千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

一元屋(麹町)の「特製きんつば」

2005年08月06日 | スイーツ・菓子
【8月6日調査(テイクアウト)・登録】
 この店では、きんつばの命ともいえる餡には粒揃いの極上大納言が、砂糖には上質の氷砂糖が使用されています。上品な甘さ、しっとりとした口あたりが最高です


★一元屋
  所在:千代田区麹町1-6-6
  電話:03(3261)9127
  品代:特製きんつば6個箱入882円

一茶庵(神田神保町)の「せいろ」「三色盛りそば」

2005年08月06日 | 蕎麦
【8月6日調査・登録】
 この店はそば名人と呼ばれた片倉康雄氏の流れをくむ店です。


 蕎麦は、北海道・栃木・茨城産のオリジナルブレンドそば粉をベースに、香りを出すため、石臼挽きした粉を加え二八で、毎日打たれています。汁は江戸前で品があり、蕎麦の風味が良く伝わる出来です。


 通常、「三色盛りそば」は、「白雪」「けし切り」「季節そば」ですが、今日は「白雪」が無かったため、代わりに「田舎せいろ」を盛ってもらいました。この店の変わりそばはいつも楽しめる逸品です。


★一茶庵
  所在:千代田区神田神保町3-6-6九段アビタシオン1階
  電話:03(3239)0889
  品代:一茶庵せいろ900円、三色盛りそば1,200円

山本道子の店(一番町)の「クッキー&メレンゲ 抹茶」「マドレーヌ」

2005年08月06日 | スイーツ・菓子
【8月6日調査(テイクアウト)・登録】
 この店の名の由来である山本道子氏は、同敷地内にある明治7(1874)年創業の洋菓子・フランス料理の老舗「村上開新堂」の5代目当主です。


 「クッキー」は適度な硬さが歯ざわり良く、メレンゲは上品な甘さを伴いながら口の中でじわっと溶けていく食感が最高です。抹茶の濃厚な風味も美味です。


 「マドレーヌ」は、コクのあるバターの香りが漂い、中までシットリした歯ごたえが絶妙です。


★山本道子の店
  所在:千代田区一番町27
  電話:03(3261)4883
  品代:クッキー&メレンゲ抹茶1,350円、マドレーヌ(2コ入り)380円

黒澤(永田町)の「もり蕎麦」「田舎蕎麦」

2005年08月06日 | 蕎麦
【8月6日調査・登録】
 この店は世界の人々を魅了した映画監督黒澤明氏ゆかりのメニューを堪能できる店です。
 「もり蕎麦」は、山梨の名店「翁」で腕を磨いた職人が、北海道や信州産の蕎麦の実を店内の石臼で自家製粉したものを、二八の割合で丁寧に手打ちして仕上げています。汁は、削りたての鰹節から作られ、蕎麦の香りとの相性が抜群です


 「田舎蕎麦」は「もり蕎麦」よりもひと回り太く、歯ごたえがしっかりしています。


★黒澤
  所在:千代田区永田町2-7-9
  電話:03(3580)9638
  品代:もり蕎麦735円、田舎蕎麦735円