1/8(土)木更津市中島地区の厳寒の海で行われた梵天立てが終わると、それに付随する色々な神事を中島、金田、牛込地区で見る事が出来ます。ツナハリ(藁飾り)と呼ばれる災い来るなと言う厄除けです。疫病神は昔から道を伝って町や村に忍び込む、という言い伝えがありました。そこで集落の境に綱を張り、藁(ワラ)で作ったタコやエビを吊るして疫病神を封じたそうです。
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最初見に行ったのは、木更津市牛込の天満宮横に架かるツナハリです。幅3mの道路に藁の綱に凧やイカが下げられ風にたなびいています。タコの藁人形は末広がりを表し。エビは腰が曲がるほどの長寿、サイコロは幸福と安全を意味しています。
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天満宮の後ろにも農道の交差点があり、ここにもツナハリが吊られています。
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同じようなツナハリなので、製作も同じ組が行っていると思われがちですが、全く違う人たちが製作しています。
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次に行ったのは牛込地区集会所側のツナハリです。細い農道に2本の竹が建てられその間にツナハリが張られています。竹の光景の中に丁度集会所が入っていました。また逆から見ると三井アウトレット側の観覧車が見えます。
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牛込集会所からアウトレットに向かう道に1/8に見た梵天立ての小梵天が建てられた場所が在りました。鯨地区の集会所の近くです。梵天立てに参加した証のようなものでしょうか?小さな祠もありました。
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その先に鯨地区の人達が作ったツナハリが吊れてられています。高い場所に吊るすので大変です。2015年1/12に一度吊す場面を撮影させていただきました。参考までにUPしました。
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