chuo1976

心のたねを言の葉として

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅡ「映画の天使」を観る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2018/3/7

2018-03-07 06:19:16 | 文学

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅡ「映画の天使」を観る聴く、         『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2018/3/7

  宮川一夫と淀川さんの語らい、見ること、見つけ出すこと、きれいなもの、素晴らしいものを見いだすこと、こんなに沢山の良い物を見つけ出した人、それでいて、こんなに謙虚で、一緒にお風呂に入りたい、悔しい、跪いて靴を磨きたい、お客さんたちの前に来て、傲慢だったら許しません、でもこんなに恥じらいを持って、大人しくて謙虚で、良い物を見つけ出してきた人、どうしてこんな事が出来たのでしょう、ベンダースが、二人の事を映画の天使と呼んでくれた、日曜洋画劇場で22年間話してきましたが、全て嘘、これから見る人の為に、誤魔化して話してきました、私は嘘ばかり、この人は、こんなに良い物を既に残しています、憎らしいですね、淀川さんの語りは見事です、それでいて、しっかり映画を語っています、羅生門の光、森の中の光、差し込む光、ベルイマンも真似ていますね、森の中に入っていく人物を追いかけて捕らえます、どうして出来たのでしょう、その光と影で、全ては語り尽くされるのだ、ドラマをも越え出て、世界を捕らえる、この光と影の束が映画、一監督の作品に収まらない、叫び、狂気、凶器、驚喜、その存在、見る側の溜まらずに憧れ惹かれ嫉妬する間、場、その在りか、これこそが、民主主義なのだ、前ののⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅠの「blue」では、主人公が遠藤を見つけた、遠藤は主人公が私を見つけてくれたのだと、これが恋、そして、宮川一夫は光と影の多様な束を見つけてくれた、この恋に、行為に答えない馬鹿で在っては成らないのだ、

 

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札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf