産み出した偽りの母親像だと断じます。
幼少のビアギッテが壊れた母親に何もしてあげられなかった罪悪感から
生まれた、イマジナリーマザーだと説明し、説得します。
また、それとは別に、ビアギッテに寄り添うふたつの魂の光を見たとも。
それでも、ビアギッテに取り憑く偽の母親像は、彼女に贖罪を求めます。
ギラ・ズールが再び気弾を放つと、シークは、能わなかったビアギッテの
説得を、マリクに託し、自らの死を覚悟しますが、マリク機が突如現れ、
シーク機を庇い、マリク機は、気弾を背部に受け、蒸発して行きます。
□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
#48「崩壊」
トリムールティから職員や使節団が避難し、冷却作業が行われます。
ディル少尉は、ハウゼリー議員を迎えに行っていることになっています。
バズ大尉機に、カロッゾから秘匿回線を通じ、通信が入ります。
ディル少尉は、ハウゼリー議員に、この惨事を起こした理由を訊ねます。
ハウゼリーは、死を伴わない世直しは、既に手遅れになっていると。
ディル少尉は、無辜の民の命を容易に奪って良い理由にはならないと。
ハウゼリーは、容易ではあるものかと、怒りの表情を見せ、声を荒げます。
そして、総てを知った上で、ディル少尉の答えを訊ねます。
ディル少尉は、未来がどうとでもなれと思わないが、より良い未来のため、
血反吐を吐くなら、絶望に塗れた他人の理念より、まだ見ぬ自分の可能性に
殉じたい。俺は、FF。地球圏に於ける如何なる脅威にも即応し、叩くと。
ハウゼリーの行いは、人々に取っての脅威だと、銃口を向けます。
ハウゼリーは、納得しますが、裁かれるのは、早過ぎるようだと。
瞬間、トリムールティを激震が襲い、ハウゼリーは、その場から離脱。
ハウゼリーは、駆け付けたボッシュ大尉に、ディルが造反したと通達。
ディル少尉は、外部のミズマにハウゼリーを捜索させます。
異変を見守るヴェロニカ大尉機を、リベラ大尉のNR部隊が掣肘します。
ディル少尉の造反は、全艦隊へ通達され、バズ大尉機が現れます。
バズ大尉は、雇い主のカロッゾからの仕事だと言い、対峙します。
#49「まだ怒りに燃える闘志ががあるなら」
ディル少尉は、真実を話そうとしますが、バズ大尉は、それを話せば、
FF隊の総てが闇に葬られると。彼は、総てを知っていて従っていました。
バズ大尉は、特権にしがみ付いた奴らが何千人くたばろうが関係ない。
俺は、「この仕事」が好きなのでなと、不敵な笑みを浮かべます。
また、見合った鎖に繋がれ、自己というものを実現してみせると持論を。
両機の対決は、バズ大尉機が競り勝ちますが、ミズマが割って入ります。
トリムールティは、粒子の加速を続け、加速器が限界を越えれば、
衛星を保持するため、ヴェスバーが強制的に射出されてしまい、
今無理に制止させれば、ヴェスバーが崩壊し、モビルシップに誘爆し、
半径数十kmは、核とメガ粒子による嵐に呑み込まれてしまうと。
エイジャックスでも、ディル少尉とバズ大尉が交戦中だと判明します。
バズ大尉は、トリムールティを停止させる手段は既になく、
ここに留まれば、砲撃に巻き込まれ、俺もお前もお陀仏だぞと。
ディル少尉は、この現象がハウゼリーの仕掛けたものならば、
止める手段がきっとあるとし、宙域全体に意識を集中させます。
ディル少尉は、鹵獲したRFグロムリンIIの融合炉がトリムールティを
暴走させていると察知しますが、バズ大尉機が行く手を阻みます。
ミズマが再び割って入り、重傷を押して、バズ大尉機を掣肘します。
ハウゼリーは、トリムールティの惨状を眺め、我が豪ながら恐ろしいと。
故に、私の代で総てを終わらせよう。総てのアースノイドを宇宙に上げ、
この先百年の戦争を止めて見せようと、自らの行為に陶酔します。
ディル少尉を、私と共に歩むには、優し過ぎたと評しつつも、
それもまた英雄の証で、私やカロッゾ、サイファーが持ち合わせない、
大切な資質だとし、それが人類最後の希望、NTというものの性だろうと。
ディル少尉機は、RFグロムリンIIに辿り着きますが、背後に追っ手が。
グロムリンの稼働を知らず、RFグロムリンIIの攻撃で排除されます。
ディル少尉は、グロムリンから感じるプレッシャーに覚えがあり、
破壊された0120がグロムリンを絡め取り、制御していると気付き、
ハウゼリーに対し、そこまでして狂った世直しを成したいのかと怒声を。
月刊モビルマシーン 縮刷版 VOLUME18
RGM-111NR ハーディガン・ナイトレイド
RGM-111NR2 ハーディガン・ナイトレイド制式型
頭頂高:15.9m
全備重量:57.3t(制式型は62.4t)
固定武装:
バルカン砲×2(頭部)
メガ・マシンキャノン×2(背部増加機動ユニット)
ビーム・キャノン×2(背部増加機動ユニット)
ビーム・ランチャー(右背部、制式型のみ)
モーターキャノン(左腕部)
ロング・ビーム・マシンガン(左後腰部)
携行武装:
シールド(右腕部)
ビーム・サーベル(シールド裏面)
ロング・ビーム・マシンガン用予備弾倉(シールド裏面)
ロング・ビーム・マシンガン用予備弾倉(右腰部)
ビーム・ガン(右脚部)
アナハイム社のシルエットフォーミュラ計画は、謙虚に敗北を認め、
サナリィの技術をベンチマークとする所からスタートすることになった。
具体的には、F70の技術をRGM-109のフレームに盛り込みつつ、0120の
フィードバックを行うことで、F70と同等の量産機を開発することが、
計画の第一次目標とされていた。即ち、RGM-111がそれである。
ビーム・シールドの携行こそ断念したが、素体状態のF90以上の出力と、
ヴェスバーを搭載した機体の開発は、現実的ハードルとして受け止められ、
RGM-111Xのフレームを素体として、開発が行われている。
NR型に分類される機種は、RGM-111Y2で得られたデータを基にした、
空挺降下用の機体で、0120の運用思想を押し進め、MS単体での全領域
侵攻という命題を達成する、第五世代MSの小型化に属している。
ミノフスキー・フライトユニットによる超音速侵攻を行い、現着後は、
そのまま空戦、ないしは、陸戦に移行するという戦術思想で、連邦軍の
機体としては、RGM-79Vの後継機に相当する夜間強襲用空挺MSでもある。
U.C.0118年8月、インド特区で発生した、ネオ・ジオン信奉者による
叛乱に際し、バズ・ガレムソン中佐の搭乗機が投入されている。
U.C.0147年9月25日 ファレス・ムアワッド
□機動戦士ガンダム 赤の三巨星
EPI.10 “それぞれの出会い”
キルのグフ・カスタムは、樹木を武器に殴り掛かると、
マロビ曹長機は、アイアン・バンカーで、その攻撃を防ぎ切ります。
ベビは、ウィリアム軍曹たちを捕らえ、彼らの機体を招客すると。
ボルン社のお爺さんが案内役のデバに文句を言うと、ベビが抜剣し、
バルン社長に斬り掛かろうとしますが、彼女に一目惚れします。
アジ・ダハーカのザクは、投岩などをし、ラルフ中尉機を誘います。
キル機は、マロビ曹長機に組み付こうとしますが、いなされます。
セラフィマ伍長は、マロビ曹長機があなたたちに適応していると。
ラルフ中尉機も、機会を計り、シールドを棄て、距離を詰めます。
金色のザクは、攻撃を跳躍で躱しますが、着地の瞬間を狙われ、
ロケット・バズーカによる攻撃を受けてしまいます。
僚機のルボ機が被弾し、隙を見せたキル機を、マロビ曹長機が攻撃。
セラフィマ伍長は、感覚だけで操縦しているキルとは異なり、
正しく訓練されたパイロットを侮らない方が良いと。
どうも、キルたちは、ベビの行動を待って、時間稼ぎをしている様子。
ベビは外套を目深に被り直し、バルン社長を断ち切ろうとしますが、
そこへ、──怺ッッ!!!!と叫びながら、ラマに乗ったグラサン親父が。
デバは、彼をアッチェ(父)と呼びますが、グラサン親父は、
俺の名は、ジ・レギア。「父」と呼ぶなと、デバを注意します。
アジ・ダハーカの皆は、常に等しい友であり、仲間だと、
俺は、束ねはしたが、率いているつもりはないと説明します。
で、ジ・レギアは、ベビに、愚かな憎しみなど、怺えろと窘めます。
バルン社長は、ジ・レギアを見て、ハンモックの男性だと思い出し、
ジ・レギアの方も、バルン社長を見て、何かしらを納得します。
キルは、セラフィマ伍長の見張りを犬のジャックに任せ、
コクピットを開放し、機体の腕を駆け、子供がパイロットだと見せます。
これまで子供が相手だと知ると、相手は、躊躇していたようですが、
マロビ曹長は、特に気にする様子もなく、通常通り攻撃を仕掛けます。
そこへ、ザルゴ機と思われるズゴックが現れ、両機に割って入ります。
□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
第9回 MS-14R ゲルググR(リベリオン)
全長:19.6m
本体重量:45.1t
全備重量:81.3t
装甲材質:超硬スチール合金
出力:1,440kW
推力:
20,500kg×2(背部)
※Fs型のバックパックなので、×3が正解かも
7,000kg×2(足部裏側)
固定武装:
バルカン砲×2(側頭部)
110mm速射砲(右腕部)
3連装35mmガトリング砲(左腕部)
直刀コールド・ブレード×2(腰部)
コールド・クナイ×2(膝部)
携行武装:
ロングレンジ・ビーム・ライフル
スピア・シールド(左腕部)
ジオン共和国のアマテラス・コロニーの領主、ジュウゾウ・アマトが、
その財力で、ゲルググMを強襲機動型として、現地改修した機体で、
ティターンズでは、性能の予測が難しかったようだ。
一説には、イフリート・ナハトと同様のステルス機能が採用され、
そのため、熱源を持たないコールド・ブレードや、コールド・クナイが
用意されている。U.C.0084年、サイド3のファーム・バンチである
アマテラス・コロニーの接収を巡る戦いで、ネオ・デラーズ・フリートを
掲げた、自称アナベル・ガトーが、個人色に塗り替え、搭乗している。
□機動戦士ガンダム0079 エピソード ルナツー
最終話「地球へ」
ホワイトベースがルナツーを出港し、ガンダムは、WBに帰艦します。
同じ頃、クルーが見守る中で、パオロ艦長が息を引き取ります。
ワッケイン司令は、ホワイトベースを見送りながら、ジオンとの戦いは、
まだまだ困難を極めるという時、学ぶべき人々を次々と失って行く……。
寒い時代だと思わんかと、部下に語り掛けます。
亡くなったパオロ艦長は、カプセルに収められ、宇宙葬になります。
アムロは、父親の姿が見えないのを気にしていました。
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