ヨガの始まりは、マットの上に身体を伸ばして、なるべく身体とマットのあいだの隙間を埋めていくような意識で呼吸を吐きながら、体重をじっくり落としていきます。
呼吸を吐くことと、脱力は結びついています。
呼吸を深く吐けば、より深く脱力できるのです。
自分の呼吸がどれくらい深いのか、ということはなかなかわからないのですが、深い呼吸で脱力していくと必ず瞑想状態に入ることができます。
ヨガマットの上に、身体を横たえて、体重を下へ下へと落としていきます。
地面にべたっと全身を横たえているようにイメージします。
さらに地球の奥へ奥へと、意識をむけていくと、より深い呼吸と脱力を得ることができます。
自分自身の身体の表面を通り越して、奥にある、あかるいいきいきした自己が出現するように感じます。