カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

怖い話

2013-08-04 11:40:14 | 非現実なお話


やっぱ夏の夜は怖い話っしょ?

でもごめんね、私、霊感ないんだ。

多少あったら人生の幅も広がるかなぁ~

なんて思っちゃうけどね。

霊感なくても霊体験した人は多いと思う。

私の場合、霊体験と言えるかどうか・・・。

とりあえず乏しい経験を披露させてもらうよ。


<変なマンション>

やっぱり部屋は四角形じゃなきゃだめだよね。

その部屋は和室が台形になってた。

なんか落ち着かない。

朝、カッパさんが早朝に出かけることがあって、

見送った後、二度寝したんだ。

そしたら玄関の方から

2人の子どもがパタパタと走ってきて

私の布団の周りを楽しそうに鬼ごっこしてた。

「うわ、これ夢じゃないぞ」

「目、開けたいけどコワイ」

と思いながらもウトウトしてしまった。


そのマンションはもう変なことだらけで

結局1年半で引越したよ。


<私の実家の前の道路>

よく人の気配を感じたし、

誰かが足にしがみつく金縛りにもあった。


夏は窓を10cmだけ開けて寝てたんだ。

夜明けごろかな?

眠りながら「あ、雨が降ってきた」とぼんやり覚醒してた。

すると家の前の道路を

西の方向から中年のおじさん(なぜか映像が見える)が

トボトボ傘もささずに歩いてきた。

その瞬間しまった!と思った。

そのおじさんは生きてなくて、

私がおじさんに気付いたことを察知したようなのだ。

するとビュッとひとっ跳びに

私の部屋まで来た。

「しまったーーー!窓が開いてた!」

と思ったのも束の間、

おじさんが私の布団に滑り込んできたのだ。

あまりの怖さに意識が飛んだ。

その後覚えてない。


こんな感じ。

霊体験?いや単なる夢かも知れない。

夢か?

夢だったら怪談っぽく語っちゃってごめんね。


<のぞく子ども>

まだ私が小学生のころ、

家の裏に障害のある女の子が住んでいた。

私が母の鏡台でいたずら心で化粧していると

「ふふふ」と笑い声。

鏡越しに、その女の子が私の家をのぞいているのが見えた。

すごく怖かった。

大人になってから、そのときの夢を見た。


その夢を見た翌日、

知的障害のある少年が、

昨夜うちをのぞいた、と隣のオバサンに聞かされた。

オバサンはたまたまベランダにいて

目撃したようだ。

夢の符合にぞっとした。


ま、これも偶然っちゃあ偶然だよね、うんうん。



<変なマンション>については、

以前にブログに書いたけど、

ひどかったんだ。

湿気がすごいの!

お風呂場では、毎晩黒カビと戦っていた。

(カビって一晩で生えるものか?)

紙製のものは全て湿気で波打っていたわ。

本や雑誌も読めなくなるほど湿気にやられた。

幽霊を全く信じないカッパさんでさえ、

「人の気配がする」と怖がっていた。

上の部屋から重そうなソファーを引きずる音や

ガタガタと家具を移動する音。

大家さんに訴えると

「上は誰も住んでいないよ」と言われた。

換気口から聞こえる鎖の音や金属音。

マンションに初めて住む私とカッパさんは

こんなもんなんだ・・・って

勝手に納得しちゃってた。

「ここ、おかしいよね?」ってクチに出すのが怖かった。

変な現象は全部スルーしてた。

今、考えるとおかしい?ような・・・

いやいや気のせいだって!!

何でも霊のせいにしちゃダメ。そうそう。


そう言えば、騒音の件で大家さんと不動産屋と

私ら夫婦で話合ったときに、

不動産屋が

「前もそんな騒ぎがあったよね?」と

大家さんに聞くと、

「そんなんない!この人らが神経質なんや」と

一蹴された。

不動産屋、何か知ってたのか?


ま、こんな感じで、

私のなんちゃってな怪談を終わります。

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