太刀魚釣り2023年第18戦目。
いやぁー、救急車、また増えてきましたね。このところ連日、救急車見ない日はないって感じ。電車やバスに空気清浄機って付けられないものなんでしょうかねえ。
さて、天気予報見てたら風が収まりそうな予報。前回は強風という悪条件だったので、改めて再調査です。
現着24時。
着いてみると風は弱く申し分ないコンディション。
本日のタックル。
ひさびさにオシアフリーマン83VSを投入。
本日のリグ。
さっそく用意してきましたよ。懸案のワインドマスタースマートシャッド。
夜光ラメです。
フリーマン83VSを使用しバイブを駆使して行きます。
べつにいつもの旧セフィアS902Mでもいいんですが、まだまだ水温高めですし、しっかり強めのアクションで釣ってみたいんですよね。19°Cまでは激しいアクションに反応すると思ってますので、今のうちに楽しんでおこうかと。もちろんポイント的に遠い、というのもあります。
バリッド70で反応がないことを確認しましたが、ポイント的に浅いのでもう少し柔らかいロッドで充分ということが判明。その後はスミス ベイブル70で。曳き抵抗はバリッド70Hよりは大きめ。飛距離も出ている印象。
反応がなくバイブの釣りは終了。ワームの釣りに切り替えます。
スマートシャッド。
ダイソーテンヤ3号+デスアダーも投げて行きます。
いろいろやりましたが反応なし。周囲でも釣れておりません。
今日は風が弱かったんで(それでも沖合ではリグが回転した)、ジグヘッドの重量不足で手応えがなくなるということはあまりなかったんですが、通常の風速の日、遠投で沖合を攻める場合、ラインのたるみを取って張りを確保するのに、どうしてもリグの曳き抵抗が欲しくなるんですよね。その点で前回使用したぶっ飛び静(10g)は不向きでした。風のある状況では軽いんです。手応えが。
ぶっ飛び静は、いったんボトムを取ってから巻き始めるスタイルなら絶好だと感じました。浮き上がりが早いので、ボトムから浮上する動きで誘うことができますね。太めのリーダーを使わなくても、ふわりと誘ってくれそうな感じがしました。
反対に、水面直下から誘って行くスタイルですと足場の高いポイントでは不利になるので注意が必要ですね。ロッドティップを水面近くまで持って行く必要が出てきます。太刀魚が水面を見ているシーンでは別な攻め方を考えた方が良さそうですね※。トータルで見ればラウンドヘッド(ソルト用は入手し辛いですが)に軍配が上がりそうです。
※飛距離とかとも絡んでくるんですが、常夜灯がLEDに変わってから少し明るくなってるんですよ。以前7feet6inchのアンダーで充分やれてたエリアでも遠投しないと釣れなくなっています。常夜灯が利いていると水面直下ではなかなか喰ってくれず、少し沈めてやる必要があるような気がしています。太刀魚にとっては眩しすぎなんでしょうね。太刀魚は水面直下でターゲットを認識してるけど、自分が捕食しやすい泳層に降りてこないと喰い辛いのではないかと推測しています。水深が浅くて常夜灯もLEDなどというポイントは太刀魚からすればマジサイアク〜って感じになるでしょうかね。もちろん太刀魚はベイトに対して真下からの攻撃を得意としていて、それを為んがために暗くなると浅場に回遊してくるわけですね。まあ、こういう状況ですので、アピールの高いルアー使って、それがもし仮にハマったとしても、水面近くまで引っ張り出すのはちょっと厳しい状況かなあと。
で、今回はデスアダーのジグヘッドにテンヤを合わせたんですが、この水平姿勢のテンヤ(ダイソーテンヤ3号)を使っていてふと思ったのが、リグが潮目まで届いてくれれば、なにも水平姿勢にこだわる必要はないんではないかということ。使用感自体はダイソーよりもカツイチのSV-37の方が良い気がします。オンスのFlapヘッドも水平姿勢ではないですしね。あくまで遠投する場合の話ですよ。
デスアダーのテールは細くて柔らかいので、ボディーが立ち気味の姿勢になっていても流れを受けてピンテールのピラピラ部分は水平になるはずですし、立ち気味の方が潮シモに流し込みやすいんではないかということ。ジグだってあえてリアバランスで潮に流し込んで行く場合もあるわけです。
どっちみち太刀魚はテールのピラピラに興味を抱いて吸い込みに来るわけですから、ワームにムニュンとした美味しそうな質感が備わっていれば、ワームの姿勢が水平かどうかに関わらずその後ガブッと来るのではないかと。スズキがワームを食う時と太刀魚が食う時では根本が違うわけですね。
問題はその後のフッキング。立ち姿勢のテンヤに対して下方から喰いに来る太刀魚をどうやって針掛かりさせるか。それにはやはり喰いに来た瞬間に送り込むテクニックが必要になるのではないかと。ロングロッドを可能な限り立てて使うということですね。
と、ここまで考えて、ようやく常連さん達が話していたことの意味が分かってきた気がします。ベテランのテンヤ師ともなると、すでに〝巻き〟で釣ってるわけではないんですね。じゃ〝曳き釣り〟じゃないじゃんって。いやはや、非常〜に奥が深い話です。ここにはあんまり詳しく書けないんですが、餌はどじょう、竿は長く、硬く、エギ竿なんか駄目、寝かすな立てろ、遠投しろ、ケミホタルは必ず付けろ、針は1本、アシストフックは不要、テンヤはできるだけロングシャンク、太軸でも関係ない、当たったら即掛け、数よりも食い上げのアタリだよ、等々…。とすれば、ぶっ飛び静でテンヤ的に曳いてみるのもアリだな。おっとその前に、SV-37で遠投スタイルを練習しておかなくちゃ。まだまだ不慣れなので長い竿・硬い竿でツンツンすると、水面から飛び出しちゃうんですよ。
まあ、とはいえまだ現時点のワタクシの釣り方はスローの〝巻き〟それも〝ただ巻き〟スタイルなんです。足元にいる太刀魚さん達と遊びたいんです。
デスアダーに合わせる理想のジグヘッドということでは、いまだ最適解はおろか近似解すら見出せてない、そんな状況ではあるんですが、遠投と近投の使い分けという要素がまずその前の第一歩として不可欠と実感した次第でございます。
さて、件のワインドマスタースマートシャッドはセフィアXR S86M-Sで投げたんですが、やっぱり使ってみて少し柔らかいかなあ(ロッドが)という感じでした。S86MHの方が(まだ持ってませんが)スマートミノー(ピンテール)のダートアクションにも使えていいのではないかと思いました。でもスローのただ巻きだったらむしろS86M-Sの方が、という感じもしていて、その辺りはパワーシャッド4インチと同様でしたね。
パワーシャッド4インチとの違いということで言えば、キャストしてサミングした時に、パワーシャッドの方はスーッと減速しつつも僅かに伸びてから着水する感じがあるのに対して、スマートシャッドはフッと減速してポチャンと着水する感じがあるっちゃあります(向きとかもあるのかな)。この辺りはパワーシャッドの方が一枚上手だぜ感ありますね。まあ、みんな使うんでシーズン後半はスレちゃうというマイナス面もあるんですが。もちろん波動はスマートシャッドの方が強そうです。バイブを持ち込んでいない時なんかに良さそうです。
ワインドマスタースマートシャッド:バイトなし、歯形なし。
その後、ダイソー11g+パワーダートミノー90の表層パターンで反応がなく、朝の地合いに掛けようと待ったのですが、結局潮がほとんど流れず地合いが訪れなかったため、貨物船が動く6時までやって撤収でした。
今日はホワイト/パール系メインで投げて無反応だったんですが、昨年みたいに後半になってから急にパール系に反応し出すってなるんでしょうかね?
今回、風はごく弱かったんですが、それでもルアーの形状によっては飛行姿勢の乱れが目立ち、リグの回転(→エビになる)、失速が結構気になりましたね。でも、中には飛行姿勢も抜群で且つ、巻いた時の感触もいいという、とっても優秀なセット(あっ、まだ秘密ね!)もあって、いい投げ練になりました。
今年はベイトが極端に少ないということがはっきりしましたので、今シーズンはまずベイト探しからしないといけませんね。年内に1本獲れるかどうかも微妙というのが正直な実感なのですが。
結論としては「太刀魚がスレちゃってるのではなく、個体数が少ないのだ」ということは少なくとも言えそうです。これもエルニーニョ&ラ・ニーニャの影響なんですかね。なので、今季は貧果でも来シーズンはまた釣れてくれるでしょう。年によってムラの大きい魚種ですので、仕方ないですね。
にしても、秋よりも春の方が良かったってなんやねん!
[日時]2023年10月22日(日)
[天候]晴れ時々曇り、弱風
[水温]推定21°C。澄み
[時間]24時〜6時半
[釣果]0
[バイト]0
[ルアーロスト]0
[カウント]_
[アクション]_
[胃の内容物]_
Rod: SHIMANO Ocea Freeman S83VS; Sephia XR S86M-S
Reel: SHIMANO 2006 TwinPower Mg 2500HGS; 2006 Sephia 2500S
Line: Original Fireline 1/.25lb(3ポンド 0.5号)
Leader: 東レ トヨフロンEX(フロロカーボン)2号(1m)
Bite leader: unused
Chemical light: unused
Jig: _
Hook: _
Worm: _
[小遣い]千円(タバコ、コーヒー、他)
[感想]天候のせいなのかヤブ蚊の襲撃も0でした。
いやぁー、救急車、また増えてきましたね。このところ連日、救急車見ない日はないって感じ。電車やバスに空気清浄機って付けられないものなんでしょうかねえ。
さて、天気予報見てたら風が収まりそうな予報。前回は強風という悪条件だったので、改めて再調査です。
現着24時。
着いてみると風は弱く申し分ないコンディション。
本日のタックル。
ひさびさにオシアフリーマン83VSを投入。
本日のリグ。
さっそく用意してきましたよ。懸案のワインドマスタースマートシャッド。
夜光ラメです。
フリーマン83VSを使用しバイブを駆使して行きます。
べつにいつもの旧セフィアS902Mでもいいんですが、まだまだ水温高めですし、しっかり強めのアクションで釣ってみたいんですよね。19°Cまでは激しいアクションに反応すると思ってますので、今のうちに楽しんでおこうかと。もちろんポイント的に遠い、というのもあります。
バリッド70で反応がないことを確認しましたが、ポイント的に浅いのでもう少し柔らかいロッドで充分ということが判明。その後はスミス ベイブル70で。曳き抵抗はバリッド70Hよりは大きめ。飛距離も出ている印象。
反応がなくバイブの釣りは終了。ワームの釣りに切り替えます。
スマートシャッド。
ダイソーテンヤ3号+デスアダーも投げて行きます。
いろいろやりましたが反応なし。周囲でも釣れておりません。
今日は風が弱かったんで(それでも沖合ではリグが回転した)、ジグヘッドの重量不足で手応えがなくなるということはあまりなかったんですが、通常の風速の日、遠投で沖合を攻める場合、ラインのたるみを取って張りを確保するのに、どうしてもリグの曳き抵抗が欲しくなるんですよね。その点で前回使用したぶっ飛び静(10g)は不向きでした。風のある状況では軽いんです。手応えが。
ぶっ飛び静は、いったんボトムを取ってから巻き始めるスタイルなら絶好だと感じました。浮き上がりが早いので、ボトムから浮上する動きで誘うことができますね。太めのリーダーを使わなくても、ふわりと誘ってくれそうな感じがしました。
反対に、水面直下から誘って行くスタイルですと足場の高いポイントでは不利になるので注意が必要ですね。ロッドティップを水面近くまで持って行く必要が出てきます。太刀魚が水面を見ているシーンでは別な攻め方を考えた方が良さそうですね※。トータルで見ればラウンドヘッド(ソルト用は入手し辛いですが)に軍配が上がりそうです。
※飛距離とかとも絡んでくるんですが、常夜灯がLEDに変わってから少し明るくなってるんですよ。以前7feet6inchのアンダーで充分やれてたエリアでも遠投しないと釣れなくなっています。常夜灯が利いていると水面直下ではなかなか喰ってくれず、少し沈めてやる必要があるような気がしています。太刀魚にとっては眩しすぎなんでしょうね。太刀魚は水面直下でターゲットを認識してるけど、自分が捕食しやすい泳層に降りてこないと喰い辛いのではないかと推測しています。水深が浅くて常夜灯もLEDなどというポイントは太刀魚からすればマジサイアク〜って感じになるでしょうかね。もちろん太刀魚はベイトに対して真下からの攻撃を得意としていて、それを為んがために暗くなると浅場に回遊してくるわけですね。まあ、こういう状況ですので、アピールの高いルアー使って、それがもし仮にハマったとしても、水面近くまで引っ張り出すのはちょっと厳しい状況かなあと。
で、今回はデスアダーのジグヘッドにテンヤを合わせたんですが、この水平姿勢のテンヤ(ダイソーテンヤ3号)を使っていてふと思ったのが、リグが潮目まで届いてくれれば、なにも水平姿勢にこだわる必要はないんではないかということ。使用感自体はダイソーよりもカツイチのSV-37の方が良い気がします。オンスのFlapヘッドも水平姿勢ではないですしね。あくまで遠投する場合の話ですよ。
デスアダーのテールは細くて柔らかいので、ボディーが立ち気味の姿勢になっていても流れを受けてピンテールのピラピラ部分は水平になるはずですし、立ち気味の方が潮シモに流し込みやすいんではないかということ。ジグだってあえてリアバランスで潮に流し込んで行く場合もあるわけです。
どっちみち太刀魚はテールのピラピラに興味を抱いて吸い込みに来るわけですから、ワームにムニュンとした美味しそうな質感が備わっていれば、ワームの姿勢が水平かどうかに関わらずその後ガブッと来るのではないかと。スズキがワームを食う時と太刀魚が食う時では根本が違うわけですね。
問題はその後のフッキング。立ち姿勢のテンヤに対して下方から喰いに来る太刀魚をどうやって針掛かりさせるか。それにはやはり喰いに来た瞬間に送り込むテクニックが必要になるのではないかと。ロングロッドを可能な限り立てて使うということですね。
と、ここまで考えて、ようやく常連さん達が話していたことの意味が分かってきた気がします。ベテランのテンヤ師ともなると、すでに〝巻き〟で釣ってるわけではないんですね。じゃ〝曳き釣り〟じゃないじゃんって。いやはや、非常〜に奥が深い話です。ここにはあんまり詳しく書けないんですが、餌はどじょう、竿は長く、硬く、エギ竿なんか駄目、寝かすな立てろ、遠投しろ、ケミホタルは必ず付けろ、針は1本、アシストフックは不要、テンヤはできるだけロングシャンク、太軸でも関係ない、当たったら即掛け、数よりも食い上げのアタリだよ、等々…。とすれば、ぶっ飛び静でテンヤ的に曳いてみるのもアリだな。おっとその前に、SV-37で遠投スタイルを練習しておかなくちゃ。まだまだ不慣れなので長い竿・硬い竿でツンツンすると、水面から飛び出しちゃうんですよ。
まあ、とはいえまだ現時点のワタクシの釣り方はスローの〝巻き〟それも〝ただ巻き〟スタイルなんです。足元にいる太刀魚さん達と遊びたいんです。
デスアダーに合わせる理想のジグヘッドということでは、いまだ最適解はおろか近似解すら見出せてない、そんな状況ではあるんですが、遠投と近投の使い分けという要素がまずその前の第一歩として不可欠と実感した次第でございます。
さて、件のワインドマスタースマートシャッドはセフィアXR S86M-Sで投げたんですが、やっぱり使ってみて少し柔らかいかなあ(ロッドが)という感じでした。S86MHの方が(まだ持ってませんが)スマートミノー(ピンテール)のダートアクションにも使えていいのではないかと思いました。でもスローのただ巻きだったらむしろS86M-Sの方が、という感じもしていて、その辺りはパワーシャッド4インチと同様でしたね。
パワーシャッド4インチとの違いということで言えば、キャストしてサミングした時に、パワーシャッドの方はスーッと減速しつつも僅かに伸びてから着水する感じがあるのに対して、スマートシャッドはフッと減速してポチャンと着水する感じがあるっちゃあります(向きとかもあるのかな)。この辺りはパワーシャッドの方が一枚上手だぜ感ありますね。まあ、みんな使うんでシーズン後半はスレちゃうというマイナス面もあるんですが。もちろん波動はスマートシャッドの方が強そうです。バイブを持ち込んでいない時なんかに良さそうです。
ワインドマスタースマートシャッド:バイトなし、歯形なし。
その後、ダイソー11g+パワーダートミノー90の表層パターンで反応がなく、朝の地合いに掛けようと待ったのですが、結局潮がほとんど流れず地合いが訪れなかったため、貨物船が動く6時までやって撤収でした。
今日はホワイト/パール系メインで投げて無反応だったんですが、昨年みたいに後半になってから急にパール系に反応し出すってなるんでしょうかね?
今回、風はごく弱かったんですが、それでもルアーの形状によっては飛行姿勢の乱れが目立ち、リグの回転(→エビになる)、失速が結構気になりましたね。でも、中には飛行姿勢も抜群で且つ、巻いた時の感触もいいという、とっても優秀なセット(あっ、まだ秘密ね!)もあって、いい投げ練になりました。
今年はベイトが極端に少ないということがはっきりしましたので、今シーズンはまずベイト探しからしないといけませんね。年内に1本獲れるかどうかも微妙というのが正直な実感なのですが。
結論としては「太刀魚がスレちゃってるのではなく、個体数が少ないのだ」ということは少なくとも言えそうです。これもエルニーニョ&ラ・ニーニャの影響なんですかね。なので、今季は貧果でも来シーズンはまた釣れてくれるでしょう。年によってムラの大きい魚種ですので、仕方ないですね。
にしても、秋よりも春の方が良かったってなんやねん!
[日時]2023年10月22日(日)
[天候]晴れ時々曇り、弱風
[水温]推定21°C。澄み
[時間]24時〜6時半
[釣果]0
[バイト]0
[ルアーロスト]0
[カウント]_
[アクション]_
[胃の内容物]_
Rod: SHIMANO Ocea Freeman S83VS; Sephia XR S86M-S
Reel: SHIMANO 2006 TwinPower Mg 2500HGS; 2006 Sephia 2500S
Line: Original Fireline 1/.25lb(3ポンド 0.5号)
Leader: 東レ トヨフロンEX(フロロカーボン)2号(1m)
Bite leader: unused
Chemical light: unused
Jig: _
Hook: _
Worm: _
[小遣い]千円(タバコ、コーヒー、他)
[感想]天候のせいなのかヤブ蚊の襲撃も0でした。