太刀魚釣り2023年第12戦目。
春の強い風が吹いています。
ワタクシ自身、海の釣りはハッキリ言って素人ですので、経験を積むために、今日は敢えて出撃します。そもそも堤防釣りに風は付き物。サーフの釣りでは強い風が吹くと釣りそのものが成立しなくなることが多いんですが、堤防からですと工夫次第で対処の仕方があると思うんですよねえ。
PEラインも、今日は1号で行ってみます。テンヤの釣りでは、ゆっくり漂わせるために、太めのラインが推奨されているんですよね。ファイヤーラインの1号でどこまでやれるのか、ちょっと試してみたいんですよ。
夜勤明けで仮眠を取り、ゆっくり出発。
現着16時半。
本日のタックル。
今日はダブルハンドルのリールも使ってみます。
本日のリグ。
18時開始。
バブルガムピンクのデスアダー。テンヤにウォーターグレムリンを噛ませています。
今回のテーマはSephia XR S86M-Sでデスアダーのフワフワスイミングがどこまでやれるか。
なのですが、まずはExsence S903MLMH/Fブラックエンベロープで投げていきます。マヅメ帯は硬めのロッドの方が何かと有利ですしね。
・・・・・
・・・・・
音沙汰なし…
18時20分。暗くなったところでジューンバグにチェンジ。
反応なし。
18時30分。ジューンバグに反応がないことを確認し、ホワイトソリッドにチェンジ。テンヤはフックの位置を調整したモノ。
反応なし。
20時。マヅメ時間帯は異常なく過ぎ、いよいよ本題のSephia XR S86M-Sにチェンジ。面倒ですが装着していたリールを外し、同じライン(ファイヤーライン1号)で違いを見ていきます。
先週バイトの集中したカケアガリを重点的に曳いていきます。
デスアダー5インチにテンヤをセットすると20〜25gぐらいあるはずです。持っただけでも、Sephia XR S86M-Sだと柔っけえなあという感じはありますね。さて、どうでしょうか。
一応14gテンヤリグも投げてみますが何とか投げられます。
テンヤの重さもいろいろ変えてやってみます。テスト中、ラインを1号で継続するとともに、デスアダーのカラーもホワイトソリッド(新ロット・Fecoシール無)で統一します。
いろいろ試した結果、Sephia XR S86M-Sでは引き釣りのツンツンアクションにはもちろん柔か過ぎてNGなんですが、遅い時間帯のフワフワスイミングにもまだ少し柔らかいという印象でした。
デスアダーも5インチになると引き抵抗もそれなりにありますので、スイミングはティップがもう少し硬い方がマッチする感じですね。もしSephia XR S86M-Sでスイミングも対応可能であれば、スローのただ巻きの釣りまで1本でやれることになり、大変好都合だと思ったのですが、そうは問屋が卸さないようですね。
硬さ的には、ソアレエクスチューンS80L-S(こちらの方が少し硬い)の方が良さそうに思います。でも、タチウオにソアレエクスチューンはもったいないでしょうね。
カケアガリを攻める際、ロッドを立てて操作するとラインの角度も立ち気味になりますので荷重がベリーにかかります。すると中弾性でベリーの張りを抑えたロッドが面白いような気がしますね。
ティップをソリッドにするかチューブラーにするかは風次第といったところ。風がなければセフィアXR S90Hでも良いんじゃないかという気はしますね。遅い時間帯の釣りですと、復元がもっと遅く粘着質なロッドの方が良いんでしょうけど。
21時半。
スイミングさせていて、何か違和感を感じます。
もう、1時間以上投げましたので、デスアダーのスイミングにマッチするロッドのイメージができました。ここでブラックエンベロープExsence S903MLMH/Fに戻します。先週も21時ごろの回遊でしたしね。
22時。やはり違和感を感じます。
噛み跡なし。うーん、やっぱり気のせいかな。
惰性でやっていきます…
23時。14gから11gに換えようと思ってリグを見ると…
あれっ、デスアダーのテールがない!?
よく見れば傷が入ってるじゃない!
ガップリです。
これは下顎ですね。
反対側(右側)には牙跡が1箇所あります。
テンヤはもともとの針をカットし、改めて針先が後方に位置するように改造したものなんですけど、いみじくも、噛み跡の位置はオリジナルのゲイプが位置していた付近とほぼ一致。チーン。
もしこれが改造していないノーマルのテンヤだったら………悔しいです。
シャフトの長さもノーマルに比べると短くなっていますので、ワームの動きは良くなっているはずです。ですんでノーマル状態だとスルーされていた可能性も無きにしもあらずなんですが。
テンヤは11gです。最初14gで投げていたんですが、セフィアXR S86M-Sでは重過ぎる感じがありましたので、途中で11gにしてみたんですよね。
その後、標準の14gに戻したんですけど、不覚にもテールがないということに気付きませんでした!
太刀魚の喰いが立っている間に気付いていれば、もしかするともう1チャンスあったかも知れません!
もはや手遅れとは思いますが、改めてフック位置調整済みのテンヤ14gを曳いてみます。
24時過ぎまで投げてみましたが、残念ながら無反応に終わりました。
ところで、アクションとアクションの間の水平姿勢になった瞬間にバイトしてきたとすれば、斜め下からのバイトではなく、真下からの垂直バイトということになりますでしょうか。
真下からということになると、ピンテールがかじり取られていたことの説明がつきませんが、2回バイトがあった(しかも両方とも気付かなかった)ということになります。
その一方、頭を下にしての落下の際に喰ってきたとすると、まずピンテールの部分を食いちぎり、次に胴体に噛んできたと考えられなくもないです。
つまり、垂直フォール(→慌ててテールをかじる)の次のアクションを加えた瞬間にワームがターンして曲がり、その瞬間にバイトしてきたというわけです。ちょうどワインドとは正反対のアクションですね。これだとピンテールがかじり取られていたことの説明がつきます。
そういうケースですと、テンヤのような固定式のフックではなく可動式のフックの方が、ワーム本体に追従して倒れるため、フックが掛かりやすくなると思います。
硬めのワームを使用する従来のワインド・ダート(耐久性・波動重視)とは好対照なんですが、柔らかめのワームを使用する釣り方だとフックの追従性を考慮する必要があると思います(エビにならないような工夫も併せて必要)。
まあ、どちらのパターンで喰ってきたにせよ、今回使用したロッドが柔らかかったので、ベリーまで曲がり込みすぎてバイトが取れなかったのではと思います。
確実性を取れば巻きの釣りということになるかも知れませんが、レンジが深い感じも受けますので、何か一工夫欲しいところですね。
時間帯としては、セフィアXR S86M-Sを使っていた20〜21時半の間と思われます。
[日時]2023年4月5日(水)
[天候]晴、強風
[水温]15°C。澄み
[時間]17時〜25時
[釣果]0
[バイト]1(Deps Deathadder 5" #08 White Solid)
[ルアーロスト]0
[カウント]10
[アクション]_
[胃の内容物]_
Rod: SHIMANO Sephia XR S86M-S, Exsence S903MLMH/F
Reel: SHIMANO 2006 Sephia 2500S
Line: Fireline Original(8ポンド 1号)
Leader: YGK DMV Shock Leader 25lb(ナイロン)10号(80cm)
Bite leader: none
Jig: Katsuichi SV-37 Sabel Head 11g
Hook: _
Worm: Deps Deathadder 5" #08 White Solid
[小遣い]2千円(タバコ、コーヒー、定食他)
[感想]またしてもワンチャンスをものに出来なかったですね。
春の強い風が吹いています。
ワタクシ自身、海の釣りはハッキリ言って素人ですので、経験を積むために、今日は敢えて出撃します。そもそも堤防釣りに風は付き物。サーフの釣りでは強い風が吹くと釣りそのものが成立しなくなることが多いんですが、堤防からですと工夫次第で対処の仕方があると思うんですよねえ。
PEラインも、今日は1号で行ってみます。テンヤの釣りでは、ゆっくり漂わせるために、太めのラインが推奨されているんですよね。ファイヤーラインの1号でどこまでやれるのか、ちょっと試してみたいんですよ。
夜勤明けで仮眠を取り、ゆっくり出発。
現着16時半。
本日のタックル。
今日はダブルハンドルのリールも使ってみます。
本日のリグ。
18時開始。
バブルガムピンクのデスアダー。テンヤにウォーターグレムリンを噛ませています。
今回のテーマはSephia XR S86M-Sでデスアダーのフワフワスイミングがどこまでやれるか。
なのですが、まずはExsence S903MLMH/Fブラックエンベロープで投げていきます。マヅメ帯は硬めのロッドの方が何かと有利ですしね。
・・・・・
・・・・・
音沙汰なし…
18時20分。暗くなったところでジューンバグにチェンジ。
反応なし。
18時30分。ジューンバグに反応がないことを確認し、ホワイトソリッドにチェンジ。テンヤはフックの位置を調整したモノ。
反応なし。
20時。マヅメ時間帯は異常なく過ぎ、いよいよ本題のSephia XR S86M-Sにチェンジ。面倒ですが装着していたリールを外し、同じライン(ファイヤーライン1号)で違いを見ていきます。
先週バイトの集中したカケアガリを重点的に曳いていきます。
デスアダー5インチにテンヤをセットすると20〜25gぐらいあるはずです。持っただけでも、Sephia XR S86M-Sだと柔っけえなあという感じはありますね。さて、どうでしょうか。
一応14gテンヤリグも投げてみますが何とか投げられます。
テンヤの重さもいろいろ変えてやってみます。テスト中、ラインを1号で継続するとともに、デスアダーのカラーもホワイトソリッド(新ロット・Fecoシール無)で統一します。
いろいろ試した結果、Sephia XR S86M-Sでは引き釣りのツンツンアクションにはもちろん柔か過ぎてNGなんですが、遅い時間帯のフワフワスイミングにもまだ少し柔らかいという印象でした。
デスアダーも5インチになると引き抵抗もそれなりにありますので、スイミングはティップがもう少し硬い方がマッチする感じですね。もしSephia XR S86M-Sでスイミングも対応可能であれば、スローのただ巻きの釣りまで1本でやれることになり、大変好都合だと思ったのですが、そうは問屋が卸さないようですね。
硬さ的には、ソアレエクスチューンS80L-S(こちらの方が少し硬い)の方が良さそうに思います。でも、タチウオにソアレエクスチューンはもったいないでしょうね。
カケアガリを攻める際、ロッドを立てて操作するとラインの角度も立ち気味になりますので荷重がベリーにかかります。すると中弾性でベリーの張りを抑えたロッドが面白いような気がしますね。
ティップをソリッドにするかチューブラーにするかは風次第といったところ。風がなければセフィアXR S90Hでも良いんじゃないかという気はしますね。遅い時間帯の釣りですと、復元がもっと遅く粘着質なロッドの方が良いんでしょうけど。
21時半。
スイミングさせていて、何か違和感を感じます。
もう、1時間以上投げましたので、デスアダーのスイミングにマッチするロッドのイメージができました。ここでブラックエンベロープExsence S903MLMH/Fに戻します。先週も21時ごろの回遊でしたしね。
22時。やはり違和感を感じます。
噛み跡なし。うーん、やっぱり気のせいかな。
惰性でやっていきます…
23時。14gから11gに換えようと思ってリグを見ると…
あれっ、デスアダーのテールがない!?
よく見れば傷が入ってるじゃない!
ガップリです。
これは下顎ですね。
反対側(右側)には牙跡が1箇所あります。
テンヤはもともとの針をカットし、改めて針先が後方に位置するように改造したものなんですけど、いみじくも、噛み跡の位置はオリジナルのゲイプが位置していた付近とほぼ一致。チーン。
もしこれが改造していないノーマルのテンヤだったら………悔しいです。
シャフトの長さもノーマルに比べると短くなっていますので、ワームの動きは良くなっているはずです。ですんでノーマル状態だとスルーされていた可能性も無きにしもあらずなんですが。
テンヤは11gです。最初14gで投げていたんですが、セフィアXR S86M-Sでは重過ぎる感じがありましたので、途中で11gにしてみたんですよね。
その後、標準の14gに戻したんですけど、不覚にもテールがないということに気付きませんでした!
太刀魚の喰いが立っている間に気付いていれば、もしかするともう1チャンスあったかも知れません!
もはや手遅れとは思いますが、改めてフック位置調整済みのテンヤ14gを曳いてみます。
24時過ぎまで投げてみましたが、残念ながら無反応に終わりました。
ところで、アクションとアクションの間の水平姿勢になった瞬間にバイトしてきたとすれば、斜め下からのバイトではなく、真下からの垂直バイトということになりますでしょうか。
真下からということになると、ピンテールがかじり取られていたことの説明がつきませんが、2回バイトがあった(しかも両方とも気付かなかった)ということになります。
その一方、頭を下にしての落下の際に喰ってきたとすると、まずピンテールの部分を食いちぎり、次に胴体に噛んできたと考えられなくもないです。
つまり、垂直フォール(→慌ててテールをかじる)の次のアクションを加えた瞬間にワームがターンして曲がり、その瞬間にバイトしてきたというわけです。ちょうどワインドとは正反対のアクションですね。これだとピンテールがかじり取られていたことの説明がつきます。
そういうケースですと、テンヤのような固定式のフックではなく可動式のフックの方が、ワーム本体に追従して倒れるため、フックが掛かりやすくなると思います。
硬めのワームを使用する従来のワインド・ダート(耐久性・波動重視)とは好対照なんですが、柔らかめのワームを使用する釣り方だとフックの追従性を考慮する必要があると思います(エビにならないような工夫も併せて必要)。
まあ、どちらのパターンで喰ってきたにせよ、今回使用したロッドが柔らかかったので、ベリーまで曲がり込みすぎてバイトが取れなかったのではと思います。
確実性を取れば巻きの釣りということになるかも知れませんが、レンジが深い感じも受けますので、何か一工夫欲しいところですね。
時間帯としては、セフィアXR S86M-Sを使っていた20〜21時半の間と思われます。
- ラインの太さについて
- テンヤをゆっくり曳くために太めのラインが推奨されることもあるんですが、風の強い日にPEラインが太すぎると狙ったレンジを曳くのが難しくなるようでした。特にエギングロッドではガイド抵抗によりリーリングが重くなるため、快適に操作できなくなります。また水面直下のアタリを取るのには有利に作用すると思われますが、着水直後の泳ぎ出しが一瞬遅れるので餌と違ってルアーの場合は見切られる可能性が高いと感じました。
- リーダーの太さについて
- 今回、ナイロン10号を使用したのですが、確かに効果は感じられました。具体的には、カケアガリ付近で寄ってくるスピードが遅くなり、バイトゾーンで誘いの回数を増やすことができました(装着していたケミホタル50の効果もあったと思います)。問題は、リグの装着(ノット)が面倒になることですが、クッションゴムリングのLを使用することで普通に結ぶことができました。次回はナイロン7号30cm+14号40cmでもいいかなと思います。太めのリーダーは見切られにくいサーフェスからリグを落としたくない状況にも有効と思われますので、今後積極的に活用していきたいと思います。
- ロッドの長さについて
- ラインスラック対策として長めのロッドが推奨されることもあるのですが、ロッドを立ててスイミングアクションさせる場合は短めのロッドの方が良いように思います。スイミングアクションでは、テンション抜けを可能な限り遅らせるため、ロッドはできるだけ軽く保持することが求められます。ロッドが長くなると、ロッドの保持にそのレングス差分だけ追加的な力が必要になり、その分バイトに対して適確に応答することが難しくなりますね。なお、ロッドを下に向けて巻きの釣りに徹するなら単純に長い竿の方が良いと思いました。
- ロッドのグリップについて
- エンドにバランサーの入っているロッドだと、この釣りはやりにくいようです。グリップ周りが軽い方が操作しやすいです。グリップが短いのはやっぱりエギングロッドなんですが、張りの強さゆえ、ラインテンションをキープするのは楽とは言えないですね。
- リールのギヤ比について
- 今回ノーマルギアを使用したのですが、スイミング動作の際ギクシャクしないかという面ではハイギアと差が出なかったですね(前回、ハイギアを使用してノーマルギアの方が、と書いてしまったのですが)。ロッドが9フィート3インチだったのでロッドがもう少し短ければスムーズだったかもしれません。
- テンヤの重さについて
- テンヤが重いとバイトが減るというのは確かにあるように思いました。
- ソリッドティップかチューブラーティップか
- 感度の鋭い竿を使用するとラインが風で叩かれることに起因する風ノイズも大きくなるため、感度の鈍い竿の方が風の強い日には快適に釣りができますね。中弾性のロッドのみならず、ソリッドティップでも同様の効果は得られると思います。ただし事前に高感度のロッドでアタリの傾向やパターンを掴んでおくことも必要かもしれません。
[日時]2023年4月5日(水)
[天候]晴、強風
[水温]15°C。澄み
[時間]17時〜25時
[釣果]0
[バイト]1(Deps Deathadder 5" #08 White Solid)
[ルアーロスト]0
[カウント]10
[アクション]_
[胃の内容物]_
Rod: SHIMANO Sephia XR S86M-S, Exsence S903MLMH/F
Reel: SHIMANO 2006 Sephia 2500S
Line: Fireline Original(8ポンド 1号)
Leader: YGK DMV Shock Leader 25lb(ナイロン)10号(80cm)
Bite leader: none
Jig: Katsuichi SV-37 Sabel Head 11g
Hook: _
Worm: Deps Deathadder 5" #08 White Solid
[小遣い]2千円(タバコ、コーヒー、定食他)
[感想]またしてもワンチャンスをものに出来なかったですね。