1/8(土)江戸時代から続く木更津市中島地区で行われている「梵天立て」をツレと見てきました。この日、木更津の午前7時の気温は0度前後。防寒対策をしていても寒いのですから厳寒の海に入るのには、相当な覚悟がいります。海から上がって来た人達は海に降りる場所で記念写真をしていましたが、誇らしげでにこやかでした。
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海から上がって来る若衆と階段で待つ人達の服装が、あまりに違うのにビックリです。海に入る時間はそれ程長くないかもしれませんが「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言う言葉が頭に湧いてきました。
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最初に梵天を立てる位置は岸壁から約100m位の海に立てるそうですが、後から向かった梵天はそれより沖に建てなければならないと言う決まりがあるとの由。以前は300m先に立てられたのですが、危険が伴うので三分の一位の距離になったそうです。
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水天宮の結界の中の行人たちも大変です。海風が直接当たる場所で、般若心経や法螺貝を吹き続けなくてはなりません.行人が並ぶ海の先には、凍えそうな海で行われている梵天立ての神事が行われているのですから。
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9時を過ぎると日が射してきて明るくなった東京湾に立つ、梵天に光が射してとても綺麗です。
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海に入った父親を家族が出迎えています。10時半頃になると、今までにぎわっていたドラム缶マキストーブ周辺も、人垣が少なくなり木更津の神事梵天立ても終了を迎えます。
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