SNSに投稿された発言に傷つき、
命を絶ってしまった女性がいる。
このニュースを聞いたときは、
やるせない気持ちと、
日本もとうとうそこまで行ってしまったのかと言う悔しい気持ちあった。
彼女が有名人だからニュースになったけど、
一般の人でも心無い書き込みで命を絶った人は少なからずいるだろう。
私も以前にとあるサイトに悩みを相談したことがある。
もちろんカッパさんのことだ。
アスピーゆえにどう対処していいのやら、
日々どうやって平常心を保てばいいか、など悩んでいた。
(今はなるようになれ、で開き直っている)
自分なりに誠実な文章を心がけて投稿したつもりだったが、
めっちゃ炎上してしまって、
もうサイトを開くのが怖くなり、夜もろくろく眠れなくなった。
二度とサイトを見ないぞ、と決心しても、
「もしかしたら応援してくれる書き込みがあるかも・・・」と期待してのぞくと、
まだ絶賛炎上中で、また傷ついて眠れなくなった。
まさか自分が見知らぬ多数の人たちから、
こんなバッシングを受けるなんて思いもしなかった。
書き込みの内容は、文章の揚げ足取りのようなもので、
『とりあえず生活には困っていない』と書けば『金持ちを自慢してる』
と歪曲して取られてしまう。
ここは『平均年収よりは下』と具体的に述べるべきだったようだ。
カッパさんと店員とのトラブルの内容についても、
『それはクレーマーであり犯罪だ』『そばにいるアナタも同罪だ』などと罵られる。
わかってるっ!だから、相談しているんだけどね!
『旦那とアナタは同類だ』とか、
『そんな人と結婚したアナタが悪い。自己責任だ』と言う意見が最も多い。
これを言われると身も蓋もない。
ファミレスで友達に旦那の愚痴を言っても、
『そんな人と結婚したアナタが悪い。自己責任だ』なんて言われたら、
口があんぐりして開いてしまう。
それは、お店で食中毒に遭った人に対して、
その店を選んだアナタが悪い、と言うのと同じではないか?
選択を誤らずに生きたきた人なんて存在するのだろうか?
だいたいバッシングする奴なんて不幸に決まっている。
自分が不幸なのを誰かの責任にするから腹が立つのだ。
そしてその鬱憤を全くの他人にぶつけて、気を晴らしている。
おそらく気が晴れたのは一瞬だけで、
また不幸のスパイラルにハマってしまうのだ。
その鬱憤や怒りをぶつけられた側がどんなに傷つくか想像もしていない。
もし、私がサイトでバッシングされた経験がなかったら、
「なぜ、その程度で死を選ぶの?」と疑問を持ったかも知れない。
しかしね、悪意のこもった書き込みは相当な殺傷力があるよ。
十分、犯罪に相当する。
書き込みする側は悪意でなく単なる正論を呟いただけかも知れない。
でもその内容が相手に対する批判であれば、鋭いナイフになって届く。
今後、法律が改正されて、誹謗中傷した人が容易に特定されるようだ。
ようやく・・・やっとね。
「死ねや」
その一言が、どれだけの重い罪になるのか魂に刻んでほしい。
もしうっかり呟いたとしたら、
傷付いた側が納得するまで償うべきだと思う。
(カッパさんにオナラ5連発かまされた時に、私はこの暴言を吐くが
これは許されるよね?)
さて、このような事件(オナラ5連発ではない)を防ぐためにも、
提案したいことがある。
それは、書き込みを課金制にすることだ。
クレジットカードなどを紐付けにすることで、犯人を特定しやすい。
お金がかかるとなると、自分の書き込みも慎重になるだろう。
SNSの運営側の方たちに是非検討してもらいたいものだ。
まあ無理だろうけどね。