2023年第4戦目。
先日の反省点を踏まえ、自作のフックシステムをやや短く改良しました。全部作り直すの、結構大変だったんですよ。
一部、ただ巻き主体で使用しないリグについては、健ちゃんプロさん方式で行ってみようかと。
当直でそのまま午前中仕事だったため、仮眠を取りシャワーを浴びてからゆっくり出発です。
現着18時半。
引き続き北風強し。もはや暴風といって良いぐらいのレベルです。これが秋だったら、迷わずバイブレーションプラグで行くのですが、今は水が冷たいので無理ですね。
さて、問題は強風です。いつもなら予備の竿はロッドホルダーに立てておくのですが、結局風で倒れてしまうため、やむを得ず、本日竿は1セットで行きます。
小潮で潮位低いため、7フィート台のロッドは使えませんね。結局いつもの8フィート半になってしまいます。潮流れは本日期待できません。
ポイントは予定通り淀み狙いで入堤する面をチョイス。
本日のリグ。
19時開始。
ラウンドDヘッド+パワーダートミノー90 #032ミッドナイトグロウ。
ケミホタル37も付けてみました。
先週は19時半頃にバイトがありました。現在すでに19時を回っておりますので、もう、すぐにでも回遊してくる可能性があります。
風でアタリが取り辛いのは目に見えていますので、今日はナイロンで開始してみます。
エギングロッドにナイロン? 果たしてちゃんと投げられるのでしょうか?
ピュン! スルスル…。
飛距離は出ませんが、とりあえず投げられることは投げられるようです(ナイロン1.5号)。
表層から探ってタナを徐々に深くして行きますが、ここで問題点が発覚。
ティップが柔らかいので、1回のシャクリでラインスラックが取れません。
ということは、リグが充分にアクションしてくれないということであります。
ということでナイロン案は却下。
また、太刀魚が甘噛みしてきても、バイトが取れない、フッキングも出来ないということでもありますね。これはやばい!
さっそくライン交換です。太刀魚の回遊時刻が迫っています。大急ぎでいつものファイヤーライン0.5号に替えます。
交換したPEラインで改めて探り直しますが…音沙汰なしです。
そして運命の時刻19時30分…何事も起こらず。
もたもたしてる最中に甘噛みタッチで見切られてしまったでしょうか?
仕方なく横方向にランガンで探って行きますが、不思議なことに反応がありません。
20時。半ば諦め気分で、デスアダー4インチに付け替えます。強引に、潮目の中に投げ込んで流し込みます。
すると、表層でいきなりゴミに掛かったような違和感。エビったかな?
やっぱりエビってたか。
ん?なんか傷入ってるっぽい??
ま、いいや、休憩休憩。
それにしても強烈な寒さです。
20時半。ここでいったん退却です。
一服し、ポットのお茶で冷えた身体を暖めます。
21時半。休憩後プチ移動。ここまでの戦いで定番#032ミッドナイトグロウに反応がありませんでしたので、#010パールグロウをチョイス。常夜灯下の明暗付近を狙って行きます。
ひとまず常夜灯の切れ目に向かってキャスト、着水後すぐただ巻き開始、すると微かな違和感。セイゴでしょうか??
投点をいろいろ変えながら表層をゆっくり引いていると、時折生命反応あり。
変だな、ボラかな、と思いつつも、着水後すぐダート→ゆっくりただ巻き、という通常通りの曳き方から、途中でダート→ただ巻き、というアレンジ……あれっ?掛かってる?
何?何?あっ太刀や太刀!!
足元まですぐに寄ってきてしまったため、横からグイッと引っ張って追い合わせを入れ、そのまま抜き上げ。
指2本。表層ですね。
この喰い方、針が下顎の内側から外側に向かって針が貫通してますから、後方から追いかけて喰ってるんでしょうね。その際ワームが水平姿勢よりも若干頭下がりになっていたと思われます。
実のところタケダ式フックシステムでは、こういう喰い方は想定していないんです(好みの問題ですが…)。なので、今回上首尾に掛かってくれたのは本当にラッキーだったと思います。
再開するとすぐにアタリがありますが、乗らず。
歯形なし。ソリッドチェイサーだったら乗ったかも?
風がラインを叩き続けるので、アタリはなかなか取れないですね。感じ取れたとしてもせいぜい違和感レベルです。投げる方向によっては、ラインの受ける風が弱くなる方向があります。そういう状況だけアタリが取れる場合もある、そんな感じです。
こういうケースではロッドティップが出来るだけ水面に近い方が風によるノイズが少なくなりアタリが拾いやすいようです。
その後、#010パールグロウにアタリが無く、#324 UVパールホワイト→#090スーパーグロウホロと一通り通常ローテーションして反応がないことを確認。
状況から、表層で回遊しているのはベルトサイズの群れと判断できます。そこで、F3.5〜4クラスを目標に、ジグヘッドを14gに上げ、ボトム狙いに変更します。
横移動を繰り返しながら、22時過ぎまで中層〜ボトムを探ってみましたが、ノーバイト。この状況だとF3.5〜4クラスの回遊時刻は朝方になるでしょう。
というわけで、ここで終了としました。
風との関係ということで言うと、無風時ならセフィアXR S86M-Sでジグヘッド14gまでは全く問題なしです。一方、強風時、投げる時にリグとロッドが風を受ける状況では途端にキャストが不安定になり、スイングスピードを上げ辛くなりますね。ですんで風の強い日は12gまでが快適ですね。
このS86M-Sは充分なバットパワーを持っていますので、喰いに来た太刀魚が走り出すとロッドを保持したままでも針がオートマチックに刺さってくれる程なんですが、風や波などの状況によってはワンランクパワーのあるロッドが欲しくなります。でもロッドが硬くなると食い込みに影響が出るかもしれませんね。もしかするとロングロッドならその点が解消するのかも知れません。
反対に7フィート台の短いロッドですと手首や指先で送り込んだりスイープに合わせたりできますので、この辺りはアングラーの考え方、好みということになると思います。これは潮位が充分に高い状況(100cm程度目安)に限りますが、ゲーム性という面では、ショートロッドの方が楽しめると思います。
あくまで私個人の経験ですが、連続ダートアクションにカウンターアタックで釣れてくるケースが非常に少なくなっておりますので、ただ巻きでの食わせが主体になって来ております。アタリが小さくなった=釣れなくなった、というわけで、昨今の太刀魚不人気に繋がっていると思います。
ただ巻きで掛けていくために軽くて柔らかい竿を使うわけですが、どこまで繊細な竿が使えるかは風との兼ね合いになるでしょうね。理想はやはり無風で、水面が鏡のようになりますので着水音に注意を払わなければいけなくなりますが、反面、ロッドはライトゲーム用の繊細なものも使えます。
今回のようにベルトサイズ主体の状況ですと、ジグヘッドが重いとすぐに放されてしまって場荒れしますので、ロッドティップが安定する範囲で出来るだけ軽いジグヘッドを使いたいところですね。
ともあれ、ベルトサイズではありましたが、セフィアXRでいい感じにフッキングできたのも収穫ですし、改良した自作フックのテストも出来たので良かったですね。
[日時]2023年2月14日(火)
[天候]曇り
[水温]11°C。澄み
[時間]19時〜22時
[釣果]1(体高3cm、指2本)
[バイト]表層での違和感が数回。
[ルアーロスト]0
[カウント]3
[胃の内容物]不明
Rod: SHIMANO Sephia XR S86M-S
Reel: SHIMANO 2006 Sephia 2500S
Line: Fireline Original 1/.25lb (3ポンド 0.5号)
Leader: タカミヤ リアルメソッド エギングリーダー(フロロカーボン)2号(70cm)
Bite leader: ユニチカ アイガー2.5号(15cm)
Jig: Daiso Dart Jighead 11g
Hook: Cultiva SD-36 #8, Decoy Worm10 Shot Rig #1
Worm: Ecogear® Power Dart Minnow 90 #010 Pearl Glow
[小遣い]2千円(タバコ、コーヒー、牛丼他)
[感想]オリジナル太刀フックの完成を目指して改良を重ねたいです。
先日の反省点を踏まえ、自作のフックシステムをやや短く改良しました。全部作り直すの、結構大変だったんですよ。
一部、ただ巻き主体で使用しないリグについては、健ちゃんプロさん方式で行ってみようかと。
当直でそのまま午前中仕事だったため、仮眠を取りシャワーを浴びてからゆっくり出発です。
現着18時半。
引き続き北風強し。もはや暴風といって良いぐらいのレベルです。これが秋だったら、迷わずバイブレーションプラグで行くのですが、今は水が冷たいので無理ですね。
さて、問題は強風です。いつもなら予備の竿はロッドホルダーに立てておくのですが、結局風で倒れてしまうため、やむを得ず、本日竿は1セットで行きます。
小潮で潮位低いため、7フィート台のロッドは使えませんね。結局いつもの8フィート半になってしまいます。潮流れは本日期待できません。
ポイントは予定通り淀み狙いで入堤する面をチョイス。
本日のリグ。
19時開始。
ラウンドDヘッド+パワーダートミノー90 #032ミッドナイトグロウ。
ケミホタル37も付けてみました。
先週は19時半頃にバイトがありました。現在すでに19時を回っておりますので、もう、すぐにでも回遊してくる可能性があります。
風でアタリが取り辛いのは目に見えていますので、今日はナイロンで開始してみます。
エギングロッドにナイロン? 果たしてちゃんと投げられるのでしょうか?
ピュン! スルスル…。
飛距離は出ませんが、とりあえず投げられることは投げられるようです(ナイロン1.5号)。
表層から探ってタナを徐々に深くして行きますが、ここで問題点が発覚。
ティップが柔らかいので、1回のシャクリでラインスラックが取れません。
ということは、リグが充分にアクションしてくれないということであります。
ということでナイロン案は却下。
また、太刀魚が甘噛みしてきても、バイトが取れない、フッキングも出来ないということでもありますね。これはやばい!
さっそくライン交換です。太刀魚の回遊時刻が迫っています。大急ぎでいつものファイヤーライン0.5号に替えます。
交換したPEラインで改めて探り直しますが…音沙汰なしです。
そして運命の時刻19時30分…何事も起こらず。
もたもたしてる最中に甘噛みタッチで見切られてしまったでしょうか?
仕方なく横方向にランガンで探って行きますが、不思議なことに反応がありません。
20時。半ば諦め気分で、デスアダー4インチに付け替えます。強引に、潮目の中に投げ込んで流し込みます。
すると、表層でいきなりゴミに掛かったような違和感。エビったかな?
やっぱりエビってたか。
ん?なんか傷入ってるっぽい??
ま、いいや、休憩休憩。
それにしても強烈な寒さです。
20時半。ここでいったん退却です。
一服し、ポットのお茶で冷えた身体を暖めます。
21時半。休憩後プチ移動。ここまでの戦いで定番#032ミッドナイトグロウに反応がありませんでしたので、#010パールグロウをチョイス。常夜灯下の明暗付近を狙って行きます。
ひとまず常夜灯の切れ目に向かってキャスト、着水後すぐただ巻き開始、すると微かな違和感。セイゴでしょうか??
投点をいろいろ変えながら表層をゆっくり引いていると、時折生命反応あり。
変だな、ボラかな、と思いつつも、着水後すぐダート→ゆっくりただ巻き、という通常通りの曳き方から、途中でダート→ただ巻き、というアレンジ……あれっ?掛かってる?
何?何?あっ太刀や太刀!!
足元まですぐに寄ってきてしまったため、横からグイッと引っ張って追い合わせを入れ、そのまま抜き上げ。
指2本。表層ですね。
この喰い方、針が下顎の内側から外側に向かって針が貫通してますから、後方から追いかけて喰ってるんでしょうね。その際ワームが水平姿勢よりも若干頭下がりになっていたと思われます。
実のところタケダ式フックシステムでは、こういう喰い方は想定していないんです(好みの問題ですが…)。なので、今回上首尾に掛かってくれたのは本当にラッキーだったと思います。
再開するとすぐにアタリがありますが、乗らず。
歯形なし。ソリッドチェイサーだったら乗ったかも?
風がラインを叩き続けるので、アタリはなかなか取れないですね。感じ取れたとしてもせいぜい違和感レベルです。投げる方向によっては、ラインの受ける風が弱くなる方向があります。そういう状況だけアタリが取れる場合もある、そんな感じです。
こういうケースではロッドティップが出来るだけ水面に近い方が風によるノイズが少なくなりアタリが拾いやすいようです。
その後、#010パールグロウにアタリが無く、#324 UVパールホワイト→#090スーパーグロウホロと一通り通常ローテーションして反応がないことを確認。
状況から、表層で回遊しているのはベルトサイズの群れと判断できます。そこで、F3.5〜4クラスを目標に、ジグヘッドを14gに上げ、ボトム狙いに変更します。
横移動を繰り返しながら、22時過ぎまで中層〜ボトムを探ってみましたが、ノーバイト。この状況だとF3.5〜4クラスの回遊時刻は朝方になるでしょう。
というわけで、ここで終了としました。
風との関係ということで言うと、無風時ならセフィアXR S86M-Sでジグヘッド14gまでは全く問題なしです。一方、強風時、投げる時にリグとロッドが風を受ける状況では途端にキャストが不安定になり、スイングスピードを上げ辛くなりますね。ですんで風の強い日は12gまでが快適ですね。
このS86M-Sは充分なバットパワーを持っていますので、喰いに来た太刀魚が走り出すとロッドを保持したままでも針がオートマチックに刺さってくれる程なんですが、風や波などの状況によってはワンランクパワーのあるロッドが欲しくなります。でもロッドが硬くなると食い込みに影響が出るかもしれませんね。もしかするとロングロッドならその点が解消するのかも知れません。
反対に7フィート台の短いロッドですと手首や指先で送り込んだりスイープに合わせたりできますので、この辺りはアングラーの考え方、好みということになると思います。これは潮位が充分に高い状況(100cm程度目安)に限りますが、ゲーム性という面では、ショートロッドの方が楽しめると思います。
あくまで私個人の経験ですが、連続ダートアクションにカウンターアタックで釣れてくるケースが非常に少なくなっておりますので、ただ巻きでの食わせが主体になって来ております。アタリが小さくなった=釣れなくなった、というわけで、昨今の太刀魚不人気に繋がっていると思います。
ただ巻きで掛けていくために軽くて柔らかい竿を使うわけですが、どこまで繊細な竿が使えるかは風との兼ね合いになるでしょうね。理想はやはり無風で、水面が鏡のようになりますので着水音に注意を払わなければいけなくなりますが、反面、ロッドはライトゲーム用の繊細なものも使えます。
今回のようにベルトサイズ主体の状況ですと、ジグヘッドが重いとすぐに放されてしまって場荒れしますので、ロッドティップが安定する範囲で出来るだけ軽いジグヘッドを使いたいところですね。
ともあれ、ベルトサイズではありましたが、セフィアXRでいい感じにフッキングできたのも収穫ですし、改良した自作フックのテストも出来たので良かったですね。
[日時]2023年2月14日(火)
[天候]曇り
[水温]11°C。澄み
[時間]19時〜22時
[釣果]1(体高3cm、指2本)
[バイト]表層での違和感が数回。
[ルアーロスト]0
[カウント]3
[胃の内容物]不明
Rod: SHIMANO Sephia XR S86M-S
Reel: SHIMANO 2006 Sephia 2500S
Line: Fireline Original 1/.25lb (3ポンド 0.5号)
Leader: タカミヤ リアルメソッド エギングリーダー(フロロカーボン)2号(70cm)
Bite leader: ユニチカ アイガー2.5号(15cm)
Jig: Daiso Dart Jighead 11g
Hook: Cultiva SD-36 #8, Decoy Worm10 Shot Rig #1
Worm: Ecogear® Power Dart Minnow 90 #010 Pearl Glow
[小遣い]2千円(タバコ、コーヒー、牛丼他)
[感想]オリジナル太刀フックの完成を目指して改良を重ねたいです。