光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

新春の下洲漁港②海鳥と漁港の佇まい

2023年01月12日 | 日記

 漁港内を行進していた海鳥の他にも、浜辺に小型の海鳥がいました。初めは4~5羽だったのですが、軽トラックの間から出て来て、何時の間にか20羽ぐらいの群れが出来ていました。この港周辺では富士山が良く見えます。トップの写真は漁港隣の富津海水浴場から撮った富士山です。

 

 鳥の動きが早くて正確な名前は分かりませんが、辞典で調べるとシロチドリの様です。全長10~17cm、ユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季になると越冬で日本に飛来する冬鳥との由。

 今度はシロチドリの側にカモが寄って来ました。喧嘩しないので、あちこちでこんな光景を見かけます。

  海苔の摘み採り船が1隻帰ってきました。昼食をとりに来たようです。先日TVでここの海苔漁師の話を特集をしていましたが、大変な苦労をしているようです。

 海苔がクロダイに食べられ、防御ネットをかけるのにも手間がかかり、周りの漁師の協力も仰がなければならないようです。以前は海苔漁師が200人近くいたのに現在は20~30人。今や江戸前海苔を生産するには、大変な努力が要りますね。

 船が付くと子猫が2匹出てきました。野良猫でしょうか? 漁師に餌を貰うせいか、よく懐いた可愛いネコでした。


新春の下洲漁港(新富津漁港)①海鳥の行進

2023年01月11日 | 日記

 新型コロナによって船祝が中止になった富津港を後にして、富津岬の反対側にある下洲漁港(新富津漁港)を訪問しました。この漁港は海苔専門の漁港ですが、最近ではカキの養殖も手掛けているようです。

 富津漁港から、富津岬の付け根を過ぎるともう下洲漁港。漁港の先には東京湾観音も見えています。新年で昼食時間も近いことから、浜には殆ど人影が見えません。ただ小型の漁船の側には軽トラックが多数停車しているので、海苔漁に出ているのかも知れません。

 漁港の周りをスナップしていると急に軽トラの間から、沢山の海鳥が整列して出てきました。こんな光景は今まで見た事が在りません。まるでペンギンの行進を見ているようです。

 周りに人がいないせいか、浜から海鳥がドンドン上がって、道を横切り倉庫がある方に進んで行きます。よく見ると倉庫の側に小魚が、沢山落ちていてそれを狙って海鳥が行進していた様です。

 4~5分かけて車が往来する道路を渡り、小魚を取り合って食べるものがなくなると、また浜に戻ってきました。

  その後、鳥たちは何事もなかった様に軽トラの間を通って浜に戻り、海に戻って行きました。まさに真夏の夜の夢と行ったところです。


富津漁港の船祝は今年も中止-大漁旗が静にはためく1月2日

2023年01月10日 | 日記

  2023年1月2日、早朝富津港で行われる「船祝」を見に行こうと午前8時半頃、ツレと木更津の自宅を出発しました。お正月のせいか道は空いていて、車で1時間位で富津港に着きました。普通ならばこの位の時間になると子供たちや大人が、たも網等を持って漁船の周りをたむろしているのですが、この日は閑散としていました。

  

 その時丁度良く知り合いの漁師さんに出会いました。この方とは2021年と2022年の2度連続で船祝の時お会いして、今年も船祝は中止ですと話を聞いた方でした。3度目の正直で、船祝の事を聞いて見ると、新型コロナのせいで今年も中止との事でした。ガッカリしたのですが、気を取り直して、この漁師さんと持ち船をもう一度撮影させてもらいました。

 

 その後は船祝がないので、富津港をツレと見て周りました。漁船に人影は見えませんが、大漁旗等で船が飾られ注連縄やお神酒が供えられていました。

 船祝は毎年1月2日に、新年の豊漁と安全を祈願する伝統行事。富津港でしか見られない漁村の風物詩です。写真を撮っている私たちの所に他府県ナンバーの車が寄って来て、船祝は中止ですかと聞いてきました。漁師さんの話では中止のようですと、答えておきました。

 富津岬の方向には、山頂付近に雲のかかった富士山が見えました。その左側にはひょうたん島の様な第一海堡が波を受けて静かに佇んでいました。また富津港の漁船には大きな羽音を立てて、アオサギが飛んできていました。まだ時間が早いので、近くの下洲漁港に寄って見る事にしました。


新年開けましておめでとうございます!

2023年01月01日 | 日記

  新年明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりありがとうございました。

             本年も宜しくお願い申し上げます。

               2023年一月元旦 管理人

       (写真トップは牛込海岸、2枚目・久津間海岸、3枚目・金田漁港)