風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

野性ラン

2006-06-22 | 風の山から
野性ランと言っても、父の知り合いが山から採ってきたのを、実家の庭木にくっつけたものなので、純粋に野性と言えるのかどうかは定かではない。
写真では余りよく分からないがこれはピンクのセッコク。くっつけていってくれたものが増えて大株になり、父が又あちこちにくっつけて、モッコクの木は花盛りだった。

他に、フウランとナゴランがくっついているが、花はもう少し先になる。







これはシロバナ、山野草に余り興味を示す父ではなく、山から持ち帰って植えると言うことはしない人だったが、私たちが撮影したり喜んだりするのを見て父も大事にして共に眺めていた。
と言っても特別な事をするわけでもなく、せいぜい株分けぐらいのものだった。私の思い入れなのか今年は特別美しく咲いていたように思う。50日祭には見事に咲いていた。





ナゴランこれは、モッコクでなくシダレウメにくっつけたもの、この木に付いているセッコクは早稲?なのか花の時期が早くてもう終わっていた。
ナゴランはコチョウランの原点を思わせるような形。これも冬の間は葉っぱが、シボシボになって、見るも無惨な姿だけど暖かくなってくるとちゃんと綺麗になって花を咲かせてくれる。確か7月頃だったと思うのでその頃又見に行ってこよう。





 

これはトンボソウだと教えて貰ったが、今ひとつ良く分からない。3日の草刈りで大分刈り取られたが、斜面の高い位置にあったのが数本残っていた。目立たない花だけど姿はランだと分かる。
同じ場所にキンランや、チャボホトトギス、センブリも育っている。明日早朝のサッカー応援しなくては。。。
6月6日撮影
ナゴランは6月17日撮影

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8 コメント

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きれい~ (つらつら)
2006-06-22 21:38:16
庭木にくっつけてこんな花が咲いて増えるんですか???

私にはハテナマークばかりです。

面白いですねー

風さんのお陰で楽しいです
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つらつらさん ()
2006-06-23 08:30:21
おはようございます。着生ランは古い木の高いところにくっついているのが多いので、私などが目にするのはせいぜいユズの木にくっついているフウランか、ヨウラクランぐらいですが、山仕事を長くやっている人に聞くと伐り倒した木に色んな着生ランがくっついている事があるらしいです。そんな仕事をしている人が持ってきてくれたのですが、場所がどこだかも聞かなかったらしいので県内の山のものかどうか分かりませんが、何となく根付いて少しずつですが増えているようです。

ナゴランなどは実家付近の山では見かけたことがないので県外のものかもしれません。
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珍しいランですね (cosumosu)
2006-06-23 10:22:34
ランってもともと大木にコケのようにくっついて自生していると、聞いたり見たりしたものですが、風さんの所で本当のランの生態を見た思いがします。我が家には、いや周りを見てもくっつける木なんか有りませんもの。

 サッカーは負けましたね。本当に残念ですが、もっと悔しいのは選手たちでしょう。

帰国した時は拍手で迎えてあげたいですね。

また4年後があります。選手、サポーター私たちも含めて夢と希望を持ち直しましょう。

 ブラジルは男の子が生まれた時から、サッカーボールを持たすそうですね。日本はどちらかとゆうと野球熱が高いですものね。オーストラリアやブラジルとその胸を借りてやったのですから、きっといい勉強になったと思います。
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もっこくが‥‥ (hanafumi)
2006-06-23 10:25:48
もっこくがお庭に咲いてるなんて風さんのお父様は風流なお方だったのですね。私の田舎には山に自生していることもなかったので、主人と東北や信濃をドライブした時初めて目にしたときびっくりしたのを思い出しました。

夏至の花の中のイワフジ、家にも小さな鉢があり花はとうに終りました。絶滅危惧種だそうです。従姉妹がこういったものが大好きで90を過ぎた今でも秩父連山の麓の家の庭には自然にのままの花がいっぱいです。
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セッコク (ohisama)
2006-06-23 11:50:41
風さんこんにちは。

いつまで続くのかと思うほど雨の多い6月です。

今日も夜中から大雨です。

セッコク、名前はよく聞きますが、見たことがないかわからんだけか。

お父様の50日祭にたくさん咲いて喜んでおられたことでしょう。

こういう話はよく聞きますね。

家の1本向こう通りに、濃い紫のライラックが毎年たわわに咲いているお宅は、今年は蕾一つ出来ませんでした。そうしたら昨年おばあさまが亡くなられたそうなのです。悲しんで蕾もつけれなかったのでしょうか。来年たくさん花が咲けばと願っています。
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こんばんは ()
2006-06-23 18:36:39
>cosumosuさん、今セッコクやフウランはバイオとかで簡単に増やせるそうですが、高価な鉢に植えられ愛好家が手塩にかけて育てたものは、野性味がないように思うのは私だけでしょうか。でも自然のものを乱獲するよりは良いですね。

サッカー、誰よりも悔しいのは選手ですね。楽しませてくれてありがとう。



>hanafumiさん、父は風流人でもなかったのですが、晩年は私たちと共に山の植物を見ては名前など教えてくれていました。そんなものと言いながらも、カラスウリや、アケビのツルを刈り取らないでおいてくれました。

イワフジ絶滅危惧種ですか、タネが出来ると良く増えるんですけどね。

従姉さん、環境の良いところでお元気で山野草を育てていらっしゃるんですね。



>ohisamaさん、苦手とは知らないで失礼しました(笑)早速消しましたのでご安心下さい。これから余程の傑作がない限り掲載しないようにしますね。

こちらも昨日午後から雨が降り続いています。湿度計は80%近くになっています。
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Unknown (ohisama)
2006-06-23 23:35:18
いえいえ、お好きな方もいると思うので・・・

でも最初には載せず、警告文を載せてから段落をあけていただけたらと、願うものであります。

実はこの記事を読もうとしたときは、早まって前の記事に行かないように慎重に進みました(笑)。

ご配慮ありがとう。
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ふふふ。。。 ()
2006-06-24 08:17:13
ohisamaさんは、へ○が嫌いながじゃったかね。それはすまんことをしたねえ。ほんならこれからは、ちゃんと言うてから載せるきねえ。ごめんぜ。



『ohisamaさんはへ○が嫌いでしたか、それは悪いことをしましたね。そしたらこれからは良く言ってから載せますのでごめんなさいね』



訳せばこんな所でしょうか?ニュアンスがちょっと違うような気もしますがごめんぜ(笑)
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