竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

ワカサギで大撃沈

2009年01月04日 20時38分45秒 | 番外編「湖」
今日は恒例の新春ワカサギ釣り。さてさて大漁祈願の効果は?

場所は某有名管理釣り場。とにかく寒い!冷たい北風がビュービュー吹きまくっています。それでも駐車場は6時でほぼ満杯です。

最初は硬めのソフトグラス45cm穂先にベイトリール、ハイパーパニック2号にナス型オモリ1.5号でスタート。手がかじかんでエサが付けられないのでエサなしでやってみます。ご来光の御利益がありすぎると困るなあと思いまして

けれど実際はそんな心配無用の無反応。魚いないんじゃないの?

ところがちょっと離れたところで親子連れが快調に釣り上げて楽しそうです。魚はたくさんいる模様。
O師もセッティングに時間がかかっていたようで、2本セット完了してからは怒濤のように釣りまくります。

こちらはエサを付けてみますがまぐれで1尾釣れただけで、まったくの音信不通状態。

仕掛けがちぢれてるせいかなと思い、引っ張ってみるとプッツリ切れてしまい、段々ワカサギ袖3号に替えると多少アタリが増えたものの、とてもO師や親子連れのペースにはほど遠い状況です。
ヘンだなと思い、オモリを3号に替えてみると、アタリが倍増。それでも、周囲では仕掛けを降ろすたびに釣れているのに、こちらはたまーにくるという感じ。もう100尾カウントしたという猛者もいる模様。やっぱり本場のワカサギ釣りは難しいです。

山中湖用の穂先に替えて仕掛けを踊らせてみますが、魚の活性が合わないみたいで、さほど効果がない模様。

9時半頃、活発な時間帯は一段落し、だんだん食い渋ってきてベタ底でしか食わない状態。

そこでもう1本の柔らかめのソフトグラス45cm穂先にフロロ5lbを巻いたミニパワーをセットしてたるませ釣り(フカセ)。仕掛けは段々ワカサギ狐2.5号。仕掛けの上部にはガン玉を打って中オモリにします。
こうするとどうにかたまーに当たるようになりました。でもこのスタイル、な~んか馴染めないんだよなあ。

そこで、たるませ釣りではどんな誘いが効果的なのか試してみます。
やってるうちに少しずつ鮎のチンチン釣りの感触を思い出し、どうやればあのアクションを演出できるかやってみます。
仕掛けを大きく持ち上げたあと、フォールの時の竿の角度は45度ぐらいがいちばん竿のブレ・揺れが収まってくれる感じ。立てすぎても、寝かせすぎてもシャクリのあとで竿が暴れてしまいます。
手繰りならシャクリのあと糸を手で引き上げて仕掛けを魚の視界から遠ざける操作ができますけど、リールだとこれができません。リールなら竿は1m位あっても良さそうです。

やっぱり竿はなるべく軽く、ファーストテーパーにして、ガイドも軽く、個数もギリギリまで減らした方が良さそうです。

竿は柔らかければ柔らかいほど食い込みはいいそうですが、グーッと持っていく魚というのはほんの一部で、やっぱりチョンと食ってパッと離してしまう魚が多いように思われました。
ハゼだとエサを口の中でチューインガムみたいに噛むんで軸の太い針だと吐き出すのが早く、軸が細ければ細いほどくわえている時間が長いように感じましたけど、ワカサギはどうなんでしょうね。

ところでフロロを使ったたるませ釣りだと穂先を水中に突っ込んだ方がアタリが出やすいんですが、竿掛けが安物なので穂先を水中に入れてアタリを待つ釣り方ができません。それにくわえて5lbだと大体1.2~1.4号ぐらいなので、うまくテンションを作れない感じです。

また釣り場は思っていた以上に水が冷たいみたいで、グーッと引っ張っていくアタリがほとんどなくて、掛かったあとの暴れ方もすごくおとなしい感じ。今日みたいな条件だと1尾目を掛けたあと2尾目をフッキングさせるのがすごく難しくて、なかなか数を伸ばせません。どうしても1尾ずつの釣りになります。これがなかなか辛い

10時を回るとほとんどアタリがなくなり、周りでも休憩する人が多くなってきました。この時点での釣果はこんな感じです。

やばいね。

午後1時を回ると復活してきてやっとポツポツ食う状況です。さあ宙釣りで釣れるくらい回ってこい!

それでも仕掛けを降ろしてすぐ食うんじゃなくて、しばらく待ってようやくアタリが出るという状況。

どういうわけか1尾釣るごとにどんどんエダスが縮れてしまって、仕掛け交換。今度は渋りワカサギ狐0.5号。
ところが仕掛けを交換した途端にビックリするくらいアタリがなくなる。というか、オモリの手応えもなくなってます。幹糸が0.3号なんで、そのせいなんでしょうか。
これでは釣りになんないんで、ここで再び仕掛け交換。今度は立花屋オリジナルの秋田狐1号仕掛け。こちらは幹糸0.6号。オモリの感触がよくわかります。
このところずっとハゼ釣りしていたせいか、オモリもナス型のオモリがバタンと倒れた時と、オモリに付いてるスイベルが動く振動がうざったくなってくるくらい。やっぱり究極はワームシンカーかな?

たるませ釣りでオモリを重くした場合何が起きるかというと、仕掛けで細くなってる部分(伸びが大きいところ)の糸が伸びて、竿を緩めた時に一気にそこが戻るんで、クルクルと撚れたり、スイベルが変な動きをしたりして、それがまた誘いになる場合もあるし、いろいろといったところ。これはお風呂でテストするしかないかな?

エサを頻繁に交換してハサミでカットすると、確かに効果があるみたいで、交換直後は降ろしてすぐいいアタリが出ることが多いです。でも、これだとなんだか魚にバカにされてるみたいだし、逆に皮だけで釣ると魚をだまして釣ったみたいで、楽しいですね。


その後は状況がそれほど好転せず、最後にはもう打つ手がなくなってしまって、ギブアップ。

いや~やっちまいました~新年早々大撃沈!
でもこれが初釣りじゃないんで、セーフかな。

極寒のワカサギ釣りを楽しく盛り上げるグッズを画策しつつ、今宵も侘しく反省会。




釣果:6~11cm×約25尾。
[宙釣り]穂先:ソフトグラス、カーボン、道糸:ユニチカワカサギPE0.3号、仕掛け:段々ワカサギ袖3号ほか、オモリ:ナス型3号。
[フカセ]穂先:ソフトグラス、道糸:フロロ5lb、仕掛け:段々ワカサギ狐2.5号ほか、オモリ:ナス型2号。

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