「おでん風呂は後で入る」
と私が寝言で言っていたそうだ。
でもね、私そんな夢見てないんだけど・・・。
今朝、カッパさんから聞いた。
自分の寝言じゃねーのか?
さ、気持ちを切り替えて、と!!
押入れを整理してみたところ
私の若いときの服とかが出てきた。
そこには可愛らしい下着も何点か見つかった。
あきらかに勝負下着。
新品のまま!
これ、みんな持っているよね。
「あたしゃ勝負下着なんざ持ってなかったさ」
と言うヤツ、あきらかにウソついてるぞ!
しかし、勝負下着は陽の目を見なかったりする。
(下着が陽の目をみるわけないっしょ、なんてツッコミはやめてね)
いつのまにか、その存在を忘れ去られる。
私のように10年以上経ってから、なつかしむ場合も多い。
でもね、もう身につけれない。
あきらかにサイズが小さい。
デザインもアラフィフには無理。
きっと温泉では『オバハン、気色悪い』と思われる。
いや、意外にキュートな下着を身に着けているシニアがいるけどね。
で、そういった下着をどうするか?
いつまでも思い出の品として取っておく・・・
なんてことはしないよ。
姪にあげちゃうね。
サイズが合うかどうかは知んない。
でも押し付ける。
任務完了!
勝負下着を養子に出した。すっきりだ。
幸せになってね・・・と願う。
さあここで勝負下着のあり方を考えてみよう。
そもそもいつ出番がやってくる?
だいたい身につけるのはどういうときだ。
最初のデートのときか?
3度目のデートのときか?
クリスマスのときか?
以前、飲み会で男友達に聞いてみた。
「彼女の下着って見たことある?」
「んなもん、知らんわ」
「チェックしないの」
「下着なんかどうでもええわ」
「肌色のへそまで隠れるデカパン履いていたら興醒めせえへん?」
「別に」
この男だけが特別なのか、
あるいはほかの男性なら女性の下着にこだわるのか。
私個人の見解では、男は彼女や妻の下着にはあまり興味がないと思う。
その・・変態とか変な性癖の人は別として。
でも、女性には少しでも自分をキレイに見せたい気持ちがあるので
たとえ男性が目もくれなくても、
勝負下着は履いていたい。そして素敵な時間を演出したい。
自己満足だろうね・・・。
でもねーーー男ってやつはねーーー
せっかく二人で過ごす時間であっても
どんな場所(例えば小汚い部屋)でもいいみたいだし、
女がヨレヨレの下着であっても全然頓着しないみたいだしーーー。
なんか女の独り相撲?っぽいよね。
そうこうしているうちに
勝負下着は出番もなく、タンスの奥の奥で忘れ去られてしまう。
でも・・・いいんだ。これで・・・。
夢があるよね。
選んでいる瞬間はわくわくするよね。
十分お役目果たしてくれたよ。
なんか神妙な気持ちで神社に奉納したくなるよ。しないけどね。
飲み会の後日談として
噂で私は肌色のデカパンを履いていることになった。
「らしいね」とも言われた。チクショー!!
なぜみんな私に“女“を感じない?
あのとき「黒のTバックならどう?」って聞かなかったのは
痛恨の極みだ!!