カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

東野圭吾さまへ

2014-09-17 17:39:12 | 趣味


私がまだ学生のころです。

そのころからミステリは好きでした。

当時、江戸川乱歩賞を受賞したのが

東野圭吾さんと森雅裕さんでした。


まず森さんの「モーツァルトは子守唄を歌わない」の

ハードカバーを買って読みました。

タイトルにつられて買った割りには大変面白かったのです。

何度も何度も読み返しました。


やがて東野先生の「放課後」も気になり

文庫本を待って読むことにしました。


このときの感想は、

はっきり言ってつまらなかった・・・のです。

私の感性が低いのかと思い

次に書評が大絶賛の「卒業」も買って読んでみました。

イマイチ、はまらなかった。

ただ、私が当時に好んで読んでいたミステリは、

設定が身近な世界ではなかったのですが、

東野先生のミステリは登場人物も等身大で

すごく身近に感じました。

ミステリと言うより、甘酸っぱい青春小説?

もちろんライトノベルみたいにカラリとしたもんじゃないですが・・・。

読みやすさに惹かれたのでしょう。

それからは、ごくたまに図書館で借りたり

文庫本を買ったりして東野先生のミステリを読みました。

先生の作風は色んなパターンがあることを発見しました。


たぶんマイナーだと思うのですが

私が一番好きな作品は

「白馬山荘殺人事件」なんです。

この作品は何度も読み返しています。

ペンションの部屋にまつわる謎解きがすごく不気味なんです。

登場人物も魅力的です。

あーー面白いなぁって感動しました。


人間ってわがままですね。

東野先生がだんだん人気が出てきたんです。

本がすごく売れてゆくんです。

腹立たしかったんですね。


いまや押しも押されぬ大ベストセラー作家です。

もう手が届きません。


それでもね、たまに買うんですよ、文庫本。

昔の自分を思いだしたりしますね。

今でも初期の作風で書いている作品が好きです。

これからもますますのご活躍を期待しております。


とは言ったものの、もうお金がたまってたまって

仕方ないんじゃないですか?

もうね恐くて印税の計算なんてできませんよ。


もしアシスタントを募集しているのであれば

どうぞお気軽にお声をかけてください。

なんでもしますよ。汚れ仕事も平気です。

このブログを先生の関係者が読んでいることを切に願います。

コメント
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