千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

天野屋(外神田)の「冷やし甘酒」「氷甘酒」

2013年08月25日 | 和食
【平成25年8月某日 調査・登録】
 こちらの店「天野屋」は、神田明神の鳥居の左隣りにあります。地下に室を持つ弘化3(1846)年創業の甘酒・納豆・味噌などを商う老舗です。
 《前回のこちらの店の調査・登録:明神甘酒




 こちらの「冷やし甘酒」は、店の地下6mにある天然の土室(むろ)で作られる糀をもとに熟成されたもので、砂糖は一切加えられていない天然の甘さがウリです。勿論、温かい甘酒もあり、口直しに久方味噌も付きます。甘酒は江戸の庶民に一年中親しまれ、特に真夏には夏バテ防止として欠かせない飲み物だったそうです。


 こちらは「氷甘酒」です。


★天野屋
  所在:千代田区外神田2-18-15
  電話:03(3251)7911
  品代:冷やし甘酒450円、氷甘酒500円