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6/2(火)先月から観察して来た長須賀のセイタカシギもようやくヒナたちの姿を見る事が出来ました。セイタカシギの抱卵日数は図鑑によると26~27日。私たちが初めて卵を温めているのを見たのは、5/3ですから約1か月目の出来事です。
気温が朝から高かったこの日、何時もの蓮田に行って見るとセイタカシギが、卵を温めていた場所に親子の姿を発見しました。時間は早朝の5時40分頃です。
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親の周りに2~3羽のヒナが餌を捜していました。1羽は親の羽毛の中に潜っています。
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まだ卵を温めているセイタカシギもいました。しかしそこに他の場所から来たセイタカシギが盛んにちょっかいを出してくるので、雄が果敢に迎撃しています。
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またカラスがヒナを狙っているようで沢山近くの電柱に止まっていました。セイタカシギは水際の見晴らしの良い場所に巣をつくり抱卵します。その為天敵に狙われやすく卵がかえり成鳥する割合は2割程度との事です。この日も雄鳥が羽を広げてカラスを威嚇していました。
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沼地の中の枯れた葦の側にもヒナたちの姿が見えました。可愛いですね。これから親と水の上を行進する姿が見られると、地元のカメラマンの方が教えてくれました。楽しみです。
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