光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

まるでシルクロードの遺跡のよう②‐富津市の磨崖仏・岩谷観音堂

2020年06月10日 | 日記
 
 6/3近隣の富津市数馬にある岩谷観音堂やぐら群をツレと見学して来ました。しかし新型コロナが猛威を振るいだした3月から千葉県内に巣ごもり、県外に出たことがない今日この頃。ストレスが溜まっているので、こんな不思議な遺跡を見ると癒されますね。




  まず岩谷観音堂右奥の回廊から見学しました。この洞窟はこの字型になっており、両側の壁に様々な磨崖仏が彫られています。





  そして出口には像高約115㎝の大きな仁王像と思われる像が彫られています。時を経て風化していますがその威容が伝わってきます。観音堂の守り神のようです。洞窟出口の上には2階に続く階段があり、手すりがあって安全に上がれます。



 2階の洞窟はかなり広いですね。休憩用の椅子やテーブルが置かれていました。ただこの遺跡にはそぐわない様に思います。





  ここにも磨崖仏が沢山彫られています。もう風化して影絵のように見える物もありますが、ここが一番シルクロードの遺跡に近い様に感じました。





 不思議な磨崖仏は、何時まで見ても飽きない不思議な力を持っています。岩谷観音堂入り口には、寛永年間に建てられた石碑があり、その上に可愛らしい像が置かれていました。上がったり降りたり狭い所にいた割に疲れません。古に刻まれた仏像群に癒されるパワースポットでした。









最新の画像もっと見る