光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市で60年続く小倉アイスの店・東屋

2020年08月11日 | 日記
 
8/7(金)木更津市矢那の野菜直販所に買い物に行った帰り、自宅近くのアイスクリーム店「東屋」に寄ってきました。あまりの暑さに木更津名物の小倉アイスを食べたくなったのです。東屋にはご無沙汰していて前回行ったのは4年前の2016年8月でした。駐車場に車を入れ店の外観を撮影。撮りながらあれ?随分垢抜けたなと、ツレと話しながら入店しました。





 店内には御主人とお母さんがいて接客。店内は明るくお洒落、品数も増えて町中のお菓子屋さんと言う雰囲気です。以前来た時はお母さんが一人で切り盛りしていて、商品も小倉アイス最中のみでした。

 いつリニューアルされたのですか?と聞いてみると2019年1/11との由。ここ東屋菓子舗は昭和31年(1956年)木更津駅東口で開業。その後昭和47年(1972年)に現在の木更津市吾妻2-5-14に移転し現在に至っています。その頃は小倉アイス最中だけ販売、その美味しさから木更津のソウルフードと言われていました。



 お母さんに以前購入した小倉アイスはまだありますか?聞いてみました。すると最中の皮を作っているところが無くなり、いろいろなメーカーを捜して今は都内のメーカーの物を使っているそうです。小倉アイスは同じですが、皮の形や模様が違うとの由。皮が無くなったら出来なくなるかもしれないと言っていました。

 大きさも少し小さくなったよう。以前は1個150円だったのですが、200円に値上がりしていました。家に帰り食べて見ましたが、以前と変わらぬ美味しい小倉アイス。甘さ控えめでさっぱり。最中は水分を吸わない皮で、食べるとパリパリと音がする懐かしい最中でした。いつまでも作り続けてほしい木更津の名物です。





 因みに2016年に購入した小倉アイスの写真が残っていたのでUPしました。上が最中の皮に包まれた物、下は最中を開けたところです。