ホワイトクリスマス

クリスマスだからと、何もしないけど、ケーキが無いのは寂しいと思い、予約だけはしてあった。女性オーナーさんが一人で手作りされている。
とっても美味しいケーキ屋さんです。山奥の生活で、クリスマスケーキなるものがあることを知ったのは小学３年生頃だったと思う。町に住む親せきからもらったクリスマスケーキ、勿論バタークリームだった。その当時７人家族、そんなに沢山は食べられなかった。丸々一個食べたいなあと思いながら育ったが、もう今はこの小さなケーキでも、二人では食べあぐねる。『来年は、一番小さいのにせんといかんねえ』と言いながら、ご飯を減らして、今夜何とか完食した。このサンタさんの表情が可愛いよねえ。
　
２３日は終日降った雪も、２４日は晴れて雪が白く輝いていた。

すぐお隣の畑も、すっぽり雪にうもっている。このキンカンは我が家のキンカン。鉢植えで細々と育っている。

今日は、最後の日曜市、何かいいものはないかなと行ってみる。買いたいものは沢山あったが、重たいので諦めたものもある。
美味しい漬け方を教えていただいたので、質のよさそうな肌のきれいな大きなカブを２個買ってきた。
馴染みの店で、ワラビとイタドリ、昔ながらの塩漬けを５００円分づつ入れてと頼んだら、お父さんが量った後でお母さんが、ビニール袋にたまった水を搾り出してくれた。大した水ではないが気持ちが嬉しいし、両親の事を思い出した。父は、山菜を取ってきても、ちょっと硬い所も残していたりして、母にいつも折り捨てられていた。ぽきっと折れる所からとっても、採取後も生のままおくと成長して、下から硬くなってくるので、なるべく早く茹でるとか塩をするとかしなければいけない。そんな苦労を知っているので、１０００円で山菜を買うのかと言われても、私は労力から考えれば、安いと思っている。でも中にはかたくて食べられない所を沢山入れてあるのもあり、それはどうかなと思う。写真明日とったら載せようと思います。
今風の冷凍イタドリは、色も綺麗だけど、やはり塩漬けをした山菜を食べて育っているので、色はきれいではないけど、味は私の好みであるというか、これを、アジジャコの出汁をよく効かせた煮物が時折食べたくなる。

↑イタドリの塩漬け↓ワラビの塩漬けいずれも水にさらしてあく抜きしたもの。いつの頃からか、風の山で塩漬けしても、見た目はきれいだけど炊くととろけるようになってしまった。やっぱりお塩がダメなんだろうかと、『にがり』入りにしたり工夫したけど上手くいかないのでやめたというか、昔ほど熱心にとらなくなったし、好きな時に買って食べるのが一番だと怠け者の私です。（２６日追記）

更新もさぼっていたが、ちょっと頑張ってみる。