一年に一度か二度ほど、
宝石のようにきらめく日が訪れる。
それが昨日だった。
古い友人が自宅に遊びに来てくれた。
私が張り切ってランチをもてなした。
料理は前々日と前日の2回に分けて作っておいた。
ミネストローネスープとゴボウのハンバーグ、かぼちゃのサラダだ。
珍しくドラゴンフルーツも手に入ったので、
前菜にした。
「すごい!手早く出来たね!」と友人達は誉めてくれたが、
当日、温めて盛り付けただけだった。すまん。
その後はカッパさんに車を出してもらって
みんなで郊外のカフェに移動した。
パンケーキが美味しかった。
あっと言う間に日が暮れて、
カッパさんに彼女達を家まで送ってもらった。
帰りにスーパー銭湯に行った。
人里離れた銭湯だ。
料金が安い割りには設備が充実している。
ただシャンプーリンスは持参。
ちょうど露天風呂に入る頃が黄昏だった。
露天には私のほか誰もいない。
樽風呂も空いている。
浴場の灯篭が湯気の向こうにぼんやりと灯っていて
すごく幻想的。
ゆらゆらゆれる湯を眺めて、日常を忘れた。
ここは静かでいい。
本当に落ち着く。
ちらほらと動く人影は幻か?
風呂から出て、ついでに夕飯も銭湯で済ませた。
家に着いたら、ビールを飲んだ。
「今日は楽しかったなぁ・・・」とつぶやく。
アスピーのカッパさんも
今日はずっとお利口だった。
気のいい旦那でいてくれた。それが嬉しかった。
こんな1日、めったにない。
だからこそ、貴重なんだな。
毎日が楽しいと飽きるもんね。
当分、友達と遊ぶ予定がない。
早速、予定入れなきゃ!!
たまには疎遠になってる友達に連絡でもとってみるか?