時々雨が降ったり強い風も吹いていた不安定な9/7(月)ツレと久しぶりに木更津市内の漁港を訪ねてきました。最初は見立て海岸と金田漁港,次に最近整備して綺麗になった新町船溜りに行きました。海が台風のせいで不安定なせいか漁船は係留されたままで、誰もいません、寂しい船溜まりです。
そして袖ヶ浦市との境に在る牛込漁港。ここは海に向かって並ぶ海中電柱が残っている貴重な港。現在は使われていませんが監視小屋も最前部に現存しており、この不思議な景観を見る事が出来ます。
海中電柱のある海岸の近くには、袖ヶ浦海浜公園があります。毎年氣志團万博が開催されるところですが、今年はコロナ禍で9/26(土)オンライン開催だそうです。
牛込漁港から木更津駅方面に戻り、久津間海岸に向かいました。途中昨年の台風の影響で壊れた家が廃墟になっていたり、産廃の処理場等を通り、20分程で久津間海岸に到着。
賑わっていた潮干狩りも7月には終了しているので、ここには誰もいません。まさに兵どもが夢の跡です。久津間海岸のシンボル赤い鳥居が静かに佇んでいました。また対岸の日鐵(旧新日鐵)の工場や溶鉱炉が影絵のように霞んで見えています。
そしてここにも海中電柱が沖に向かって伸びています。電柱をつなぐ電線には海鳥が鈴なりに停まっています。まさにジブリの「千と千尋の神隠し」に出て来る一場面を思い起こします。