昨日、天気が良かったので
お客さんに教えてもらった神社へ梅を見に行った。
しかし梅はあまり咲いてなかった。
今年は例年より咲くのが遅いようだ。
ちょっとがっかりした。
でも、その神社は想像以上に
良いエネルギーに満ちているようで
カッパさんと
「いい神社やな」とうなずきあった。
さすが妖怪のカッパさん、
パワースポットだと実感できたようだ。
神社の裏手は山で、散策コースもあった。
せっかくだから散策しようとしたが
実は2日前からプチぎっくり腰になった私。
歩けるけれど、限界を超えると
動けなくなるんじゃないか、と不安になった。
短いコースもあったので
のんびり進むことにした。
しかし驚いたことに
あの、
アスピーのカッパさんが
な、なんと
私を気遣いながら歩いてくれるではないか!!!
私はいつ豹変するかビクビクしていたが
最後までカッパさんはキレなかった。
一体どうしたのか?
神社パワーの成せる技か?
カッパさんの急な思いつきで
大阪でツーリングが好きな人には有名な
「暗(くらがり)峠」に寄ってみることにした。
以前バイクに乗っていたときに何度か通った道らしい。
私は温泉に行く準備をしてきたので、
そんな寄り道して
温泉へのルートに軌道修正できんのか!?
と心配したが、
よけいなこと言ってカッパさんのウキウキした気分に
水を差してはあとあと面倒だ。
ガタゴトと細く狭いのどかな道を越え
「どや、これがくらがり峠やで、初めて通ったやろ?」
と嬉しそうに聞く。
私は、これから温泉はどうすんのか、
このあとしょーもないドライブでお茶をにごすのか、
と、そっちに気が行ってしまって、
暗峠はどーでもよかったし感動もなかった。
「別に」
とエリカ様調で返事をしようと思ったが、
またそんな返事をすると、カッパさんの機嫌が悪くなるのでは?
と思い直し
「あーーそーだね、よかったよ、おもしろかった♪」と
返事した。
「あっそう♪そうか!フクちゃんに喜んでもらえてよかったー」
と、めっちゃ嬉しそう。大喜びだ!
そっかーー。
いつも、こんなふうに返事すればよいのか・・・
となんとなく理解した。
温泉はあきらめていたが、
偶然通った道沿いに目当ての温泉を発見したので
結果オーライ。
なんとか目的達成。
「今日は楽しかったね」と私が言うと
カッパさんの顔がパアーっと明るくなり
「え、ほんま、楽しかった? よかったーフクちゃん楽しかったんやー」
と、全て自分が計画したかのごとく大はしゃぎだった。
毎日、こんな風にカッパさんの機嫌が良ければいいのに
と思った休日だった。
おかげで今日は腰が痛くて立てない・・・(-“-;)