カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

新聞の「人生案内」

2022-09-25 09:20:16 | 日常のあれこれ

 

読売新聞にお悩み投稿の『人生案内』と言うコーナーがある。

それに掲載された。

2回目だ。

私がカッパさんのことを対処しれきれなくて相談したのだ。

昼食のあと、カッパさんがその記事を読んでいて、

「お、これ、もしかしてフクちゃん投稿した?」

と聞いてきたのでびっくりした。

でもそれはカッパさんが冗談で言ったみたいで、

笑いながら悩みの内容を声にして読み始めた。

「うわーーこれ僕のことやんかーー」と大騒ぎ。

でも読み進めて行くうちに、

「あ、ここはちゃうわ」「ここも違う。僕こんなことしーひんもん」

と、ところどころ否定し始めた

私は頭の中で『てめぇのことだわ、全部!』と毒づいたものの、

いつ白状しようかとタイミングを見計らっていた。

するとカッパさんは

「フクちゃんかと思ったわ」と言ってバサッと新聞を閉じた。

どうやら別人だと思っているらしい。

なぜだ?

なぜそう思うのか不思議だ。

「ま、世の中、僕に似たやつもおるんやな」と嬉しそうに笑っている。

仲間がいると思っているらしいが、

それは仲間じゃなくてカッパさん自身なのだ。

 

その後、私がテレビを観てくつろいでいると、

カッパさんの母ちゃんから電話があった。

「今日の新聞の人生案内、読んだ?」と聞かれた。

「あれ、フクちゃんが投稿したんやろ?」

ズバリ当てられた。

そりゃあそうだろう。

以前、私が母ちゃんに相談した内容そのままだもん。

でも私は答えられなかった。

すぐそばにカッパさんがいたから。

私は「カッパさんからも『ふくちゃんが書いたやろ?』って

言われました、はは」とトボけた。

母ちゃんは「お父ちゃんはな、フクちゃんはそんな投稿するわけないって言うてんねんけどな」

ますます私が書きましたって言えなくなった。

もうシラを切るしかない。

その後は世間話や宗教がいかに恐ろしいかなどを

母ちゃんはひとしきり喋って電話を切った。

何を隠そうカッパさんの母ちゃんは、宗教団体に2000万円もの

大金を寄付したと言う前科がある。統一教会ではない

その一部はカッパさんのお年玉を積み立てたお金だ。

あー今そのお金が残っていたらなぁ・・・。まあ30万円ほどだろうけど。

 

そんなこんなで人生案内騒動はうやむやになった。

ちなみに回答者は、夫とは別の人生を歩むことを勧めてきた。

ワシもそう思う。

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