カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

蜂退治その後

2022-08-01 15:52:17 | 日常のあれこれ

 

翌朝はよく晴れていた

昨夜退治した蜂と蜂の巣を処理するべく、

私は火バサミ(ゴミバサミ?)とビニール袋を手にベランダに降り立った。

そーっとかがんで巣を確認すると、

蜂さんたちが寄り添うように死んでいた。

そして巣の真下には赤ちゃんたちが積み重なって死んでいた。

可哀想だった。

あーこれ私が殺ったんだ。

なんてひどい・・・。

やっぱり殺生は嫌だな。

蜘蛛やゴキブリだとこんな気持ちにならないのにな・・・

などと思いながら、蜂さんと赤ちゃんと巣をビニールに入れた。

そんな私の気も知らず、カッパさんは鼻歌まじりで

歯を磨いている。

巣と死骸をゴミ袋に詰めて、捨てに行った。

カッパさんが「もう蜂の処理は終わったん?」と聞くので、

「今捨てに行った」と言うと、

ふぅ~んと満足そうにうなずいてから

「僕が巣を見つけたからよかった」

「幼虫が成虫になってたら巣はもっと大きくなってた」

と、カッパさんは退治できなかったので、

巣を見つけたことをすごい功績のように自慢し始めた。

ことあるごとに

「僕が巣を見つけた」と威張りくさる。

もし、カッパさんに蜂退治させていたら、

この程度の威張りではすまん。

朝昼夕晩と私に

「ありがとうね」「助かったわ」「私には無理だった」

「カッパさんの勇気に脱帽だ」などとを感謝求めるにちがいない。

それを言わないと「そんなに感謝するのが嫌か」などと不機嫌になる。

いやいや、感謝って何度も何度も言わせるもんじゃないからね。

せいぜい2回ほどだよ。

つくづく私が退治してよかったと胸をなでおろす。

 

今回の蜂退治でカッパさんがいかに小者であるか

思い知った一幕である。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カッパさんとあしなが蜂 | トップ | 美肌とお金 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日常のあれこれ」カテゴリの最新記事