光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津の厄除け神事ツナハリ②

2023年01月19日 | 日記

 木更津のツナハリを捜して次は、牛込区公会堂に車を停めました。この公会堂からアウトレット方面に行く道にツナハリがあるのです。この地域はアウトレットを中心にした近代的な町並みと、原住民の漁業関係者の旧い漁村が入り組んで、珍しい光景を呈しています。まさに藁飾りと観覧車が同じ景観の中にあると言う不思議な地区です。

 ツナハリは村に入る入り口や出口に張られますが、これとは別に家の入り口や小さな祠にも藁綱が張られた物が見られました。この場合ツナハリと違い、木の葉や御幣が藁縄に結ばれていました。

 次は4か所目のツナハリです。牛込漁港に近い田んぼの中にそれはあります。

 去年までこのツナハリは、横の棒が2本立っているだけでしたが、今年は綺麗にツナハリが飾られていました。2年程前このツナハリの前で、60才位の方がツナハリの説明をしてくれたのですが、その方達がツナハリを復活させたのかも知れません。

 このツナハリの後ろには、4畳半位の小屋が建てられお地蔵さんが2体納めれれています。いつ来ても花が供えれれ綺麗に掃き清められています。この田の神様とツナハリも深い縁があるのでしょうか?人をあまり見かけないので、聞く事も出来ません。いつかこの周辺の人に聞いて見たいと思っています。

  このツナハリの後ろに回ると、観覧車とツナハリを一緒に見る事が出来ます。観覧車の場所を決める際にツナハリが見える位置を計算していた?なぁんて事はあり得ませんが、そんな事が頭に浮かぶ今日この頃です。