光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市郊外の野鳥たち-ホシゴイ、椋鳥とカルガモorシラサギ

2020年09月14日 | 日記
 
 9/4(金)午前5時20分頃の事ですがツレと自宅近くを散歩中、ふと農用用水を見ると見慣れない鳥の姿を発見しました。ホシゴイです。すぐにカメラを向けシャッターを切ったのですが、撮れたのは1枚だけ。飛びたってしまいました。

 ホシゴイはゴイサギの幼鳥。褐色の体に白い斑点が星のようについている事からホシゴイと呼ばれています。2年ほど前に撮影して以来で、久しぶりの御対面です。そして近くの電柱には沢山の椋鳥、朝日が羽を優しく照らしてとても美しい。





 9/10(木)の午前6時頃には見られないと思っていたカルガモの群れを目撃しました。南西の方から30~40羽の鳥の群れがこちらに向かって来たのです。





最初は数が多いので鳩の群れかと思ったのですが、飛び方が違っていたので望遠レンズで確認すると、カルガモの群れでした。



 凄い数のカルガモです。その群は3つぐらいあり東の方に去っていきました。何処に行くのでしょうか、ついていって確かめたい気分になりました。





 カルガモが飛び去った後はシラサギの群れを見る事が出来ました。稲刈りの済んだ田んぼに12羽のシラサギが餌を啄んでいました。草の緑に鳥の白が映えてとても綺麗です。幻想的な光景でした。



ぶらり木更津みなと町をゆく-新宿地区の散策

2020年09月11日 | 日記
 
  木更津港の撮影が終わり時間が空いたので、江戸時代この場所は北河岸と呼ばれ木更津船が活躍していたことを思いだしました。まだ午前7時頃、みなと町木更津の新宿地区を散策する事にしました。まず船溜りに在った金毘羅大神の常夜灯を見学。この常夜灯は江戸時代後期文化9年(1812年)に建立されたもの。木更津港を照らし、大漁祈願と海の安全を今も守っています。





  船溜りに軽トラや車が集まってきました。沖の漁舟が戻ってくるのでしょうか?少し待ってみたのですが、舟は来ません、代わりにネコたちが出てきました。面白い光景です。





 船溜り周辺を歩いてみました。廃屋が多いですね。木更津駅からそれ程離れた地区ではないのですが、殆どと言っていい程廃屋と空き地です。





 県道87号線に面した所は普通の住宅ですが、1本路地を入ると廃屋ばかりです。木更津倉庫の裏も空き地で、廃屋を壊した後の様です。



 電柱に蔦が絡み十字架の様なが所がありました。その反対側には家屋が一面蔦に覆われています。人が住んでいるのかと思ったのですが、やはり空き家でした。





 ここは一般住宅の隣が廃屋です。不思議な光景ですね。台風でも来たら大変でしょう、心配になってしまいます。県道87号線をジョギングをしている人がいました。お早うございますと挨拶をされました。昔栄えた北河岸もいまは廃屋だらけ、栄枯盛衰を実感させられる今日この頃です。



木更津の漁港③‐木更津港周辺

2020年09月10日 | 日記
 
 木更津の漁港を回った前日に続き、9/8(火)はツレと木更津港周辺を早朝撮影して来ました。三密を避けて午前5時半頃、木更津市新宿の外れにある船溜りに到着。早朝にもかかわらず犬を連れたおばさんやジョギングをしているおじさんが2~3人いました。船溜りの出入り口にある赤い水門が開放されていたので、階段を上り水門の中央部まで行ってみました。





 上の写真が船溜りの左、下が右側の船着き場です。





 木更津港の入り口の日本一高い歩道橋「中の島大橋」がよくみえます。手前の駐車場は木更津内海公園。秋の「みなと木更津うみ祭り」には体験乗船会、つり大会が行われ屋台等が出て賑わう場所です。



 水門の側には面白い店がありました。「TANUKI Cycle 小さな自転車屋」という自転車屋さんです。狸の絵が描かれカラフルな椅子や小物が置いてありました。営業時間が9~17時までなので誰もいませんが、どんな人がやっているのかまた来てみようと思います。



そして吾妻公園横の道を陸上自衛隊基地の方に進み橋を渡ると細長い出島に出ます。駐車場には地元の車が何台も停まっていました。釣りに来た車です。



 竿をかたずけているおじさんがいたので、何が釣れたか聞いてみました。アジだそうです、今日はあまり釣れなかったが何時もは沢山かかるとの由。綺麗な場所です、こんな所が在るなんて知りませんでした。海鳥も沢山堤防にとまっていたし、ツレもまた来たいと言っていました。



木更津の漁港②-海中電柱が並ぶ牛込漁港&久津間海岸と新町船溜り

2020年09月09日 | 日記
 
 時々雨が降ったり強い風も吹いていた不安定な9/7(月)ツレと久しぶりに木更津市内の漁港を訪ねてきました。最初は見立て海岸と金田漁港,次に最近整備して綺麗になった新町船溜りに行きました。海が台風のせいで不安定なせいか漁船は係留されたままで、誰もいません、寂しい船溜まりです。





 そして袖ヶ浦市との境に在る牛込漁港。ここは海に向かって並ぶ海中電柱が残っている貴重な港。現在は使われていませんが監視小屋も最前部に現存しており、この不思議な景観を見る事が出来ます。



 海中電柱のある海岸の近くには、袖ヶ浦海浜公園があります。毎年氣志團万博が開催されるところですが、今年はコロナ禍で9/26(土)オンライン開催だそうです。



  牛込漁港から木更津駅方面に戻り、久津間海岸に向かいました。途中昨年の台風の影響で壊れた家が廃墟になっていたり、産廃の処理場等を通り、20分程で久津間海岸に到着。





 賑わっていた潮干狩りも7月には終了しているので、ここには誰もいません。まさに兵どもが夢の跡です。久津間海岸のシンボル赤い鳥居が静かに佇んでいました。また対岸の日鐵(旧新日鐵)の工場や溶鉱炉が影絵のように霞んで見えています。





 そしてここにも海中電柱が沖に向かって伸びています。電柱をつなぐ電線には海鳥が鈴なりに停まっています。まさにジブリの「千と千尋の神隠し」に出て来る一場面を思い起こします。



木更津の漁港①-虹が美しい見立て海岸と金田漁港

2020年09月08日 | 日記
 
台風10号が九州を通過中の9/7(月)ツレと木更津市の漁港を撮影して来ました。時間は午前5時20分頃、丁度家から外に出ると南西方向に虹が出ていました。朝焼けの中、虹が濃紺の空と朝焼けを区切っているようでとても綺麗です。



  最初に行ったのは恐竜の模型がある見立て海岸船溜まり。台風のせいか時折雨が降ってきます。ただ海は静かで、漁船は停泊したまま漁には出ていないようです。ここからはアクアラインが一望できますが上空は黒い雲がかかり不気味な雰囲気。



 暫く海岸沿いの道路を車で走ると、アクアライン横に虹がかかっているのが見えました。車を停めて撮影、そしてアクアラインの下を潜り袖ヶ浦方向に進むと金田漁港です。





 沖から小型の漁船が帰ってきました。船溜まりには底引き網漁船が停泊しています。





 海苔の種付け場を突堤方向に歩いてみましたが、人がいません。ゴミが多いですね。プラスチックのペットボトルがほとんどですが、海から打ち上げられた物のようです。
何処の海岸もゴミだらけです。




 
船溜まりの終わりに立ち入り禁止の突堤がありました。昨夜の雨でたまった水たまりが雲を写してフォトジェニック。
空には薄い虹がまだ見えていました。この後新町船溜まりに向かいました。



我が家のネコたち⑤と近所の犬

2020年09月07日 | 日記
 
 我が家のネコたちを紹介するのも今回で5回目です。巣ごもりで、出かける事が少なくなると側にいるネコたちを被写体にしています。ネコはポーズをとるわけではないので、ネコの何気ない仕草に合わせてシャッターを切っています。本当にネコはきまぐれ、面白いです。



家のネコたちは昼間は殆ど寝ています。お腹が空くと私の前に来て鳴いたり、頭を擦りつけてきます。



最近は暑いので、廊下やテーブルの上でもっぱら睡眠です。それでも声をかけると大きなあくびをしておきてくる可愛いネコたちです。







 先日ツレが行きつけの美容院の犬を撮影しました。目がキラキラした可愛い犬です。美容室の人に写真を撮らせてと言うと「頭の毛を編んでから」との由。編む前と後の顔を撮影しました。日頃はよく鳴いていますが、シャッターの音が嫌いらしく大人しくしていました。ぬいぐるみの様な面白い犬「あさりちゃん」でした。


木更津郊外の秋の気配とシラサギたち

2020年09月04日 | 日記
 
 猛烈な暑さも時々収まるようになってきた今日この頃。自宅のある木更津郊外にも秋の気配が感じられるようになってきました。散歩コースの田んぼ道周辺も稲の収穫期を迎えています。たわわに実った稲穂も殆ど刈り取られ、残りは僅かです。





 日の出の時刻も8/1は午前4時49分でしたが、9/1は5時12分と20分以上遅くなっています。ツレと散歩するのも少し遅くしています。



 日が昇って来ると西側の雲が朝日を浴びてとてもダイナミック。シルエットになっていたシラサギも徐々に白い羽が輝いてきます。






 カルガモが去った田んぼにはシラサギが群れて飛来してきます。稲刈りが終わり、耕運機で田んぼを耕した後に虫やミミズが出て来るのでそれを狙っての様です。







 最近早朝、霧がでる時があります。そんな時もシラサギが霧の中にたたずんでいて、とてもフォトジェニック。




 9/2散歩に出ようとしていると、家の鉢植えにアマガエルがとまっていました。可愛いですね。また田んぼには大きなジョロウグモが蜘蛛の巣を張っていました。ジョロウグモは秋のクモだそうです。虫の声も聞こえて来るようになり、木更津も少しずつですが秋の気配につつまれてきました。




昨年の台風被害から復活した袖ヶ浦市の観光農園・南総園のぶどうが最高!

2020年09月03日 | 日記

 曇りで、幾分涼しくなった9/1(火)ツレと袖ヶ浦市の産直市場・ゆりの里を訪問、ついでに近くの観光農園・南総園に行きました。ここは袖ヶ浦市で、唯一ぶどう狩りが体験できる観光農園。そして新型コロナ対策も十分な対策が取られていました。私たちが行ったのは平日の午前11時頃、客は3人ずれの1組だけでした。混雑時には用紙に名前を記入し、休憩所で待つようになっていました。





 試食のぶどうを勧められたので、食べて見ました。種なしの巨峰です。皮をむくとツユが溢れて口の中に甘みが広がります。前の客も贈答用等を山のように買っていました。



 ぶどう棚等を撮影しました。休憩用のスペースにはアサガオの大きな鉢が置かれ、綺麗な花が咲いています。





 ぶどうの房の側に行って袋から出た巨峰を撮影、美味しそうな匂いをさせていました。私たちも1パック税込み1000円の種なしの巨峰を購入。家で食べましたが、朝どりした新鮮でむちゃくちゃ美味しいぶどうでした。



 南総園には昨年台風15号が上陸した9/9から4日後の9/13に訪問しています。その時はぶどうの実や木が横倒しになって悲惨でした。そんな中お店では収穫してあったぶどうを販売していました。私たちも何パックか購入したのを覚えています。

 それが1年後には以前と同じように営業しているのに感心しました。ブドウの木も元通り、大変な苦労があったのでしょうね。驚きました。下3枚の写真は昨年9/13に撮影した南総園の被害状況です。参考までにUPしました。







森の中にたたずむ喫茶店ライラックで昼食-木更津市

2020年09月02日 | 日記
 
 8/28(金)ツレと木更津市矢那の高倉観音側にある喫茶・ライラックを訪問、昼食を食べてきました。6月に来たので約2ヶ月ぶり。時間は12時頃で2人組の先客がいました。先客とはだいぶ離れているので、ちょっと安心。店内は柔らかい照明と窓からの光で、とても過ごしやすい雰囲気です。

 



 経営者の女性は先客の注文したランチを調理中。終わるのを待って注文をお願いしました。私はトーストのセット(税込み800円)ツレはナポリタンのセット(1000円)です。両方ともサラダと飲み物が付いており、2人ともアイスコーヒーにしました。



 最初に私のトーストセットが5分程で登場。厚めの食パンに切れ目が入り焼け具合も丁度良かったです。バターとジャムをぬっていただきました。外はサクサク中はふんわりとても美味。サラダも野菜の他、生のパイナップルも入っていてコスパは最高です。





 ツレのナポリタンは2~3分後に出てきました。大きな皿にたっぷりのナポリタン・スパゲッティとサラダが盛ってあります。ツレは小食の為ナポリタンは3分の1程私が食べました。茹で加減も丁度良く美味しいナポリタンでした。



 その後アイスコーヒーが登場。さすがに天然水を使用している喫茶店のコーヒー、マイルドで美味しかったです。





 そして以前この店でいただいたジュズサンゴ、ツレが育て赤い実がなりました。写真を店の人に見せると、とても喜んでくれました。上がライラックのジュズサンゴ。下は我が家のジュズサンゴの実です。



続何故こんなところに国有地-木更津市

2020年09月01日 | 日記
 
 8/29(土)県道87号線を木更津駅方面に走行中、木更津中里地区に差し掛かったところ、小さな国有地の看板が立っているの発見。空き地に駐車し行ってみました。7月末頃にも近くで同じ国有地の看板を見付け撮影した覚えがあります。この国有地の幅は2m位で、先は陸上自衛隊のかまぼこ型の格納庫方面に伸びていました。そして後方はJR内房線に続いています。



 上が陸上自衛隊の基地。下は看板の後方で内房線の線路に向かっています。





  8月の上旬に市中央公民館で開催された「2020年平和のための戦争展」をツレと見にいきましたが、その中に「戦前・戦中・戦後の木更津」という展示がありました。その展示の中に旧い地図があり、木更津駅から巌根駅近くの詳細な情報が描かれていました。写真撮影の許可をとり複写しましたが、地図には撮影した国有地の看板がある場所もでていたのです。(国有地と言う文字と赤い線は私が後から入れたもの。)

 赤い線を引いた場所です。その場所の下に「軍用道路①(仮称)」と書かれていました。この道路の側に国有地と言う字を貼ってみましたが、実際にはもっとたくさんの看板が置かれています。トップの写真はこの地図の1番左の国有地と貼られた場所の写真。



 地図の真中を走るのは内房線で上が巌根駅方面です。内房線で分けられた右半分にも国有地の看板があります。上の写真は国有地側の「いろりの森工房」に建てられた看板。 この道を奥の方に進むと細い水路があり、そこにも国有地の看板がありました。



 この軍用道路跡と思われる国有地は、西山大日堂というお堂付近まで続いており、何か所かに国有地の看板が立てられていました。下2点がその写真です。いつ頃の軍用道路か分かりませんが、まだこんな道路跡が残っているのですね。時々依頼をされた業者がこの国有地の草を刈りに来ていると、出会ったおばさんが教えてくれました。






 撮影を終えて帰ろうとした時、いろりの森工房の方が出てこられ、この国有地の下は昔基地で使った水道管が埋められているという話をしてくれました。土地の人に話を聞くと色々珍しい話が出てきます。そして西の方を見ると鉄塔の側に虹が薄っすらと見えてきました。綺麗な光景でした。