カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

モテキ2度目

2012-05-20 10:46:36 | 思い出話

 

そんなに私のモテキ聞きたいのかぁ~   うりうり・・。

じゃあ、      言うよ・・。

聞きたがるから言うんだよ。

自分からペラペラ自慢してるわけじゃあないからね。

そこんとこお間違いなく、ね。



ちょうどカッパさんと出会う前だったかなぁ。

けっこう私、腐ってた。

その時の彼氏とはいっこうに結婚話進まないし、

なんなら「別れよっか?」などと

相手の口から出てしまいそうな

危うさもあり、

私の心の中では、いかりや長助が

『ダメだこりゃ』

って言い続けてるし・・・。

もうバレンタインデーもチョコも渡す気も

しなかった。

どうせ、ホワイトデーのお返しなんかないに決まってる。



案の定、私から連絡しなかったら

なんの音沙汰もありゃしない。

意地になって連絡しなかった。



半年経った・・・。

さすがに終わった、と悟ったよ。

私、ものわかり良い方だから。


彼の友人も、私を慰めるような態度とるから

もうわかっちゃったよ。


わあー私、この年で彼氏いないの?

もう結婚無理じゃね?

うわーーーいやだぁ

それはいやだぁーー!!!!


と思い

自分を奮い立たせて、お見合いパーティに参加した。

最初の1、2回は肩慣らしって感じだったので

全くヒットなし。

そこで、会社の同僚のT子を参考にして

たとえ全く好みでない男性であっても

ホステスのように優しく接してみた。


「ホステス、ホステス。私はホステス」頭で呪文となえるよ。


すると、どうだろう!?

“よろしくカード”みたいな携帯番号を書いたメモが

次々届く。

ヤッター!!!

モテキ到来!!

モテキルネッサンスーーー!!!!


ある程度ご指名カードが集まると

イベント会社が私をパーティクイーンとして登録してくれ、

次回から無料で招待のメールが届く。

いいのか?クイーンって?

オカメなんすけど?



そんな素敵な無料パスをもらったから

もう舞い上がっちゃって

月2回のペースで参加よ!!


そうなると

指名カードをいかにたくさんゲットするか、

が目標にすり替わって

肝心の結婚相手はどうでもよくなった。

前回より1枚でも多く集めたくなってくる。

それはそれで楽しい♪



そんなパーティに出まくっているときに

知り合いの知り合いからカッパさんを紹介された。

パーティの予定を入れつつ

カッパさんに会った。




・・・カッパさん、なついてきた。





私はカッパさんの世話で忙しくなり

モテキフィーバー打ち止めとなった。



以上、私が勝手に思い込んでいるモテキ。

あと、1回来るんだよねーーー?

いつかな?

同窓会とか?

楽しみにしーよおっと♪

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過去のモテキ

2012-04-16 12:12:02 | 思い出話

 

モテキ

モテキねぇ・・・。

誰にでも人生で3度はあると言うらしい・・・。

ふーーん、そうなんだ・・・。

私にもそんなんあったかなぁ~???

モテキモテキ・・・。

うーん、そういやぁねぇ、

なんかそれっぽいのあった気がするんだよねぇ~?

まだ私が学生の頃?

都心のカフェでウェイトレスのバイトしてた頃かなぁ??

結構な頻度でコクられたっぽい気がする。

店の外に呼び出されてさ。

私、店の制服着たままカフェの裏口っぽいところに

連れて行かれて

ほんで、コクられた。

ヤンキーっぽいの2人からと

年齢不詳の中年っぽい人からと、

サーファーっぽい人からと

大学生っぽい人からと

たぶん、これくらいコクられたかな・・・?

中年男性はおいといて、

あとの人達さ、めっちゃチャラチャラした感じなのよ。

「え、からかわれてる?」

ってくらいチュラチャラしてた・・・。

「えっと、どこかでお会いしましたっけ?」って思うくらい

初めて会ったっぽい人達ばかりなんですけど・・・。

その人達、みんな半笑いで、

おちょくられてると思って、断ったけどねー。



バイト始めただけで

こんなに次々とコクられるのか・・・?

じゃあ社会人になったら、どうなるのーー?

めっちゃモテるんちゃうん?

などと、大勘違いをこいてしまった。


っ全然、モテないんすけど。

からっきしなんすけど。

みんなーー私の存在わかってるー?

目に入ってますかーー?

仕事終わりとか飲みに誘ってくれたりしないのーー?

まったく無視っすかーーー?

私の中では仕事中、あるいは定時後とかに

ビルの非常階段とかに呼び出されて

「付き合ってくれないか?」的なコクりがあんのかなー

なんて期待してたんすけどーー!

風が強くて乱れる髪を耳にかけながら

「えーーー?まだ仕事なれてないからぁ早いかなぁ・・なんて」

とかジラすんかなぁー

なーーんて考えたりしてたわけ。


みごとモテない!



『すかしてる』『とっつきにくい』『冷めてる』『男に興味なさそう』

って風評がどうも一人歩きしてたようだ。

ま、容姿がイマイチ(イマニ?イマサン?)なのも要因にはあったと考察する。

(なんせ働いていた職場ときたら、とんでもな美女ぞろい!!)

私の良さ、まったく浸透しない。

そうこうするうちに新入社員が入ってきた。

私も新入社員のときは、まだ多少気遣ってもらっていたようだ。

しかし2年目になると、もう老婆のごとく扱い。

新入社員のバーターで飲み会についていったものの

「あ、いたの?」みたいな手痛い仕打ち。

席も末席。

新入社員には「彼氏とかいんの?」と聞くくせに

私にはスルー。


そのうちみんな、オーダーを私に頼む。

私、店員っすか?

2年前のモテキよ・・・どこへ・・・?


そして、こんな感じで今に至る。



でもね!

カッパさんと結婚するまえにもう一度モテキが来ました!!!

その話はまたのちほど・・・。

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私の就活・・・と言ってもはるか昔

2012-04-11 12:07:49 | 思い出話

 

この時期

ピカピカのスーツを着た新入社員らしき若者を

街でみかける。

思えば私のもそんな若かりしころがあったなぁ・・。


と言うことで

私の就活について語ろうっかなぁ

なんて思います。

もちろん私の時代には就活なんていう言葉はなくて

せいぜいリクルートとか言ってましたっけねぇ・・・。

ま、そんなんどうでもいいっすけどね。



えーーっとね

たぶん想像できないだろな。

こう見えてもさ

知ったかぶりしなくてもフツーに知ってる企業とかあるっしょ?

そういう知名度の高い会社に一時期勤めてた。

おわかりのように、すっごく頭がいいわけでも

すっごいコネがあるわけでもないけど

なんだかはずみで受かった。

人生で一番の奇跡です。



思えば、就活がいいかげんだった。

学生時代はバイトで金を稼ぐのに必死。

なんせファッションに金がかかるからねーー。

気が付けば周りの友人、みんな内定もらってた。

ハッと現実に目を向けると、すでに2月。

あー明日卒業式――???へーあっという間だなぁー?

と表面では余裕こいているフリしたけど

心臓はすっごいバクバク。

あわてて学校の就職相談室に駆け込み

まだ募集が残っている企業を探してもらった。

この際どこでもいい!!

とにかく試験が受けられる会社!

先生に頼みながらも、ほぼ号泣。

そうして見つけてもらったのが

後に入社式を迎える会社でござんした。


通勤は家から2時間もかかる僻地。

・・・・。

めっちゃアウェー。

どーすんのさ?ほんとに通勤できるの?



面接試験のとき

「ここまで来るのにどれくらい時間がかかりました?」と聞かれ

びくっと飛び跳ねた。

それから、うわずった声で

「えっと・・1時間ちょっと、くらいでしょうか?」

面接官3人が私の履歴書の住所をあわてて確認している。

「うそでしょう~?2時間はかかるんじゃないですかぁ?」

と刑事のような鋭い目で私を見た。

「あ、そうですね・・・2時間くらいだったかも・・ハハハ」

と、答えながら

(あ~落ちた落ちた・・・)と頭の中でリフレイン。

うわー私、やっぱ就職浪人だーーー!

お母さん、ごめんねー。

とりあえずバイトすっからねーー。

中途募集もそのうち出てくるだろしねーー。

♪まわる、まわるよ時代はまわるぅ~・・・。

もう、上の空。顔は力の抜けた微笑。


すると、

左端の菩薩っぽい(主観だよ)の面接官が

「本社までなら通勤どれくらいかかりますか?」

と、驚きのキラーパス。

え!?そっからのパス???

と、そのキラーパスぶりにあたふた。

「そうですね・・・本社までなら20分くらいです・・・かね?」

(なんでこの席でそんな質問するのさ?)


「じつは本社のほうで1名欠員がでまして、
 
 そちらも今回の試験で採用することになったんですよ」


えーーーと・・・

私の蹴ったへっぽこシュート、

もしかしてゴール入っちゃった?


このときは地方工場での求人募集で

100人ほど受験していたが

おそらく本社までの通勤30分以内は私だけだったと思う。


2日後に健康診断、そして内定通知。


ようやく社会人の切符を手に入れた。

まあ、このときの喜びといったら!


入社して驚いたこと。

同期は偏差値の高い高校出身の上、短大もお嬢様が行くとこばっか。

「サントリーの最終面接まで行った」とか

「伊藤忠商事の三次まで行った」とか

まあ、こっちの会社から先に内定きたから仕方なく蹴ったけどね・・

みたいな言いよう。

(私以外はみんな前の年に内定もらってたんだよね)

おまけに家がセレブ。

なんか高級住宅地に住んでるしぃ。

父親の職業、めっちゃヒエラルキー高いっす。

医者だの検事だの社長だの大企業の重役だの・・。

かたや私はビンボー長屋住まい。

母子家庭。

私が受かったこと自体、アンビリーバボー。

人事の間に合わせ感、ヒシヒシ感じるよ。


まあそんなこんなでOLライフの幕は開けた。

お嬢様つっても

対等に付き合えるし、みんな、意外に庶民派。

いや、なんかウサン臭いのも多い。

クチ悪いし・・・。

お嬢様????


私が勝手に先入観抱いてただけみたい。

なんだなんだ、へぇーー!

気が合うとか合わないとかって

家柄とか学歴じゃなくってその人の本質なんだね。

目からウロコ。


そんなキラキラした会社で12年も働けた私は

きっと幸せ者だったんだなぁ・・・

って今になってシミジミ思いました。。

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苦いデート

2012-03-07 11:37:40 | 思い出話

 

この時期になると思い出す。

まだ私が若かりし頃の甘酸っぱい思い出。


そうあれは合コンで意気投合した彼。

当時、携帯は普及してなかったので

家の電話で連絡を取り合い

初デートへと臨みました。


長時間のドライブの後、目的地の動物園へと到着。


私、トイレに行きたかった・・・。

でも、トイレの看板は見当たらず

とりあえずガマン。

園内を巡回しているうちにヒョコっと出くわすだろ、

と安易な考えを持っていました。



1時間歩いてもトイレは見つけられなかった。

看板は見つけても、かなり奥の方とかにありそうで

たどりつくのに迷いそうな感じ。

なんでこれ見よがしに設置してないんだ?えー!?

とだんだん腹が立ってくる。

「あ、ちょっとお手洗い行って来るね」

と、さりげなく言えるシチュエーションはやってこない。



とうとう出口にきた。

とっさに周りを見渡したがトイレがない。

どうする膀胱がパンパンだ。


トイレ以外のことを考えられずに

ふらふらと駐車場までやってきた。

ここでトイレを済まさなきゃドエライことになる。


探すと「トイレ」があったーーーーーっっ!!!


彼が「ちょっとトイレ行って来るわ」と言ったので

すかさず「じゃあ私も」

と二人でトイレに向かった。


思ったとおりコンクリのヒンヤリするひと気のないトイレ。

もちろん和式。


そのとき!!!

男子トイレから勢いのある放尿の音が響き渡る!!


「えーーこれ、どうするよ」

でももうこれ以上はガマンできないので

私もちょこっと放尿。


!!!!!!


めっちゃ響くや~ん。

どないする?どないする?どないする?


途中で止めるほうが恥ずかしくないか???


もう、いいや!

身体を犠牲にはできましぇ~ん!


と言うわけで、勢いよく放尿。

まるで轟く滝のように。

しかもエコー付き。

長い、長いよ・・・。


終わった・・・。

終わっちゃったよ・・・。


爽快感と悲壮感と羞恥心が三つ巴の

入り乱れた複雑な心境で

車へと戻る。

相手の何喰わない態度で悟った。

「聞かれた・・・」


「なんかね、気持ち悪いおばちゃんがいてね・・」と

放尿の音は私じゃないのよ、

とアピールするつもりの作り話も考えたが、

ミエミエなのでやめた。


気まずい・・・。


夕食の会話もイマイチ。

この間の合コンのノリはどこ行った?

酔ってしまえとばかりに私だけビール飲んだ。

相手、車なのでもちろんシラフ。

この温度差、どうよ?



結局、それが最後。

二度と連絡なかった。

私も空気読めるから、電話しなかった。

だってさ、帰り際に次回の約束もなく

トットと帰って行っちゃったもんね。

にぶい私ですらわかるよ。


これを教訓に

デートの朝は水断ち。

目に付いたときにトイレ行っとく。

すごく行きたいときは1km歩いてでも行く。


本当、逃がした魚は大きかったと思う今日この頃・・・。

カッパさんがくしゃみでコーヒーを

ぶちまけた。

もう春です。

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