chuo1976

心のたねを言の葉として

バッタとぶアジアの空のうすみどり

2023-09-19 06:00:17 | 俳句

バッタとぶアジアの空のうすみどり
                           坪内稔典

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実石榴のかつと割れたる情痴かな

2023-09-18 09:46:07 | 俳句

実石榴のかつと割れたる情痴かな

                         鈴木しづ子

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ますぐには飛びゆきがたし秋の蝶

2023-09-17 05:14:06 | 俳句

ますぐには飛びゆきがたし秋の蝶

                            阿波野青畝

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ⅭⅩⅩⅦ「メーヌ・オセアン」を観る聴く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/9/16

2023-09-16 04:54:36 | 映画

ⅭⅩⅩⅦ「メーヌ・オセアン」を観る聴く、    『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/9/16

  パリ、駅、チケットを求めて、黒人の娘、ジーンズ、かわいいおしり、腰をフリフリ、慌て、走り、歩き、どこまでも、おしりが落ち着かずにどこまでも、チケットを手にして、列車に飛び乗り、カフェ、コーラ、席に、だが、落ち着くまもなく車掌が検札に、チケットのパンチがない、一等の席に二等の席のチケットで座っている、罰金、だが、言葉が通じない、フランス語、英語、空回り、仕事はと聞かれて裸の写真を差し出す娘、これが私の仕事だと、ブラジル人のダンサー、笑みの車掌、しかし、チケットのことは解決しない、今一人の車掌の上司、ポルトガル語を話せない、そこにカフェで出くわした女性が、彼女は弁護士、ポルトガル語も少し判る、通訳しますと、が、車掌は弁護士のチケットの検札も行う、犬まで連れて、籠に入れてと、違反ですと、しかも、彼女もまた二等のチケット、言い合い、弁護士のマントを取り出して脅す女性、たまらずに逃げ出す車掌二人、娘と女性二人は座り込んで話し出す、ブラジル人の黒人娘は海が見たいのだと、なぜに、この寒い最中に、弁護士は海辺の町に依頼人が居て裁判に出かけるところ、車掌二人は隠れて語らう、このままではだめだと、上司は厳しい、今一人に何とかしろと命じて、一人が彼女たちの席に、弁護士は差額は払うと、車掌は僕一人ならばこのままなのだがと、美人二人に、弾かれている車掌、裸乃写真にも惹かれたか、斯くて一件落着だろうか、弁護士はブラジル娘に話して、一緒に行きましょうと、受け入れる娘、斯くて依頼人の待つ駅に到着、彼の車で、車の中で仕事はと聞かれてまた写真を、おののきの男、弁護士は男から依頼の内容を聞き出す、過去の交通事故、今になって、暴力を振るわれたと申し立てが、私は何もしていないと、向こうが脅してきたのだと、姪の結婚式の帰り道での話、裁判所、裁判官、原告、被告、それぞれの弁護士、暴力を振るわれたと、原告、男の車の中の話とは違う、さて、女弁護士、言葉の理論を展開、様々な言語、それぞれの解釈、言葉の空回りの現実、絶対の位置は存在しない、裁判官の困惑、前置きとばかり聞かされて裁判官のいらだち、何が言いたいのだとばかり、つまりは、酌量をと、穏やかな判断の裁判官、だが、決して受け入れないと男は罵り、暴れる、こうして、罰金は増えて、ついには警護の者に取り押さえられる始末、車の中、許さないと男、彼は漁師、あの裁判官を懲らしめるのだと、こうして彼らは女弁護士の知り合いの屋敷に、林の中、屋敷の主人が現れて、テーブル、ワイン、何も語らず座っている妻だろうか、女、酔っぱらう漁師、傲慢、強引、女たちから列車の中の車掌の件も聞いて、始末すると、屋敷の主人の弁護士に問われる、どうやって始末するのだと、だが、何も手はない、只にやっつけるとばかり、おかしさ、滑稽、女たちは海に向かう、列車の中、またあの車掌が、人の良い、上司ではない車掌さん、どこまでと、車掌は島の方がすばらしいと、果たして、降り立つ二人は、車掌の言葉に乗って島に向かう、漁師は己の島に、酒場、ばくちと酒、酔っぱらっている漁師、さて、車掌ら二人、始まりの列車の二人は、休暇で出かけようと、一人は女二人と語らって居たからきっと彼女たちもやってくると、彼女たちの行き場所に赴きたい、今一人の上司は決心がつかず、やっとの事で、出かける、これまで、列車の中、裁判所、屋敷、車の中の映像だったが、今、海、白い船、すばらしい映像です、車掌二人、乗り込んで、島、カフェ、後から現れる女二人、漁師と再会、車掌たちも、が、なんと、驚きの人物までもやってくる、娘の雇い主か、プロデューサーの男、楽譜、彼はブラジル娘に歌わせたいのだ、ピアノはどこだと、町の講堂に、斯くて皆が講堂に、祭りの準備で練習する村人たち、そこに彼らが、連れ来たった女教師は弾けない、歌えないブラジル娘、聞き入り、見つめる女弁護士、裁判ではブラジル娘が見つめていた、聞いていた、車掌の一人はギターならばと、コードを合わせて、町の神父がやってきて彼ならば弾けると、こうして、ピアノ、ギター、打楽器、演奏が、ブラジル娘は衣装に着替えて踊り出す、歌い踊る人々、楽しさ、希望、絶望、幻想、単なる酔いにすぎないだろうか、当てもなく、翌朝、村の記者がプロデューサーにインタヴューに、そこには冴えない車掌が一人、彼は歌が旨いと、きっとアメリカで使えると、誘う、契約だと、どこまで本気なのだろうか、浮かれてしまう車掌、飛行機、今一人の車掌は、女教師と関係が、黒人娘は灯台の下、寂しい海、孤独、悲しみ、この姿、表情、存在、哀しみ、始まりの孤独な様良いから、未だお尻は落ち着かずに、最果てに、一人、アメリカ大陸の反対のヨーロッパから見た海、ここは果て、何が有った、逃れてきた、夢見てきた、何も、戻るしかない、弁護士女はどこに、飛行機の中に居たろうか、黒人娘が走って戻る、飛行機、斯くて契約だと煽てられた車掌の座る席はない、娘が乗り込んで降ろされてしまう車掌、飛行機は飛び去っていく、小さく見えるライトの灯り、飛行機は去った、残されて、車掌、始まりの黒人娘の落ち着かない、移動が、動きが、人々に伝わって、今、車掌が、どこに、契約がなくなったのならば、仕事が、車掌の仕事が、時間が、時間に間にあわせて列車に乗らなくては、走る走る、漁師の船に、出会った大型船に乗り込んで、が、引き潮で中途までしかいけない、叫びの車掌、愚かしさ、そこに小舟が、しかし、反対方向に船が進む、引き潮で船が動けない、降り立てるところまで来て、走る走る、海の中、浜辺に、長靴を脱いで戻して、走る走る、ぬかるみ、車道に、果たして、彼はたどり着けるのだろうか、どこに、駅に、列車に、それぞれの人々はどこに、女たちは、それぞれにまた違った道を行く、空回りして、出会い、再会、別れ、走る走る、おしりの落ち着ける場所は無い、客も、車掌も、漁師も、時には裁判に呼ばれて、弁護士も移動、皆が移動、講堂でも、ダンス、歌、座っても一時、飛行機だって、降ろされる、言葉など、契約など当てにならない、言葉の空回り、肉体の、存在の空回り、孤独、仕事だって、判らない、いつ何時、この空回りに巻き込まれるか、ラストの、車掌は、どこに向かっているのだ、仕事か、家族か、はたまた、違った夢の中か、始まりの黒人娘のごとくに、日常とは、近代とは、この空回りのことなのだが、お尻の落ち着く場所はなく、走る走る、

 

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売春や鶏卵にある掌の温み

2023-09-15 04:52:47 | 俳句

売春や鶏卵にある掌の温み
                           鈴木しづ子

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露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す

2023-09-14 05:31:49 | 俳句

露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す
                           西東三鬼

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ⅭⅩⅩⅥ「Kfc」2016を見る、聞く、     『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/9/13

2023-09-13 17:03:24 | 映画

ⅭⅩⅩⅥ「Kfc」2016を見る、聞く、     『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/9/13

  小屋の中、男が、人を嬲る、詰る、肉を囓りながら、そして、刺す、血まみれの人物、殺人、男が路地を歩き、大通りに、そこにトラックが、倒れ死する男、彼らの、関係は、何も解らない、なぜに人が殺された、トラックの運転手は、男を狙っていたのか、偶然か、殺人か、事故か、判りはしない、バイクのカップル、後ろに座り、抱きつき、何か虚空を見つめる女、事故、二人の死、そこに救急車、倒れた二人をを乗せて、疾走、救急車の中で、手当てしているのか、肉を漁っているのか、医師とも、殺し屋とも、連れ込んだ小屋、死した女を抱く救急隊員、草原、廃墟、爆破、炎上、街中では、凶器での殴り合い、殺し合い、銃撃、銃弾、昼日中、子供達の、追っかけ、盗み、一人の少年が、追いかける少年達に嬲られて、そこに襲われた少年の相棒か、襲う子供らを追い立てて、襲われた少年と太った少年、家族、果たして、学校は、会社は、日常生活は、病院は、トラックの運転手、飛び出して、男を倒す、前半のシーンに繋がるのだろうか、映画の時制は、あるいは、誰かの幻想世界、ならば、誰の、私の、私たちの、夢世界、いや、現実なのだ、この血まみれの世界こそが、現実なのだが、日常は、何かに、隠されて、こぎれいに、生活されて、しかし、現実は全くの、戦争世界、関係らしい、関係が無いのだ、殺し、血まみれとしてしか、関われない、肉に食いつき、だが、何の肉だ、獣か、人か、体液を飲み干し、肉あさり、体液あさりの、機械仕掛けの世界、吊された娘、拷問、血まみれ、肉を、舌を切り取られて、実験室の様な、小屋、捌きの部屋、だが、どこもまた、こんな廃墟の、実験室の、屠殺場の、世界、ヘルメットの少年、少女か、運ばれる肉食品、家族、料理、口の中、現れる舌、人々の肉が、捌かれて、商品とし出回って、楽しいです、この肉あさりを生き抜いて、行かなくては、どこまでも、どこまでも、バイクの男女は、疾走します、軽快な、心地よい、音楽に乗って、どこまでも、どこまでも、過去の死は、夢世界、いま、夢から覚めて、走る走る、いや、死した、食いちぎられた、者達が、最後に夢見る、疾走シーンとも、軽快に、軽快に、快楽です、

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骨壺をはみだす骨やきりぎりす

2023-09-13 06:05:32 | 俳句

骨壺をはみだす骨やきりぎりす
                           杉山久子

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鬼やんまとんぼ返りをして去りぬ

2023-09-12 04:35:56 | 俳句

鬼やんまとんぼ返りをして去りぬ
                           田代青山

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対岸は輝きにけり鬼やんま

2023-09-11 05:51:34 | 俳句

対岸は輝きにけり鬼やんま
                           沼尻巳津子

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札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf