入り波や食い波をテンカラに応用するとどうなるんだろう? テンカラ馬素にハリス1号じゃ食い波に入りっこない。でも糸を限界まで細くすれば何とか入るんじゃ? さっそく毛針作り。手持ちで一番小さい16番のフックにあっさりと巻くと、ほとんど鮎毛針と同じボリュームに。これなら渇水でも釣れるはず。道糸は3号、ハリスは0.4号を用意。そして保険でルアー竿と餌竿も(笑)。
12日。O師のHGに案内してもらう。水量は少ないものの、それほど酷くはない。流速はかなりゆっくり。心なしか川べりの石が濡れているような気がするが、雨が降った形跡はなく不思議。水温は14度で絶好。
まずはビリポイントで試し振り。最初3mあった仕掛けもバランスが悪いんでどんどん短くしていって2.5mほどに。そしてナチュラルドリフトしてみるとグッグッと小型のアタリ。アワセるが乗らない。
渓相は変化に富んでいて落ち込みや段瀬が続いている。底石は大きい。これだけの渓相だというのに釣り人の足跡はほとんど着いていない。こりゃすごい。
短いラインの利を生かして猫の額ほどのエリアを叩いていく。これはオカズの岩魚狙い。しかし軽量ラインでしかも風があるためなかなかピンでポイントを撃てない。どちらかといえば4.2mの竿で餌釣りの方が投入は正確な感じ。餌なら木の枝もそれほど張り出していないので5mでも行けそう。
気合い充分にこのパターンで遡行していくが、すっかり明るくなってしまったせいか反応が全然ない。今度は山女魚狙いで入り波に突っ込んでみるが、やはり糸が太すぎるのかすぐにスジからそれてしまう。ガン玉8号を付けると馴染みやすくはなるが、流れが緩いので底波にスポッという感じで入ってしまう。やはり馬素3号、ハリス0.4号ではダメなのか。
これ以上細くするとなると、チョウチン仕掛けにする他ない(絡んでしまう)。でもチョウチンだと今度はターンさせたりするのが辛くなる。使えるテクニックが半分に減ってしまう。なかなか難しい。
そんなに歩かなくても好ポイントが無数にある。これでもうちょっと魚の反応がよければいろいろ試せるのだが、現実は厳しい。
巨大な落ち込みがある。ヌシでもいるのか、アブラハヤのアタリもなく沈黙している。
そこを過ぎるとまた小さな落ち込みが連続した流れで、今にも岩魚が飛び出してきそうだが、どういうわけか毛針を食ってくれない。確かにこういうポイントならチョウチンの方がいいのかも知れない。
途中でこの流速では沈めて釣るのは無理と気がついて、山女魚ポイントでは水面を引くように変更。しかし陽射しはカンカン照りで、時すでに遅し。もう水面に出る可能性は低い。
アプローチに気を使いながら、ビリポイント中心に探っていく。テンカラだと立ったりしゃがんだりの繰り返しで運動量が多い。猛烈に汗が噴き出してくる。時々鮎タイツの中に水を注入して歩いていく。ところがどのビリポイントでもアタリがない。チャラ瀬で逆引きしてもダメ。
持てるテクニックをフルに使ったものの、結局当たったのは最初の1回だけ。脱渓ポイントでは堰堤で水を取っていた。そこでO師が先行者の足跡を見つけた時はガクッと来た。堰堤には「東○電力」ってシッカリ書いてあった。途中で足跡がなかったのは、発電のせいだったって訳?
感想:先行者がいたとは知らず、痛い目に遭いました。けれどもO師はそんな状況でもしっかりビクを重くしてましたんで、HGで腕を磨いて出直しですね。今日もビールが苦かったです…。
竿:サクラ金剛テンカラ10尺、馬素:ミクロン8lb 2.5m、ハリス:ナイロン0.4号1m、フック:TMC 900BL #16、ボディ:フェザントテール、ハックル:カモの胸毛。
12日。O師のHGに案内してもらう。水量は少ないものの、それほど酷くはない。流速はかなりゆっくり。心なしか川べりの石が濡れているような気がするが、雨が降った形跡はなく不思議。水温は14度で絶好。
まずはビリポイントで試し振り。最初3mあった仕掛けもバランスが悪いんでどんどん短くしていって2.5mほどに。そしてナチュラルドリフトしてみるとグッグッと小型のアタリ。アワセるが乗らない。
渓相は変化に富んでいて落ち込みや段瀬が続いている。底石は大きい。これだけの渓相だというのに釣り人の足跡はほとんど着いていない。こりゃすごい。
短いラインの利を生かして猫の額ほどのエリアを叩いていく。これはオカズの岩魚狙い。しかし軽量ラインでしかも風があるためなかなかピンでポイントを撃てない。どちらかといえば4.2mの竿で餌釣りの方が投入は正確な感じ。餌なら木の枝もそれほど張り出していないので5mでも行けそう。
気合い充分にこのパターンで遡行していくが、すっかり明るくなってしまったせいか反応が全然ない。今度は山女魚狙いで入り波に突っ込んでみるが、やはり糸が太すぎるのかすぐにスジからそれてしまう。ガン玉8号を付けると馴染みやすくはなるが、流れが緩いので底波にスポッという感じで入ってしまう。やはり馬素3号、ハリス0.4号ではダメなのか。
これ以上細くするとなると、チョウチン仕掛けにする他ない(絡んでしまう)。でもチョウチンだと今度はターンさせたりするのが辛くなる。使えるテクニックが半分に減ってしまう。なかなか難しい。
そんなに歩かなくても好ポイントが無数にある。これでもうちょっと魚の反応がよければいろいろ試せるのだが、現実は厳しい。
巨大な落ち込みがある。ヌシでもいるのか、アブラハヤのアタリもなく沈黙している。
そこを過ぎるとまた小さな落ち込みが連続した流れで、今にも岩魚が飛び出してきそうだが、どういうわけか毛針を食ってくれない。確かにこういうポイントならチョウチンの方がいいのかも知れない。
途中でこの流速では沈めて釣るのは無理と気がついて、山女魚ポイントでは水面を引くように変更。しかし陽射しはカンカン照りで、時すでに遅し。もう水面に出る可能性は低い。
アプローチに気を使いながら、ビリポイント中心に探っていく。テンカラだと立ったりしゃがんだりの繰り返しで運動量が多い。猛烈に汗が噴き出してくる。時々鮎タイツの中に水を注入して歩いていく。ところがどのビリポイントでもアタリがない。チャラ瀬で逆引きしてもダメ。
持てるテクニックをフルに使ったものの、結局当たったのは最初の1回だけ。脱渓ポイントでは堰堤で水を取っていた。そこでO師が先行者の足跡を見つけた時はガクッと来た。堰堤には「東○電力」ってシッカリ書いてあった。途中で足跡がなかったのは、発電のせいだったって訳?
感想:先行者がいたとは知らず、痛い目に遭いました。けれどもO師はそんな状況でもしっかりビクを重くしてましたんで、HGで腕を磨いて出直しですね。今日もビールが苦かったです…。
竿:サクラ金剛テンカラ10尺、馬素:ミクロン8lb 2.5m、ハリス:ナイロン0.4号1m、フック:TMC 900BL #16、ボディ:フェザントテール、ハックル:カモの胸毛。