竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

留年確定?

2008年03月09日 20時51分25秒 | 番外編「湖」
前回は大嵐だったんで今年のO沼通算成績26尾(チ~ン)。このままじゃ単位不足で2年生に上がれない!進級目指して頑張ります!


今日は快適さを求めて地ならし・設営に時間をかけ7時ごろ開始。しばらくするとあちこちから「釣れた」「大きい」という声が聞えてきます。満を持して地合到来。

事前情報では爆釣!とのことだったんで、今日は楽に釣れるだろうと一番硬い竿をチョイス。仕掛けは幹糸03のもので先端にも針が付いてたんで、針上10cmにガン玉を打ち、その下針にはなんとなくその場の雰囲気で本ラビを1尾刺しに。上の方は全てゴマカット。手繰り糸も03でスタート。

いきなり良型がヒット。例の下針です。次も下針。これは?

それにしても、ふだんガリガリなわかさぎばっかり見てるのでナイスバディーなわかさぎが穴から出てくると嬉しいけどちょっと気持ち悪いです。

そしてまたズズンとヒット!今度は相当でかいです。慎重に手繰りますが横に走られて上の方の針が氷に引っ掛かり、見事に逃げられました。

このジャンボわかさぎは活発に泳ぎ回っているらしいのですが、単独行動なのか、魚探を見るかぎり全く気配は感じられません。まさしくハイパーステルスジャンボわかさぎです。油断すると仕掛けがメチャメチャです。

良型をバラしてしまってアタリが遠のき、しばし休憩。それまで使っていた仕掛けも手繰り糸も潔く捨てます。

魚探にはまだ群れが映っていますが、周囲でも移動し始める人が続出で、食いが止まった様子。O沼にしては珍しく無風。ロープ沿いに工夫が凝らされたテントがずらっと並ぶ様は壮観です。


そして後半戦。

抱卵ワカ様を狙うか、それともフカセで繊細に攻めるか迷いましたけど、結局手繰り糸だけ02に落として前半戦と同じく宙釣りスタイルを貫徹。

前回初めて02で手繰ってみて、かなりイケそうな気がしていたんですけど、やっぱりいいです。感触が違います。水の抵抗が少ないせいでしょうかね~。

そしてタナをいろいろ変えて探っていき、9時ごろからどうにかポツポツ当たりだします。サイズは5~7cmぐらいで、小さいです。
依然として魚探には群れが黒々と移っており、激タフです。たま~に交通事故的バイトで来るタナは氷下と底を除く中層全域。バラけてます。そしてこれがまたどうした訳か、いつもの激しい誘いには全く反応しません。穂先が硬すぎるのかなんなのか…

逆に、フワフワとしたソフトな誘いもダメ。相変わらず在学生に厳しいG馬大青城学部です…

ところがよく観察してみますと、置き竿にしてジッと待っていると竿先が2~3mmプクッと持ち上がることがあるようです。もしかしてこれってアタリ??
そこで、これでもか~!の連続シェイク→ストップ!で待つと、確かに同じアタリが出ます。お~すげすげ!
電動リールの釣り方の手バネ版という感じですが、合わせても合わせても全く掛かりません。しかも、ミスるとその後反応が急激に悪くなります。困った…

アワセミス→食い渋り→いったん仕掛けを上げてポイント休ませ→リトライのくり返しでしたが、どうにかこうにかパターンが掴めてきました。食い上げのアタリがあったらソーッと穂先を数センチ持ち上げて、それでプルプルっときたら穂先の角度を保ったままやさしくスーッと上げるようにするとフッキングする模様。しかもみんな上あごに掛かってきます。やったやった!

そうか!今まで掛からない掛からないって言ってたんですけど、こういうことだったんですね!アタリ→電撃即アワセでミスするとその後アタリがなくなるんですが、口切れしていた訳です。遅れる遅れるって焦ってますからますますアワセが強くなり、口切れさせてみずから魚を追い散らしてたのでは…

オモリも軽くしてみたり重くしてみたりいろいろやりましたが、結局0.5gぐらいが一番アタリが出やすい模様。そんなに軽くする必要なし。

な~んだ簡単簡単。よし!パターンも掴んだし、竿をいつもの柔らかいのに変えたらもっと大きくアタリ出るハズ。2年生進級なのラ~!と早速竿チェンジ。

と、ところがこの判断が悪かったのか絶不調のどん底に真っ逆さまorzオモリを変えても、仕掛けを変えてもまるっきりアタリが出ません。ああ、留年確定の赤ランプが!!
苦し紛れで持ってきた竿を次から次へ変えていきますが、ダメです。何をやっても悪循環の泥沼スパイラルで突破口が見えてきません。なぜなんだ~!


さんざんやって、そうか!今日のパターンは硬い竿の方がアタリが出るんじゃないか!と気付きましたが、時すでに遅し。11時を回ると群れそのものがたまにしか映らなくなり、事実上ゲームオーバー。
午後はほとんどお昼寝でした。

今日はネコジャラシは不発でいつの間にかマタタビ釣法になってしまいました。

しかし、この釣り、1日やるのは疲れます。

いつものようにガップリと食わせる釣り方と違って、移動していない魚がゆっくりと近づいてきてフッと吸い込むようなアタリですから、アタリが出た時点ではまだ完全には針をくわえきっていないのかもしれません。
まさに中層サスペンドわかさぎ。手ゴワい!


さてさて、口をなかなか使わないって言われてる抱卵ワカ様ですけど、今年は結構楽に釣れるみたいですし、あっと驚く仰天メソッドを考えついたんで、この次は楽しめるんではないかと思ってます。

釣果:5~11cm×17尾。
[前半]竿:先調子硬調20cm、手繰り糸:セラミックへら名人0.3号、幹糸:グンター0.3号18cm間隔、エダス:スタークU2 0.2号2.5cm、針:袖0.1号×5本、オモリ:ガン玉B+5号、エサ:本ラビ。
[後半]竿:先調子硬調20cm、手繰り糸:スタークU鮎0.2号、幹糸:スタークU2 0.2号18cm間隔、エダス:同0.2号2cm、針:G社秋田狐1号×5本、オモリ:スカリーミニ0.5g
胃の内容物:ダークグリーンの繊維質。手繰り糸と幹糸の連結は直結(ハリス止めなし)。

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